OH〜〜!!ド・ド!ドラエモン!!ドラエモンおやじ!!
次から次に出てくるわ!出てくるわ!ちょっとおしゃべりし始めたばかりなのにぃ・・・・・・。
“TAGOSさん、おい出よぅ!”先日のこと、20数年ぶりにお電話が入り、お呼ばれして新宿で会社経営されているお人のもとに立ち寄ったのでございます。
還暦はと〜うに過ぎているというのに、TAGOSが席にすわってしゃべっている数分間、激しくすばやく動き回るのなんのって!。
しゃべり方もババババン、ま〜るで機関銃のよう!んん〜20数年前とちっともかわらないエネルギッシュなお方!。
自ら昭和52年(1977年)に起業。40代で奥様と死別され、お二人のお子様を立派に男手一人で育て上げながら、シャチョさんとしてずっと頑張り続けているお人でありますぅ。
20数年ぶりにあって、とりあえず変わったことといえば髪の毛がまっ白白に変色したことだけでしょうかぁ・・・・・・。
“昨年までタイへ〜ン!んも〜赤字続き!ようやく今年にわずかだけど黒字転換したんだけどねぇ・・・・。毎年、綱渡りだもん!助けてぇ〜”ヘル〜プ!!
その日の20数年ぶりの出会いのおしゃべり時間はなんと15分のみ。それでも内容は濃縮コンクジュースされておりましたん。
おどけながらも真剣に屈託なく!そしてありのままの会社の姿を喜怒哀楽の表情で語りながら・・・・。
“TAGOSさん、今度新年会やろう!毎日、僕出張しっぱなしだから今決めなければ、予定決まんないからねぇ〜。は〜いTAGOSさん!この日どうよ?”
パソコンをたたきながら、ノートを見ながら予定日を導き出しているぅ・・・・・。
“TAGOSさん、決まりぃ!再来週夕刻6時半ね!このビルの10階の居酒屋で待ってるから”
2週間後、やって来ました!再訪問。ビル3階のオフィスにシャチョさんを尋ねると、社員の方が“社長は10階で先にお待ちしています!”
ビルの外から10階のテナント掲示板をみた限りでは、居酒屋名もないしレストラン名もさっぱり見当たりません!
う〜ん、ひょっとして秘密クラブかも?いぶかりながらも、期待しながらもTAGOSはエレベーターで10階まで昇りきると、あれれ、そこは最上階。
おやぁ?やはり店なんかどこにもありゃしない・・・・・すっかり暗くなって雪が降り出しそうな屋上の細い通路を奥へ奥へと。
一番通路奥、閉ざされた鉄扉の正面に、シャチョさんの会社名が!オッ、ここかぁ?ピンポンピンポン。。。。。。
ドアチャイムを押すと、“どうぞ〜入っておいでよぅ!”開けてビックリ!!そこは居酒屋でも、レストランでもない台所といったらいいのかん?
そこに見たものは、台所で包丁を持って、あわただしく御料理したくをしているシャチョさんの姿。そこには、もう一人見知らぬ若い男性が。
そして、さらにびっくりしたのは、この場所は結婚相談所でもあると後からシャチョさんから聞かされたことでございますぅ〜。
そうそう、思い出しましたぁ!20数年ぶりにあったこのシャチョさんは、とってもユニークなお人だったことを。
とにかく人と同じことをすることが大嫌い!半導体をあつかう会社がここまで生き抜いてきたのも人と同じ方向からず〜っと決別してきたからこそ!
“人を楽しませることが大好き”で、自分をいつも本気でさらけ出してきたお人。
んまぁ〜おどろきまあしたぁ!びっくりしましたぁ!!10階の居酒屋さんで新年会なんて言っておきながら、それをしっかり裏切って自らの手料理で、最高のおもてなしをしようというのですから!。
もう一人の見知らぬ若き男性は、久し振りに訪れた甥ということもわかりましたぁ。
やがて、結婚相談所のオバサマや、社員の方々も数人加わって。
次から次に出てくるわ!出てくるわ!ちょっとおしゃべりしはじめたばかりなのにぃ。
お酒の種類、食材、とにかく全国歩きまわっておいしいと自分で思った魚。肉。野菜。貝類などの珍しい食材を厳選手料理。さらに健康食品から非常食まで、うんちく付きで机に次々にひろがって行くぅ!
そうそう、このシャチョさん、今日の昼まで、ず〜っと出張していてたぶん寝ていない!
それなのに、お料理を自らドンドンと作りながら人の喜ぶ姿でまた燃える!!大きな声で俄然元気が良くなってくる。
すご〜い!なんだか、この方、人の喜びを充電して発電し続けているようなお人だねぇ〜。
TAGOSはあらためて学んだのであります!こうして自分を、さらけ出せる人って顔は決してたった1つではないということを。
地味〜でレトロな表現をすれば「七色仮面」
♪ 七つのかおの おじさんの ほんとのかおは どれでしょう
そして千恵蔵さんが七変化の活躍をするという痛快無比な面白さ「七つの顔を持つ男」多羅尾伴内の名セリフ。
「ある時は○○、またある時は××、しかしてその実体は……!(名乗りを上げる)
往々にして年齢を重ねるとともに、いつしか本当の自分を1つの顔にはめこんでしまい、その顔につけたマスク1つが楽で良いと思いこんできませんかぁ?
いつしかそのマスクが皆に認知されて、はずせなくなってくる。
ところがどっこい自分って1つのマスクだけで表現するには所詮無理があるんですねぇ〜。それって実はとても疲れます!
いやいや、例えば誰でも、苦虫をつぶしたような自分!お茶目な自分!まじめな自分!遊び好きな自分!なまけものの自分!気ままな自分・・・・・。
それってぜ〜んぶ自分のもっている七色の顔なのに、自分自身なのにぃ!自ら、その顔が自分ではないとかたくなに拒否し、さらけ出すことが怖くなってくる。
常に人がどう思ってやしないかと!やがて顔があるようなないようなコクーン状態になって・・・・・・。
20数年ぶりにあったこのシャチョさんと会話している間に七色のレインボーがみごとにTAGOSのハートにかかりました!
これからはTAGOSも実践 ある時は○○、またある時は××、しかしてその実体は……!
♪ 七つのかおの おじさんの ほんとのかおは どれでしょう〜
☆Karma
Chameleon
http://www.youtube.com/watch?v=btRpokScYxs☆True
http://www.youtube.com/watch?v=6e4WLdLNajs☆七色仮面の歌
http://www.youtube.com/watch?v=R5eD7EDgVtc