2007  3月

NO518 ハァ〜シビレチャッタ〜よ。スーパーヒトシ君のいた昭和。
2007/03/29
“ツイていないねぇ〜今年は!本当にツイていないワ〜今年は!” 
“ウ〜ン今年は薄くてちょっと淋しい・・・。”
お寺の境内近くに多くの中高年がゾロゾロ集まって来てはボソボソっとそう口ずさみながら皆さん同じように天をボーっと仰ぎ見ております。
オォ〜なんだぁ!ここのお寺は!
今年早くもツキからとっくに見放された中高年集団駆け込み寺なのかぁ!!
んまぁ〜皆が一斉に天を見上げるその先にあるものとは300歳を越すであろう高さ15m、幹の太さ5m、枝の広がりが天空をおおうかのようなウバヒガンシダレと呼ばれる巨大な枝垂れ桜が満開を迎えていたのです。
なんとももの凄い生命力溢れる太い木から幾重にも垂れ下がる枝に咲く桜の花が風に揺らいでいる光景は圧巻!
そうそう今日などはソメイヨシノは靖国神社が満開!上野公園や千鳥が淵は5分咲きでしたね。
しか〜しこの寺に毎年楽しみして訪れる枝垂れ桜は例年とくらべて、花のツキ方もとても少なく色味も薄いのだそうです。
TAGOSのように初めて見るこの枝垂れ桜を見れば“いゃぁ〜本当に美し〜い”と思うのだけど長年に渡り1年に一度楽しみにいらっしゃる方々にはその枝垂れた様子が元気がないように見えているのですねぇ〜。
ゲロッパ! ゲロッパ!ゲロッパ!!
ウ〜ん?そこのあんたはジェームス・ブラウンかぁ!
先日、わが家のチビ助犬がソファーの上でのどをコクコクさせ調子が今一つだったのでしょうかぁ!
とにかくジェームス・ブラウン犬ゲロッパ!状態で可愛そうでしたぁ。
いやいや人間に限らず、桜だって犬だって日常どんな時も“元気”で“でスイスイと過ごすことなどなかなか出来ませんものねぇ。
ウルウルTAGOSの目に涙が溢れましたぁ!
あの昭和の高度成長期に大活躍した平均(たいらひとし)こと植木等さんが80歳で逝去されました。
まさに昭和は遠くなりにけりです。
そうそう故青島幸男さんのなんとも日常の辛さなど笑って吹き飛ばすあったかくて元気モリモリの作詞と大衆をとっても大切にして曲づくりを続けた華麗なな作曲家故宮川泰さん、そして植木等さんとの最強メンバーが放った1961年から1966年までの曲がクレイジーキャツの黄金時代でしょうかねぇ。
1966年には日本にビートルズが来日した時代、この頃にはドリフターズがビートルズの前座を武道館で行い3年後の1969年から“8時だよ全員集合”の時代がスタートを切ったんですねぇ。
♪子供はテレビにシビレてる 学生はマンガにシビレてる 国中みんなでシビレてる じいさん・・・♪
いやいや皆様!今シビレているコトってありますかぁ?
そうそう今打ち込んでいるコトですよ!。
カ〜ン カ〜ン夜な夜な響く五寸釘の音・・・・。
違う!違う!そりぁ〜呪いの人形じぁ〜。

