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NO146 もう ど・う・に・も とまらない!平成の若武者達。
2005/08/30
日経新聞の一面にめがねをかけた和服姿の男性が将棋をさしているモノクロ写真が22日に掲載されていました。
普段なら一面を飾る内容は「厚生基金給与額引き下げ」とか「年金積み立て不足」とか「内閣支持49%上昇」などの固〜い見出しと記事文だけなのでみょうに印象に残っていたのです。
あらためて見てみるとその将棋をさす人物はあの将棋界の羽生善治四冠で記事タイトルはネットと文明“時代進める「知の修羅場」”というなんとも不思議なものでしたぁ。
以前から不景気やネット対局の普及で会社帰りのサラリーマンが、親しまれていた町の将棋道場に平日の夜立ち寄らなくなり閉鎖に追いやられるという事態は聞いていました。
今やネットに関して羽生さんは「知の高速化」と表し“将士への道は従来の半分で済むことも”と記事にかかれていました。
インターネットを通して世界中の将棋のプロ・アマ問わず修羅場対戦の戦法がコンピューターに蓄積、公開することによってどんどん共有情報として開放されていく世の中になっちゃったてことですねぇ。
日本伝統の代表的なイメージがある将棋の世界にもインターネット普及わずか10年にもかかわらず、大きな変容をもたらしているんですね。
近頃ゴルフ界、テニス界、卓球界、平成生まれの若者達が大活躍する姿を目にする機会がグ〜ンと増えました!
これからは、格式伝統ある世界にも平成の若武者達が次々に名乗りをあげてくることでしょうねぇ〜。


NO145 朝からドッキリ!。オニヤンマと柱時計。
2005/08/29
朝方、2階のバルコニーの窓ガラスに小型の黒いラジコンヘリコプターのような物体が浮上し空中に静止していますぅ!驚きました〜おにやんまでした。
体長12センチ日本で一番大きなトンボです。調べてみたら約5年間水の中で生活して成虫になるのだそうです。4枚の羽根を大きくひろげて空中に垂直に浮上する様は感動ものです。
朝から感動して1階におりていくと、今度は柱時計の分銅の鎖が切れてドカ〜ンと垂直に落下しがっくりです。
気分も朝からあがったりさがったりと乱高下気味ですぅ!
早速、柱時計を直してもらおうと、10年前に遠くから一度直しに来てくださった岐阜県の職人さんにお電話したら廃業とのこと。もう1箇所の若弟子を連れてきた頑固職人さんにお電話したらまたしても廃業〜。購入した元受けにお電話したところ、「今柱時計修理の職人さんが老齢化して廃業してしまうところが非常に多くて困っています。お探しはしますがねぇ・・・。」
何だ!なんだぁ!これじゃぁこの歌はなりたたなくなっちゃう。♪大きなのっぽの古時計 おじいさんの時計100年いつも動いていた ご自慢の時計さ ♪
柱時計とともによりそってくれる家族がいないとアナログ時計は生きていけないのです。だからこそ家族同様、親しみと愛情を深く感じるんでしょうね。
チクタクチクタクと息を吹きこんでくれる職人さんが早く見つかるようにと願っていますぅ!
それにしてもこんな身近なところでも老齢化問題を聞くなんて思ってもいませんでしたぁ・・・。


NO144 昔の名前で出ています。“リバイバルキャラクター達”。
2005/08/28
朝夕、すっかり涼しくなってきましたねぇ。今週までが気分として夏とのお別れでしょうか。
朝、新聞に目を通すと“ボンカレー、37年ぶりのお母さんに松坂慶子さんへ”の記事が郵政問題より先に目にとまりましたぁ。
1968年に発売されたボンカレーの顔といえば今だ沖縄で根強い人気があるボンカレークラシックパッケージのあの“琴姫七変化の琴姫様”松山容子さんです。若い人には名前を知らないまでも大塚食品のレトロなボンカレー看板の中で着物姿で笑顔を浮かべ微笑む昭和のお母さんといえばご存知でしょうかぁ?。
一人の女優さんのお顔で37年のロングセラーとはなんともすごいコトですぅ!
先日は、八重洲ブックセンターで1988年に絶版され今年4月に復刻になった絵本“ちびくろ・さんぼ”とらとバターのお話をなつかしく手にとりました。
世界的な黒人差別解消のうねりで姿を消した絵本でしたがもう17年も経ってしまっていたのですねぇ〜。1953年発売当初から子供達に親しまれていたかわいらしい真っ黒なサンボが真っ赤な絵本の中でカサをさし、そのまわりで黄色いトラがぐるぐるまわっているなんとも目だつポップな絵です!
世の中は移りにけりないたずらに・・・・。
そういえば2003年には1958年にトリスウィスキーのキャラクターで登場したアンクルトリスも22年ぶりにコマーシャルに帰ってきていましたねぇ〜。
近頃では「リボンちゃーん、リボンジュースよ、リボンジュース」「ウーン、リ・ボ・ン・・。」のあの1957年生まれの赤い大きなリボンに赤い服のリボンちゃんも帰ってきましたぁ。よくぞご無事で。1999年に姿を消して以来です。
なんだかこれから先も消えたと思っていた顔がポツポツと商品とともに帰ってきそうな気配ですよ〜。

