2007  7月

NO557 ほんまにほんまや!!おもろい大阪ワンダラー。“大阪編”
2007/07/30
“えっほんまか?”“ほんまや!”
“ほんまにほんま?”“あぁ〜水くさい!ほんまにほんまやって!!”・・・・・。
最近、「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する」そうそう、あの島田紳助さんの書いた商売本を読み終えてから“う〜ん?ほんまかいなぁ?”
おととい、TAGOSは大阪へ旅だったのでございます。
大阪の人ならほとんど知っている場所なのかもしれないけど本の中には島田紳助さんが東心斎橋に2棟のビルを所有し本名のはせ川での寿司屋、鉄板焼き、フォークソング会員制バーなど幅広く経営していたり、商売方法が気になって本人がかよいつめていたというチェーン店の名前を本には伏せたしゃぶしゃぶ屋さん等のお話がとてもおもしろくユニークだったのです。
“ほんまかいな?”よっしゃ!!大阪に降り立ったTAGOSは本に書かれていたお店を是非この目で確かめてみたいという衝動にかられまったく下調べもなく、ただひたすら心斎橋を中心として感じるままに歩きまわり、すべての店になんとか辿り着いたのでございます。
これってまさにゲーム感覚!でも〜しっかりそれらのお店のカウンターにすわり店長やアルバイトの方々から少しばかりお話を伺いましたぁ〜。ふんふん、えっ?ほんまにぃ・・・・。
いやいや、ところで“ほんまや”って飲めるって御存知ですか!
ピンク色のボトルに“ほんまや”と書かれた大阪水道局の売り出した水道水名なのでございます。
さぁてさて、とにかく道頓堀から難波、心斎橋付近の筋は夏休みもあり、どこもすごい人!
いやいや参院選挙応援の最後日でもあり、吉本興業の芸人さんがあちこち走りまわり、歓声がわきおこります。
道頓堀頭上では常に走り続ける人気者“グリコランナー”さんが2003年の阪神タイガースユニホーム着用以来4年ぶりに“世界陸上大阪2007年”のミズノの陸上ユニホームにすっかり衣替えして観光客を喜ばせておりましたぁ。
それにしても2005年7月以来あの道頓堀ドンキホーテの縦17m横15mの“えべっさん”がデザインされた高さ77mの世界初の赤と黄色がやたら目立つ楕円形観覧車はすっかり道頓堀の顔となっていますよねぇ。
いやいや覚えていますか?同年あの六本木ドンキホーテの屋上に日本初の全長52m、高さ55mの今や幻のリニアモーター駆動で12人乗りのボードがU字反復する“ハーフパイプ”。
六本木住民の大反対を受けて中止においこまれた事情を鑑みると、大阪ってやっぱりおもろいわぁ〜。
んまぁ〜とにかく次なる大阪新名物をめざし目立つ看板は道頓堀付近で競い合っていますよねぇ。
2005年登場の愛嬌のある大狸、“シバエモン”も人気を博しておりましたぁ。
んまぁ〜大阪も目を見張る建設ラッシュ!!
今年2007年4.19日にグランドオープンしたグランドキャニオンのような巨大ショッピングモール“難波パークス”はもう歩き疲れましたよぅ〜。
御堂筋両側は集中しての新築建設ビルラッシュなのでした。
去年も同じ時期に大阪を訪づれたのだけど、これほどの活気ではなかったです!
いやいや、TAGOSは夜になってお楽しみのお好み焼き屋でとんぺい焼きをアツアツにほおばりながら、ビールを飲みのみ一日の行動を思いおこしておりました。
う〜ん、やっぱり異様に賑わっているのは中心地ばかりよねぇ〜。これじゃ、いよいよ今回の選挙にも嵐がくるなぁ〜。
いやいや、そして案の定、雷鳴響く雨模様!国民は呆れ果て、烈火のごとく怒っているぞぃ!!
“ほんまにほんまや!”