☆シビレ節(1966年 クレージーキャッツ)
http://www.youtube.com/watch?v=UPzRfZZdlXE


NO517 地下室のメロディーが聞こえる。麻由さんライブ“蒲田の夜”
2007/03/26
♪この大空に 翼をひろげ 飛んでいきたいよ 悲しみのない 自由な空へ 翼はためかせ 行きたい♪
(1971年 翼をください)
バタバタバタバタ、いやいや重そうだぁ〜。しか〜しいつの間にやら大人の世界へと飛びたっていったようでございます!!
卒業式はこの歌を最後に全員で歌っての見送りなのでした。
昨日の日曜日、日中は雨風強い春嵐。息子の卒業式に参加したのです。
おっ?なんだぁ〜。
いやいや卒業証書を次々に受け取る若者をじっ〜と見ながらTAGOSはハッと気づいたのです。
家の和室にいつもデデ〜ンとのさばってテレビを見ていた我が息子の顔はそうそうあの丸ひげのカールおじさんだったのだと!
ふむふむ高校生の顔つきではなかったのだと気づいた時にはもう家から離れすでに寮生活へ。
これからスポーツ道を通して4年間先輩にボコボコボッコンにされながらも夢にむかって翼をパタパタはためかせることだろうなぁ〜と心の底でそう思うと父としての息子への一言“元気でなぁ〜”
そうして背中をチョチョンと押したその日の夜。
TAGOSはキネマの都“蒲田”をスーサンと行進しておりましたぁ。
♪つばめよ 高い空から 教えてよ地上の星を つばめよ地上の星は 今何処にあるのだろう♪
んまぁ〜いくら地上ばかり見ていても雨風吹いた春嵐の夜には星にはめぐり会えません。
ハ〜イ今宵は春の蒲田、花咲く蒲田の地下に出現するという太陽を求めてライブハウスS.W.Sへやってまいりました。
いやいやもうすでに満席でございます!!
ユニーク地球人でも予告していた“鈴木麻由さん”のライブには大勢のファンの方々が集まりました!!。
あっ!何というスピード!!すでに“癒しの音楽館”にスーサンが昨日のライブの状況を編集しておりますぞ!すごい!
いやぁ〜とにかく麻由さんの作詞がTAGOSは大好きです!!。
“世界が100人の村だったら”のTV番組を見て作り出された“天使の祈り”などまさに麻由さんの感性が際立ちます。
音楽って老若男女問わず人を結びつける大きな力があって本当に素晴らしい!!。

悲しみの祈りが空に向かい やがて雨となり地に注ぐ この雨はあの子等の涙 この雨はあの子等の命
それでも天使達は微笑む 必死に微笑む
(天使達の祈りより一部抜粋 作詞作曲鈴木麻由さん)

●さぁさぁどうぞユニーク地球人“癒しの音楽館”で日曜の蒲田の夜、地下でもりあがっていたシンガー麻由さんのライブをのぞいてみてください。


NO516 ふりむかないでぇ〜この道はいつかきた道?“公示価格”
2007/03/23
も〜よしてくださいなぁ!どこかの80年代風クイズ番組みたいなバブリ〜パターン報道映像は!!
“ええ〜そんなにするの〜高すぎるぅ!!”と叫びながら目をむいてのけぞる通行人。
そうそう銀座4丁目山野楽器前の路面にシールで一坪の囲いをつくりどこかのレポーターが指さして“まるごとハウマッチ?”的なニュース何回も見ましたよぅ〜。
桜もいよいよ開花し昨日の春分の日明け22日には日本全国の公示価格が発表されましたねぇ。
“全国の平均地価は16年ぶりに上昇!”
ひぇ〜とたんにゴールドマン・サックス証券が今年発表した“東京の山手線南部地域はマンハッタンに”
丸の内、渋谷などで再開発が続き、10年後には高層ビルが並ぶ高機能都市になるといるという記事が踊ります。
おいおい!そんな勝手なぁ!都知事候補の下町のナポレオンが怒るぞ!
そしてそしてさらにテレビキャスターが億!億!と連呼しながら都心超高層豪華マンションの映像を映し出し値上がりを知らせ、団塊の世代退職者が別荘地の軽井沢や那須をこぞって買っているというレポートをしながらこう言います。“これは果たしてバブルなのでしょうかぁ?”
さてさて春光天地に満ち、TAGOSはせっせと庭の雑草と戦っておりましたぁ。抜き取ってもあちこちから吹き出てくる雑草は1日気をゆるめるだけでいたるところからニョキニョキと・・・・。
ウン?これって!!今の東京近郊の街のようだぁ〜。
さぁてさて今から11年前のことでございました。
1996年南青山骨董通りからちょっとした街の変化が起こり始めたのです。
すでに昨年2/11オープンの“表参道ヒルズ”ができる10年前からここの商業地の価格はじわじわ上昇し始めていたのでございます。
それは根津美術館から青山三丁目、そしてフロムファースト通り、そしてキャットストリート、明治通り、表参道とどんどん飛び火してゆきました。
裏原宿ストリートの前身もこの頃からです。
第一の波大手日本アパレル大型店舗や海外日本提携店舗出店ラッシュが始まりやがて次の地に飛び火したのが2000年8月竣工の代官山初高層マンションアドレス以後の代官山周辺の大変貌が。
その当時はどんどん大型化する美容院、大型箱のレストランが地方からどんどん参入し、どちらかというと国産品というか日本ブランドがずらり。
この流れは次に大阪に飛ぶより先に福岡へと向いました。
2002年に表参道に直接海外ブランドTOKYO店が次々上陸して以来、もう今現在にいたるまでの流れは誰が見てもはっきり認識できるほど華やかになりましたが、この流れはすでに12年前からずっ〜と今まで続いていたのです。
2002年“丸ビル”が完成してから新ビジネス集積地が品川、大崎、汐留、六本木など姿を現し、そのたびごとにTAGOSはふらりと観察してきましたが、当時第一印象として感じたのが“いやぁ〜違う!まったく違う!ここは日本かぁ!”と思う新ビジネスマンの登場でした!
男女とも3つのボタン黒いビジネススーツに身を包み、ヘアスタイルもまったく違うビジネスマン!そこらのカフェでパソコンを打ったり、外国の方々と気軽に会話している姿はいやはや強烈でした。
んまぁ〜かっての丸の内や虎ノ門、新橋ビジネスマンの印象とまるで違っていたのがとっても衝撃的ではじめて“時代が変わった〜といやでも認識させられた瞬間でしたから!!
その時の空気感は閉塞していた日本に新しい何かが生まれているという刺激的なシャワーを浴びた時でもあります。
んまぁ〜こうして日常を元気に楽しんで生きようというTAGOSのモットーもあの時の彼ら若い世代達にも刺激をおおいにツンツン受けていたのです!!