♪ 帰ってこいよ、帰ってこいよ。帰って〜こーいよぅ♪


NO143 夏太りはいけません!秋まで必ずヘルスメーター。
2005/08/26
台風11号がようやく午前9時には太平洋へと抜けていきましたぁ!よかったぁ、わが家は何事もなくほっといたしました。未明には雨戸にふきつける強風と雨音でとても眠れませんでした。
朝6時頃TVニュースを見ると恒例の新宿駅南口の中継。「普通列車が止るのじゃないかと2時間早めに出勤しました」と朝から気合が入ったサラリーマンの力強いお答え!
私も思わずピリッとして駅に向かいます。オォ〜強風に長い髪はボサボサのOLさん達、ワイシャツとネクタイが波うっているお父さん達、大きなスポーツバッグをかかえた学生さん。皆さん台風が過ぎ去る情報を得て、一斉に会社、学校部活へと突進して行きますぅ!。
電車は混乱40分待ち、電車の積み残しも多数の大ラッシュ、それでも大勢の方々が突進して行きます。
日本人の勤勉さってすごいですねぇ〜。あらためてそう思いました。
しばらく台風の間、マナーモード状態になっていた蝉達も
鳴き声が解除されて一斉に鳴き出しデシベル音があがる程に気温もあっという間に31度に逆戻りです。暑〜い!
どうせなら、私にだってあっという間に戻したいコトがありますぅ。それは“夏太り〜”。食欲は夏に絶好調なのです。
気合の入った新宿のサラーリーマンさんを見習い、秋まで毎日、ヘルスメーターとにらめっこです。
そうそう、ヘルスメーターは持ち歩けないので、お願いです!秋までに体脂肪率、体重、健康チェック機能可能な“シニア携帯電話”を開発してくれませんか〜。
「でもさぁ、携帯ってむずかしいんだろ?なぁんだ〜簡単じゃないかぁ〜。」


NO142 昔“エコノミックアニマル”今“コミックアニマル”
2005/08/25
ゆっくりと強い台風11号が今夜やって来ます。不気味ですぅ!大きな被害が出ぬよう祈ります。
午前中、テレビには夏休みを一週間減らし今日から2学期開始をむかえた葛飾区の中学校の生徒さんの登校姿が映し出されました。
笑顔もなく憮然とした表情がとても印象的でしたぁ〜。
世界ランキングでの日本学力低下がゆとり教育の大議論を巻き起こしましたねぇ〜。
日本の将来にとっては“人口減少”と若者の“学力低下”は大問題なんでしょうけれど、学生さんも大変そうです。
今の小学生達を見ていても、学校でクラブ活動、帰ってくるとすぐに塾や習い事。毎日があわただしく、すっかり疲れきって寝てしまうイメージがとっても強くて、なんだか可哀想で自由時間ってどれだけあるんだろうなんて思ってしまいますぅ。
日経新聞掲載のアンケート調査では5時間以上あると答えたのは小学生で43%、中学生で42%、高校生で34%、2〜4時間は、それぞれ43%、47%、46%、ほとんどないは14%、11%、20%なんだそうです。
でも時間だけでいわれても仕方ないんですね!やはり内容ですよねぇ。
日本人が“エコノミックアニマル”と呼ばれ一丸火の玉となった“猛烈”な高度成長時代からその反動としての地方回帰やゆとり志向が生まれました。
昨今にいたっては“スローライフ”が本格的にもてはやされるようになりましたねぇ。
これから将来、誰もが皆がゆとりをもって“スローライフ”を楽しむ側になるなら、そのサービスを提供する側は“猛烈”な競争を勝ち抜くプロを目指すコトになります。
“ゆとり”と“猛烈”はいつも仲良しですぅ!
昨日、未来都市秋葉原の街で見た光景はかっての猛烈に働く“エコノミックアニマル”の姿ではなくアニメ本を何冊も脇にかかえる世界に轟く“コミックアニマル”の若者達の姿でしたぁ・・・・。


