日経新聞の一面にめがねをかけた和服姿の男性が将棋をさしているモノクロ写真が22日に掲載されていました。 普段なら一面を飾る内容は「厚生基金給与額引き下げ」とか「年金積み立て不足」とか「内閣支持49%上昇」などの固〜い見出しと記事文だけなのでみょうに印象に残っていたのです。 あらためて見てみるとその将棋をさす人物はあの将棋界の羽生善治四冠で記事タイトルはネットと文明“時代進める「知の修羅場」”というなんとも不思議なものでしたぁ。 以前から不景気やネット対局の普及で会社帰りのサラリーマンが、親しまれていた町の将棋道場に平日の夜立ち寄らなくなり閉鎖に追いやられるという事態は聞いていました。 今やネットに関して羽生さんは「知の高速化」と表し“将士への道は従来の半分で済むことも”と記事にかかれていました。 インターネットを通して世界中の将棋のプロ・アマ問わず修羅場対戦の戦法がコンピューターに蓄積、公開することによってどんどん共有情報として開放されていく世の中になっちゃったてことですねぇ。 日本伝統の代表的なイメージがある将棋の世界にもインターネット普及わずか10年にもかかわらず、大きな変容をもたらしているんですね。 近頃ゴルフ界、テニス界、卓球界、平成生まれの若者達が大活躍する姿を目にする機会がグ〜ンと増えました! これからは、格式伝統ある世界にも平成の若武者達が次々に名乗りをあげてくることでしょうねぇ〜。
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