☆ふりむかないで The Peanuts
http://www.youtube.com/watch?v=ZxnYBiSi_DE


●ユニーク地球人コラム NEW UPです。
サントガリア星からのメッセージNO13が届きました!!。“もてなしの心とこだわり料理”の奥深〜いお話です。


NO515 LaLaは新都心近郊生活者の合い言葉。“ららぽーと横浜”
2007/03/20
“来るんじゃなかったぁ!も〜電車賃返してよぅ!”“ゴメンゴメン、こんなに混んでいるとは思わなかったもの”
いやいや行列がズラ〜リと出来たグルメフード付近でやたら不機嫌な彼女にあやまる彼氏。
先週の水曜日15日にオープンした“ららぽーと横浜”はキーテナントの大丸・イトーヨーカドーの専門店を加えると店舗面積約9万3000uの約370店舗となる神奈川県最大のショッピングセンターなのです。
まだまだすごい混雑ですよぅ!
センター北駅からすでに20分程のララポート横浜に1時間に3本出るシャトルバスは乗り切れない人で行列をつくっておりましたぁ。
ハァ〜東急ハンズ・紀伊国屋書店・2400席のTOHOシネマなども入っているんですねぇ〜。
さぁてさて三井不動産はビル賃貸、マンション分譲に次ぐ第3の柱としてこれからも埼玉や静岡に大型SCを出店していくんですねぇ〜。
ウ〜ン大手不動産は皆同じようなこと考えています!
昨年から目だったものだけ上げてみても都心・郊外問わずドンスカドンスカとショッピングセンターがオープンしていましたよね!
2/11表参道ヒルズ、3/3アリオ亀有、4/20錦糸町オリナス、8/24横浜ベイクォーター、9/28ラゾーナ川崎、9/29成城コルティ、10/1神宮前b6、10/5アーバンドックららぽーと豊洲、10/29自由が丘Trainchi、11/18ダイヤモンドシティミュー武蔵小山、11/22柏の葉ららぽーと。
いやいや今回の“ららぽーと横浜”の巨大さはこの中でも飛びぬけた大きさでございます。
そうそう都心の大手百貨店も高齢化が進んでおり今のお客様だけではもう売り上げも先細りですからと生き残りをかけ都心近郊へと出店を決意したんです。
三越は武蔵小山、大丸がららぽーと横浜、そして高島屋は今年3/12オープンした“流山おおたかの森SC”におさまっております。
30代〜40代の若い家族層の開拓を狙っての激戦が都心から離れた新興住宅街エリアで勃発しているんですね。
んまぁ〜特に今回ララポート横浜出店エリア港北ニュータウン周辺は30代〜50代の人口増える有望地なんですね。
まぁ皆さん!整形でもしてしまったのか?
もうすっかり顔が違ってしまうんですから!
以前の顔つきなどちっとも覚えていませ〜ん。
風が吹くと砂塵舞いあがる開発中の多くの駅前が住宅開発とともにSCが現れると街の顔がすっかり変貌してしまう光景をTAGOSはどれほど見てきたことでしょうかぁ。
いやいやこの横浜市営地下鉄“センター北”にはすでに2003年3月にオープンしている阪急百貨店の“モザイクモール港北”があるし“iti(あいたい)”もある。
隣駅“センター南”にはリニューアルオープンして迎え撃つ港北東急ショッピングセンターがあります。
それにもかかわらずなんと4月21日には“センター北“駅前に地上9階地下2階の119店舗のパルコが運営する述べ床面積役142,000uの大型モールがまたまたオープンするんですねぇ。
駅前広場からペデストリアンデッキで直結するそのSC名は“ノースポート・モール”
やはり7〜8階はワーナーマイカルシネマコンプレックスで大型家電量販店や大型書店やフードコート等々・・・。
いやいや都心は3月30日の六本木ミッドタウンオープン、4月19日銀座ベルビア館、27日には新丸の内ビルと巨大商業施設はこれからもまだまだ続々だし、郊外は大型SCラッシュや増床等も、かってコンビニがひょいひょい出店していた時みたいです。
こうして郊外のあちらこちらで進む住宅開発の数と大型SCの強力タッグペアーはどこまでいってしまうんでしょうか?
2001年頃から声高に叫ばれた“都心回帰現象”もどうやら一段落し新郊外生活にもマタマタあらためて注目されるご時世でございます。