NO141 つくばエクスプレス開業!アキバはクール。
2005/08/24
つくばエクスプレス開業!秋葉原にやってきました。
お昼近く、すでに入口はずらっと長蛇の列。大勢の駅員さんがあわただしく動きながら応対に追われておりました。
あまりの混雑に今日は電車に乗るのは諦めましたぁ!。しかし当日開業で秋葉原の街中が大いにもりあがっていると思いきや、まったくといって何も見ることができませんでしたねぇ〜。
今日のアキバはとてもクールです!
秋葉原は今やすっかり電気街から電脳街へ変身してしまいましたよねぇ〜。同時におたく文化も“クールジャパン”などとすっかり新しい日本文化となり、どの店に入っても多くの外国人がフィギュアなどを買い求めている姿を見るのは当たり前の光景となりましたぁ。
世界拠点として24時間世界とつながるITセンターの秋葉原と“陸の孤島”と呼ばれていた、世界有数のつくば研究学園都市がわずか45分で結ばれたのです。
首都圏にできたあらたな動脈が波及効果3兆円を生みだすというのですからビッグプロジェクトですねぇ。〜
開業後30年間では約24兆円の経済効果試算がされていて国内で最大規模!この整備計画がはじめから宅地開発と一体したプロジェクトだからです。
でもだいじょうぶなんでしょうかねぇ?人口減少と都心回帰の影響は?
これは実際電車に乗って見に行くしかありませ〜ん!
これからの新しい楽しみがふえましたぁ。

(NO36 アキバはクールジャパン 4月25日)


NO140 違っていました!まぼろしの“標準世帯”
2005/08/23
“夫と妻、子供2人”夏休みに街中を歩いているとなにげなく目にする家族連れ。ファミリーレストランでも、映画館でも、観光地でもどこでもみかけるごくごく一般の家族連れ。
先日もお近くに引越しされて来たご家族が皆さんでご挨拶にいらっしゃいました。素敵なご家族でした。
私などは、一般の標準家族のイメージにはなんの疑問もなく考えもしませんでした。
このところ少子化による日本の将来を不安視するニュースが大きくクローズアップされたコトもあり、日本の一般家族の割合って本当はどうなってるの?なぁんて思っていました。
驚きましたぁ!なんと実体は“夫婦と子供から成る世帯”は全世帯の32%、2007年には“単身所帯”に追い越され、2010年には成人人口の過半数は五十代以上。小さい子供のいる世帯の減少、結婚しない子供と親が暮らす高齢化家族(日経流通より)というコトでしたぁ。
住宅の外からは住人が見えないコトもあって特に気にもしていなかったけれど、あらためて数字で示されると、本当に日本は変わっていくんだぁと思います。
“標準世帯”の定義もがらっと変わってしまうんですねぇ。都心でもファミリーレストラン、ファミリーセール、ファミリーイベントなど、このファミリーマーケットがすっかり脇役になっちゃうんでしょうか?




NO139 “コーヒールンバ”古くてあたらしい70年代風喫茶店が。
2005/08/22
日中、街中で長時間にわたってゆっくりおしゃべりする場所って皆さんどこにいかれていますか?
ホテル、カフェ、ファミリーレストラン、ファストフード?
今日、私は銀座松坂屋近くのカフェベローチェ、その後カフェーパウリスタ(もうすぐ100周年)のはしごですぅ。今年になって老舗の喫茶店が次々に惜しまれながら街から姿を消しています。ところが同時に昨年から新しい70年代喫茶風の店舗が、都心、郊外にどんどんできはじめていますぅ。
2007年に向けて団塊の世代にターゲットを合せ、例えば、和風のおちついた木目の内装やタタミを使用したり、蔵づくりの庭付きなど、かんじんなコーヒー豆や抽出方式にもこだわりをもったお店を多くの企業がそれぞれの特徴を出しながら展開していますねぇ〜。
“コーヒーのこだわりとゆったりしたどこか懐かしいデザイン空間でのんびりした時間を過ごせる場所”。この古くて新しいスタイルが共通点。
今や“コーヒー”が癒しとくつろぎの重要な存在になっています。ファストフード各社もコーヒーは本格志向で勝負をかけ午後2時から5時のランチ時間を侵食するコーヒー店に対抗。
新たな“コーヒー戦争が火ぶたを切ったのです!
“コーヒー”は70年代に喫茶店にいりびたっていた団塊世代にとって、すっぱくほろ苦〜い出来事を思い出させる飲み物かもしれませんねぇ。