☆LaLa Means I Love You
(1968年 ララは愛の言葉 Delfonics)
http://www.youtube.com/watch?v=rSAps-fF0gI


NO514 ひとり上手と言わないで!あなたもきっと“劇団ひとり”
2007/03/16
もしもし“ご機嫌いかがですか?先輩!”
“TAGOSさん!劇団ひとりですよ!劇団ひとり!もう劇団ひとりなんですからねぇ!!”
先輩が携帯口からこうTAGOSに叫んだのです!
静かに押し寄せる“サクラ前線”の移動より先に嵐呼ぶ“人事異動前線”があちこちの企業で・・・・。
いやいや久しぶりに近況をお伺いしようとかけた携帯口でいきなり先輩から飛び出した“劇団ひとり”
んまぁ〜大組織で団結して突き進んでいた時代は花と散り、今や団員のいない“劇団ひとり”状態で個性を発揮し日夜活躍されておられる先輩のペーソス溢れるジョークなのでありましたぁ〜。
そうそう、そういえば今ってけっこう“劇団ひとり”状態の方々って多いんでは?
とにかく会社・友人・家庭など人と接するすべての関係をリセットして“ひとり時間”をとにかく大切にした〜い!というひとり上手がぁ。
“一日にあと2時間あったら何をしますか?”
2月25日の日経新聞にこんな記事が載っていましたぁ。
ふ〜ん、男女とも20代〜30代最も多かった答えは“寝る”でした。
50代〜60代は2割に満たないのだそうですよ。
ホ〜2位は世代問わず“勉強・読書”でございます。
ふむふむ3位は“趣味”4位は“映画”とありましたぁ。
こうしてみると気分転換の大切な“ひとり時間”って一日の中で大体平均2時間〜3時間内みたいですねぇ。
今やひとりお出かけをして癒されていた時空から自宅で一日の疲れをゆったり癒す“ひとり時間”へ。
いやいやこのわずかな貴重な3時間余りの“ひとり時間”という舞台で自作自演の独演会を家で演じる!
う〜ん、多くの方々が“劇団ひとり”を立ち上げあちこちの家で団員が増殖しているわけなんですねぇ〜。
おぉ〜珍しくみんなぐっすり寝てますよぅ!!
先日TAGOSが座った電車の対面席の全員が携帯や新聞・雑誌をまったく読む事無くぐっすり寝込んでいる光景を見ることに今や違和感を感じる時代!
なぁるほど!!“ひとり時間”貴重な2時間〜3時間内分に選択しなかった“寝る”という欲求はこういうところで満たしていたんですねぇ〜。
さぁて4月頃になると山野の樹陰に白〜いブラシ状のユニークな花を咲かせる“ひとりしずか”が見頃ですよぅ〜。

☆Goodbye−MARY HOPKIN 1969
http://www.youtube.com/watch?v=3OZ5QLWDeAQ

●アートなお部屋 豊月86歳の水彩画11点 NEW UPです。 どうぞご覧下さいませ。


NO513 いつ?そうなっていたの?春にこちらから御挨拶“日本橋・九段編”
2007/03/13
“ええ〜そんなにお金使っちゃうの〜!!ちょっと〜誰に買ったのよ〜”“えっ!えっ?自分のなの?それ!!”
ハ〜イここは日本橋三越本店の出入り口付近です。
いきなり女性2人の会話がTAGOSの耳をダンボにしたのです!
“この前ねぇ!ここでで自分用にチョコレートを2万5千円分買っちゃったのよねぇ〜”とおしゃべりする女性に連れの女性がなかば呆れ顔でとったリアクションでございましたぁ!
いやいやすご〜い!高級チョコレート何個分なんですかねぇ!コレって自分へのごほうびギフトってやつでしょうか?それとも自棄食いでしょうか?
さぁてさて日本橋三越はまだまだ地下は改装中だけど一階はだいぶ様子が変わりましたぁ〜。
メンズの小物類フロアの一角がググ〜ンと移動され女性宝飾売り場がデデ〜ンと化粧品と同じぐらいの場所を占領しております!
いやいや益々高級志向になって以前の日本橋三越のイメージに戻っていますねぇ。
そしてデパチカではなく2005年にどこのデパートでも次の話題になったデパオク(デパート屋上)のリニューアルラッシュから2年!
さぁて三越屋上のチェルシーガーデンは今どんなになっているのでしょうか?
オ〜オ〜、様子はリニューアルしてから外観などは変わっていませんねぇ〜。
う〜ん?いやいや違っている!ぼんやりした地味な園芸植物が置いてあると思っていたら見ればやたら値段がお高い!
そうそうこれは春蘭でございます。
日本橋三越は洋ランは有名ですがこうした日本だけでなく中国や台湾のものなんでしょうねぇ。
種類も多くさっぱり名前を聞いてもわからないものばかりです。きっと珍重されている蘭なんでしょうねぇ〜さすが〜越後屋です。
贈答用のおつかいものを買いにやってきたTAGOSは30分程デパチカのCLUB HARIEのバームクーヘンを買う長〜い行列に並んでおりましたぁ。
店員さんが順番待ちの女性客に頭を下げて“すいません、明日がホワイトデイなものですから”
あっそうかぁ〜!ど〜うりで!高級ブランドチョコレート売り場のどこにも男性客が大行列していましたよ!んまぁ〜ホワイトディもかぁ!チョコレート力恐るべし!
さぁてようやく日本橋三越を脱出し向うは日本橋室町開発エリアにある“福徳茶屋”
日本橋三越前新館・本館前は高さ100メートルを超える複合ビル5棟が平成21年の完成予定なんです。
今日本橋エリアが大きく変わっていくなか昨年12月8日に三井越後屋ステーションという日本橋文化の発信地が取り壊されてその後に出来た福徳塾。
そしてプラネタリウムと新形態ローソンが続いて15日にできたのだけど、そのちょっと裏手の三井6号館ビル一階に今年1月24日にグランドオープンしたのが日本橋文化の新発信拠点となる和風居酒屋“室町福徳茶屋”なんですね。
日本橋の老舗“神茂”から仕入れた具の昼食ランチ福徳おでんがおいしかったぁ〜。
デザートはお近くの鰹節の老舗“にんべん”のホカホカ特製かつおまんダァ〜。
にんべんならではの鰹と本枯鰹節、しいたけなどの特製日本橋限定饅頭なのです。
そんな饅頭にパクつく横では日本橋ではかって見た事のない光景がぁ・・・・・。
そう!東京発2007年〜2008年の秋冬東京コレクションのファッションショーが三井タワー前のプラネタリウム横でスタートを切りました。
大勢のファッショナブルな方々が大集合していました。なんともにぎやかです!!
いやいや3月にもなると、もう街中はどんどん新しい出来事が目白押しなんですねぇ〜。
日本橋新潟館NICOプラザでは3/12〜3/14日まで店頭でこう叫んでいますよ“赤い酒いかがですかぁ”
見たら本当に赤い!新潟新発田の蔵元が紅麹菌を用いて創ったワインのように赤い酒なんて珍しいですね。
日本橋高島屋前の1970年現在地出店の日本橋丸善も9日(金)に立派にオープンして変わらず創業者早矢仕さんのハヤシライスは健在です!
こうして日本橋エリアの小移動だけでもそこらじゅうで何かが始まっているのが体感できましたね。
昨日12日には流山おおたかの森SCが開業。3月15日には横浜ララポートがでっかくオープン。
18日にはPASMOがスタートするし浜松町から羽田空港までノンストップの快速もデビューですね。
東京の桜開花予測も18日でした。
30日には六本木ミッドタウン、東京駅グラン東京サウスタワー竣工と・・・・・。
あれ?いつそうなってたの?もう巷では変わるスピードが早すぎて風のごとくヒューっと吹き抜けていく3月でございます。
こうして追われるような日々は身体に悪いとTAGOSは靖国神社に先まわりして春に会いに行きました。
靖国神社の境内に東京都の桜開花の標準木が3本あるのは御存知のことと思います。
先回りしたにもかかわらずもうすでに咲いているサクラもあったけど標準木のソメイヨシノのつぼみはふくらんでもののまだまだわかりませんでしたぁ〜。
帰り際、靖国神社のお土産もの屋で“晋ちゃんまんじゅう““ちょい不良おやじ太郎ちゃん牛乳クッキー”“アッキーラッキークッキー”なんていうネーミングのお菓子・・・・・。
こんなのいつ売ってたんですかぁ?