NO138 日本の夏。キンチョウの夏!。
2005/08/21
帰国ラッシュピーク、夏休み海外組が成田に一日、約5万1千九百人到着!
世間のにぎやかな夏休みも終焉に近づいていま〜す。
庭の桜の木には、20匹以上の蝉が残り少ない夏を惜しむ様に精一杯、一斉に鳴いています。大音響が鼓膜を震わすほどの蝉の木となり果てていますぅ!。
騒がしい夏の終わりにさらに輪をかけて日本が騒がしくなりましたぁ〜。
突然、落下傘でやって来たヒト!若者の浮動票をかっさらうヒト!テカテカいつも光っているヒト!テレビでこんな表現が踊りましたぁ。
またまたライブドア堀江社長さんの毎日のテレビジャックですぅ。
今年の寒〜い2月に日本に日本放送M&Aの話題でいきなり登場し、その結果、日本の企業防衛策があれほどまでテレビで真剣に語られるきっかけになりましたねぇ〜。
こうして2005年の始まりはテカテカ社長さんが落下傘からいきなり降下するごとく突如登場することによって日本M&A元年の火ぶたが唐突にきられましたぁ。
テカテカ社長さんがテレビに映るたびに思うコトは、これから2006年にむかって日本に登場する聞きなれない横文字が同じように唐突に世間のあちらこちらで騒がれるようになるのだろうなぁ〜なぁんて。
ホワイトナイト・マンハッタンディフェンス・ゴールデンパラシュート・スーパーマジョリティ・ティンパラシュート等・・・。M&A(合併買収)用語が日本で花盛りに。
いつも思うのです。夏祭りに打ち上がった花火の終わったあとはちょっぴりさびしさが残りますねぇ・・・・。
でも、日本のこの夏は、天災も経済も政治もなんだか緊張の夏ですねぇ〜。


NO137 ウララ ウララ 占い市場は50億。
2005/08/19
夜のライティングされたレインボーブリッジの頭上に巨大な黄色い月が幻想的な光を放っています。むせるような暑い夜を車で走り抜けても、眼目のイエロームーンは、高速道路上の視界から消えることはありません!すごい存在感です。月は女性にたとえるぐらいとっても神秘的で気になる存在です。
日本人って神秘的な話って大〜好きなようですねぇ。
朝のテレビ番組の中には、星座占い、血液占いなど、その日の運勢が天気予報のように当たり前に毎日発表されています。携帯サイトを覗けば数えられないくらいの占いサイトがひしめいていますぅ。
パソコンのオンライン占いにいたっては、今や50億市場!女性に大人気なんですね。1人が一日に数回、色々な手法の占いにアクセスするものだから飽きも早く、160のサイトのうち3割が休眠状態なんだそうです。
有料サイトとなると、幾通りもの回答パターンを用意し、占い項目を頻繁に更新しないと、そっぽを向かれてしまいます。心の迷いの回答を何通りも新しく創り出していかないとヒットにはつながらないんですねぇ。
これほど占いマーケットは圧倒的に女性にささえられているのですから、いったい一人が毎日何回自らを占うんでしょうかぁ?
私などはブックオフなどに行き、10年前に書かれた“10年後の日本”的な将来予想本を見開き、現在、当たっているか、はずれているのかを検証するほうが愉快ですぅ。
ちなみにダニエル・レビンソン“人生の四季”(南博訳講談社刊)によると人類進化の歴史の中で45歳以後の人生をものにしたのはつい最近のコト。したがって熟年期のライフスタイルや生活目標がどうあれば良いか知るためには今後2000年から3000年はかかるのだそうです。
ひゃぁ〜、これじゃぁ長過ぎて検証のしようがありませ〜ん。


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