NO512 豊月(ほうげつ)86歳が語る。3月10日は“東京大空襲”
2007/03/10
今日は62年目の三月十日。
常に心に忘れることの出来ないあの恐ろしい“東京大空襲”があった日です。
私は二十四歳結婚当時、山の手小石川小日向台町の小高いところに住んでいました。
すでに毎日のように出征軍人が戦地に行きました。
国民は銃後の守り備えとして、長い先のとんがった竹槍、火をはらう時の長い竹のはたきを作りました。
各町内、在郷軍人役員の指導によって水を入れたバケツを婦人、老人、子供達町内大勢のリレー式防火訓練。
竹やり、火はたきの竹竿を外に立てかけ、各家の軒下には家族の隠れる防空壕を掘り玄関わきに防火用水の用意万端。
そして常に訓練怠らず婦人は木綿のモンペ、腰には防火頭巾、手ぬぐい下げ、男子は木綿の国防色のズボンの下にゲートルを巻き、いつ敵が攻めて来ても休むにも起きるのもこの姿での緊張の日々。
時折、町内のサイレンけたたましく鳴り役員の灯火管制の知らせにすばやく防空壕に入り息をこらし生きた心地がしません。不安な毎日が続きます。
警報が解除を知らせ、恐る恐る防空壕より這い上がり高台より遠く見やる夜空を真っ赤に染め、燃え上がる不気味な光景・・・・・。
今日又沢山の尊い生命が戦争の犠牲となって消えていくのです。なんとも例えられない気持ちです。
そして又、思いもよらない三月十日、下町の江東区、墨田区、台東区、日本橋一帯目がけてのB29の大編隊は低空にて屋根すれすれに暗闇不気味な爆音と共に焼夷弾の投下。
降るが如く浴びせ、ものすごい勢いにて市民は逃げるすべもなく瞬く間の火の海にて猛火につつまれ下町全滅、死の山となりました。
冥福をお祈り致します。

私は1人だけ大空襲前、主人の親戚関係で仙台に疎開しました。
たびたびのラジオの放送。仙台親族の人達は“もしかしたら東京の主人、私の両親は果たして焼死したかわからない”とひそひそ話しが聞こえてきました。
私はそう思い覚悟していました。その時涙は出ませんでしたし、ただ一人生き残っての疎開に後悔するばかりした・・・。
東京からの音信がないことが長く続きました。

思いがけない奇跡的とも思える主人はじめ私の母親、妹は向島に住んでいましたが皆そろって無事仙台に現れ夢のような驚き。
私は言葉にも出ず唯々涙がとまりませんでした。
仙台の親族も手を固く取り合い涙流して喜んでくださいました。本当に幸せのことですが戦争は益々激しく主人、私、母、妹4人はその後北海道に疎開しました。

私は強く思いました。
あの銃後の固め、国民いざという時の訓練と心いきは三月十日“東京大空襲”により無残にも消え何の役にもたたず茶番劇のようにも考えられましたが“そうではない”国民の団結の心意気は立派でした。
唯々軍人の強い権力の政治の元、広島、長崎、に原子爆弾によっての無残な悲しい状態によってあわてての終戦。
日本国民の憤り、惨めさ、悲しさ・・・・。
私達世代の人間でなければ深く知る事ができないと思うのです。
あの三月十日“東京大空襲”によって戦争の恐ろしさ、私の兄も戦死、六十二年の歳月は流れても決して忘れる事のない当時の苦しみ。
主人、両親激動の時代を乗り越え今はやすらかに天国にて家族、孫達を見守っていると思い、今日三月十日心より手を合わせお祈り致しました。
話したい事は山ほどありますがなかなか思うばかりで残念です。
失礼いたしました。

豊月(ほうげつ)


NO511 アツ〜イ!アツ〜イ六本木の夜。リベルタンゴが身を燃やす。
2007/03/08
あつい!あつい!あつ〜い!コレじゃ!あつ過ぎでしょうがぁ!!
いやいや昨日の六本木の夕方は5度ぐらいだったのでしょうか。
街中は重〜いコートを着た人がとっても多い日でございました。
TAGOSがフラっと立ち寄った本屋さん。
やたら目立ってズラ〜っと飾られていた女性創刊雑誌“GRACE”“marisol”“Ane Can”
聞けば、コレって24年ぶりの女性誌創刊ブームなんですってねぇ〜。
いやぁ〜昨年は男性誌が目白押しに創刊されていましたがぁ・・・・。
そうそう手にとればズシンと重くて分厚っちいこの女性創刊誌三刊はそれぞれは30歳〜40歳代・30歳〜35歳、20歳代というのがターゲットなんですぅ。
さぁ〜てコレって皆創刊号なんだからこだわりの本誌ネーミングにはそれぞれこれからの時代の空気感を充分漂わせているわけですよねぇ。
う〜ん“GRACE”かぁ。エレガントな大人の香りグレース・ケリーをイメージしますね。
“marisol”ふむふむスペイン語で“海”のマリと“太陽”のソル。
そういえば1960年代にスペインアイドルのはしりで日本にも来日した“マリソル”
名前のごとく踊りもうまくて明るくキラキラ太陽のようで可愛いかったねぇ〜。
オォ〜新刊のネーミングを見ながらボ〜っと思い出に浸っている時間はなかったのだぁ!
フラメンコ!フラメンコ!フラメンコ〜!!
19:00六本木俳優座劇場開演の“シルビア・ドゥラン・カンパニーと小松原庸子スペイン舞踊団の初共演”する“遥かなるアンダルシア”が始まりますぅ!
今宵のように身体がシンから冷える日は身体の中の魂にメラメラと炎を燃やすのが一番でございます。
今回の公演は今まで知られていなかったイスラエルの芸術家達の素晴らしい舞踏。
日本、スペイン、イスラエルの3ヶ国がフラメンコを通して一つになる企画だったのです。
特に音楽は素晴らしいですねぇ!表現力豊な魂のギタリスト“タリ・ロス”さん。
真っ暗な舞台に1つのピンスポットに金色に輝く長い髪の毛にあざやかなシンクのドレスが浮かびあがり、身に着けたアクセサリーがキラキラと美しい白光を放ち、魂をふるわすギターの音色が奏でられる・・・。
スペインクラシックのエレガントなフラメンコ舞踏とはこういうものなのかぁ!
“シルビア・ドゥラン”さんの繊細で優雅な身のこなしは美しいなぁ!
そしてスペインで注目を浴びている男性舞踏手の“フラシスコ・ベラスコ”さんの汗と情感の激しい舞踏はすごいですぅ!あの激しさに漂うクールでエレガントな身のこなし!!
いやいやもう身体中が熱く燃えたぎっております。
あつい!あつい!あつ〜い!!
俳優座を出る時にはすっかり身も心もポッカポッカに
暖まり、背骨もスカッと伸び姿勢もシャキッ。
気分スッキリ!どうやらTAGOSの大好きな曲“リベルタンゴ”がハートに火をつけてくれたようでございます。
http://www.youtube.com/watch?v=S-PbttjxrIU
(1981年 Grace Jones)
http://www.youtube.com/watch?v=jLpBIX07feY
(1964年 Marisol)

●ユニーク地球人コラム 2コラム NEW UP!
☆スーサンのよもやま話NO29 無名仙人シリーズ
☆ブッチーズ・ロッキン・パラノイアライフvol.18 


NO510 着物でGO!ヘソクリ3年カブ8年“桃栗3年会”新宿編。
2007/03/05
“粋過ぎると野暮になってしまうんですよ!”
う〜ん日本橋の旦那衆の言葉を思いだしますねぇ・・・。

♪シャボン玉 消えた〜 飛ばずに消えた〜 生まれてすぐに こわれて消えた 風々吹くな〜 シャボン玉 飛ばそ♪
(大正14年 シャボン玉)
今晩にかけてものすごい強風ですよ!春の嵐でございます。吹き飛ばされないよう御用心!御用心!
さてさてバブルへGO!!の上映が2月10日に始まりその間にも“軽快”な株価上昇を続けてきた日本もハ〜イ月末には上海ショックという“警戒”の嵐が世界中にビュービュー吹きまくりあっという間にバブルはBOO〜!!
日本は今日もブーブーと警戒音が鳴り響く憂き目に会い“エ〜ンエン”と涙したようですねぇ。
ムムゥ〜やっぱり何事もあまりにも早くイキ過ぎるとねぇ・・・。
そうそう桃栗三年柿八年でイキやしょうや!!
てなことでTAGOSは昨日、新宿伊勢丹会館8階の
江戸・小料理のお店“桃栗”に行ってまいりましたぁ〜。
第1回“桃栗三年会”というお店主催の“将棋を囲む会”にお呼ばれしたからでございます。
いやいや、TAGOSはさっぱり将棋はたしなまないものでございますから“どうしよう〜どうしよう”などと頭で迷っておりましたが、なぜかお腹が小江戸料理を食べたいよ〜と足に命令してTAGOSの身体は新宿方向に向かっておりました。
おぉ〜TAGOSがお店に入ると着物を着た粋な店主がニッコリ出迎えてくれて店内へ“どうぞどうぞ”
やがて店主からの御挨拶!
ふんふん“桃栗三年会”の趣旨がいいですよ〜。
“日本人のわすれもの”の文化を遊びを通じて普及していく集まりの会なんです!!
今回の顔ぶれがすごい!日本将棋連盟理事の将棋棋士の島 昭八段・森内名人・美人女流棋士の坂東 香奈子さん・インストラクター芦田理沙さん・そして同時に囲碁の世界での美女高倉 梢インストラクター!
こんな豪華な方々がまったく何も知らないTAGOSのようなしろうとになんと優しく優しく一から教えてくださるなんて。感激!”感激!!
おいおい足がしびれている場合じゃないぞい!
いやいやここに集まったお客様達も含め江戸小料理と日本酒をいただきながら将棋や碁に興じる幸せ!
遊びながら酒宴の席では知らぬ者どうしで“日本人のわすれもの”を語り合う。
聞けばお茶の先生、ご住職、カメラマンにインテリアデザイナー等々、さまざまな御職業の方々がいらっしやったけど“日本人のわすれもの”という置き去りにされていた文化を遊びを通じて広めて行こうという気持ちは皆さん!とってもとっても熱かったぁ!!
“桃栗三年 柿八年 人の命は50年 夢の浮世に ささのんで 遊べ”
イヨ〜来月は落語の会とな〜。
そうそう呉服・繊維の街として栄えてきた日本橋みゆき通り一帯は東京発日本ファッション・ウィーク開催中(3月12日〜20日)“きもの姿”で行かれるとさまざまな特典があるらしいですよ!


NO509 これがなけりぁ始まらない!日本の春!キンチョーの春!。
2007/03/02
“アノ〜桜はいつからなんでしょうかぁ?”
隣の席に座った中高年の御夫婦がお茶を運んできた店員さんにそう尋ねたのです。
“え〜ェもうじきでございます!3月9日から始まります!”
オ〜!!昨年は21日に開花だったのに。いやぁ〜記録的な暖冬とはいえ今年はそんなにも桜の開花が早いものかぁ〜。
そうそう先日にはTAGOSは一番美しい瞬間の満開の梅をしっかり目に焼き付けておこう!
“花の命は短くてぇ〜”と梅林を散策してきたばっかりでございます。
さぁて3月という時期は毎年春曇りのごとくまだ先にどんなことが待っているのかまだまだ霞がかかって見えにくい季節のような気がします。
それは多分、一般に昨年から継続する出来事がたいてい2月ぐらいまで続き、3月ごろからいよいよ自分自身のまわりにさまざまな変化が始まってくる時でもあるようですねぇ。
御家庭でも会社でも親族関係でもプライベートでも冬眠していたクマが暖かくなって活動し始めるようにいきなり“人”との接触活動が増えたり減ったりしながら情報という刺激が蓄積してゆきココロの緊張を少しずつ消していく月なんですよぅ。
しか〜し、なんといっても日本の四季のうちで、本格的に“春ダァ!春なんダァ〜”と3月になってもいまだ寝ぼけたココロを呼び覚ますのは“桜”というパッパッパッの存在以外ござません!
んまぁ〜もうテレビCMでも桜が満開だし、本屋さんにいったら桜の写真集がずらりと並び桜特集!
もちろん音楽も“桜”
いやいや明日は雛祭りといえど梅でもなく桃の花でなく♪さくら さくら 見渡す限り〜♪
いろいろな意味において日本人のDNAの中に深く入りこんでいる“桜”。
長〜い歴史とともにさまざまなシンボルとして意味ずけられてきた“桜”。
青空に見る“桜”闇の中に見る“桜”。
さてさてもうそろそろ毎日のように、桜前線がニュースとなって流れてくる!それ程日本人にとっての特別な花ですねぇ〜。
え〜ところで“アノ〜さくらはいつからなんでしょうか?
と尋ねた中高年の御夫婦に3月9日と答えた店員さんとのやりとりを耳にしたのはおそば屋さんでの出来事でございます。
よくよく聞けばお品書きに書いていない“さくら会席御膳”“夜桜会席”という限定御膳が9日から始まるという会話だったのでしたぁ〜。
花より団子ですかい・・・・。

●ユニーク地球人コラム NEW UPです。
大和撫子 チャボ日記 NO.15どうぞご覧ください。