☆Lightning Strikes クラウス・ノミ
http://www.youtube.com/watch?v=riAHOURdPuY


NO556 そ〜っと覗いて見てごらん。みんなでお遊戯?“ケータイ電話”。
2007/07/27
ブンタ?ブンタだぁ!そう、ブンタ!ブンタよ〜!
ミ〜ンミ〜ンミ〜ン、蝉が一斉に鳴きだした30度を超える日比谷公園内のオアシス“松本楼”。
その入り口ホールに暑さの余りボ〜っとうなだれて座っていたTAGOSです。
おぁ〜暑いワ〜とひとりつぶやきながら、ひょいと頭をあげたとたん、カァ〜いきなりガッチンと目が会ったお人が“菅原文太さん!”そうそうあの文太兄いでございます。
偶然の遭遇とはいえ、やはりインパクトは強かったですねぇ、ボ〜っとしていた我が顔がなんだか一瞬にキリっとしたよう。
いやいや、ところでやっぱり菅原文太さんの“文太”は“ブンタ”とカナで書くとなんだか渋いイメージが抜けたように軽くなるなぁ・・・・・・。
“ケータイ”と“携帯”どっちが携帯電話のイメージなんだろうか?
んまぁ〜どちらでもいいことなんだろうけれど、このところ、やけに気になっておりました。
う〜ん?それは携帯電話の電話という機能を43.9%の人がすでに使っていないという事実が新聞に載ったことです。
96.7%の人が定額サービスに加入し約4割が一日10通以上のメール送信するのだと。
そんなことはもう当たり前じゃな〜い!一人一台持つ普及率の時代に何言っているの!
いやいや、そうなんでしょうがTAGOSには携帯の急速な進化の中味を知れば知るほど携帯電話の中で起こる情報量のものすごさにメジャーを疑わなかったパソコン世代が、もはや強烈な情報デバイドをおこしている事実が起こりつつあることに愕然とするのでございます。
そうそう、今の10代や20代は最初からパソコンとは疎遠な関係、携帯電話を良く利用するのは“自宅での休養中”と就寝直前が利用時間の60%を占めるのだそうです。
も〜う当たり前にケータイは身体の一部になっていますよねぇ。
♪そっと覗いて見てごらんそ〜っと覗いて見てごらんみんなでお遊戯しているよ〜♪
いやいや、ケータイをさかんにいじっている若者を見て、メールを打っているか音楽を聴いているか、ゲームをしているだけだろうとおじ様、おば様はたいていそう思っているのでしょうねぇ。
“デコメ”“SNS”“アバター”“ブロフ”“アフィリエイト”“着うた”“携帯小説”“マネートレード”“キャッシング”“ワンセグ”等等・・・・。
そう、携帯の中で起こっている情報は大人の世界にさらされることなく表に一切出てこない世界であります。
大人が情報の宝庫と信じているパソコンからはアクセスできないアンダーグラウンドの世界で次々と繰り広げられている出来事がいっぱいあるんですねぇ。
この頃、TAGOSは街歩きをするごとに、巨大本屋などで多くの本に囲まれている時にフ〜っと感じることがあります。
それは、この世界って実はバーチャルなのではないかと?今や人間の本音とも言えるブログやSNSなどの世界はパソコンやケータイの中の世界でやりとりされその情報が表にあらわれ、それが形となり街にカタチとなって現れ消えて行くよう・・・。
う〜ん、ケータイって一人一人の“秘密の花園”
あらゆる秘密のモノがいっぱいつまっているからもう肌身離さず持ち歩いているわけですねぇ?
あぁ〜今度は人間自身がバーチャルに思えてきた!!
手には本音が飛び交う秘密の花園をケータイしている沢山のヒトヒトヒト・・・・。
さぁてさて、駅の階段をケータイで会話をしながら2段降りで危なげなく軽やかにかけ降りて行った高校生を見ながら思いましたぁ。
もうTAGOSは2段降りは足をふみはずす怖さでとても無理!いやぁ〜いつからなんだろう?2段降りが出来なくなったのは?
2段あがりと2段腹にはまだまだ自信があるのですがねぇ。
さぁて、梅雨も来週の火曜日には明けけそうです!

☆Partridge Family - Summer Days
http://www.youtube.com/watch?v=YZOFD7jkNZo


NO555 ある日突然しゃべるの!!“コケテッシュ”で“キッチュ”なあなた。
2007/07/23
う〜ん?なんだ!あの声は!
それはそれは突然に始まったのでございます!!
テレビを見ていると、どこからともなく念仏を唱えるかのように繰り返し、繰り返し聞こえてくる誰かの声がぁ〜。
気持ち悪〜い!えぇ〜何なんだぁ〜あれ?!
耳を澄まし、音源元をたどれば、なんとなく締め切った誰もいないお隣の和室あたりから・・。
おぉ〜いやだねぇ〜。そ〜っと襖を開ければ真っ暗な和室のお位牌近くから明らかに聞こえてくる声とピカピカと点滅する2つの目のようなものがぁ!
ピッカァチュ〜!ピッカァチュ〜!ピッカァチュ〜。
ピッカチュ〜ピッカチュ〜うん?これは!!
なんと1998年におまけか何かで飾ってあった小さなピカチュー人形!!突然に9年たった今いきなりしゃべり出したのでございます。
う〜ん、センサー入りのたぶん触れば反応するおもちゃだったのでしょうけど、それも9年たった今、なぜに突然に?
も〜うしゃべり出したら、家族の誰がさわっても止められなかったピカチューをTAGOSがコラぁ〜っとにらみつけるとそれきり声がスーっと途絶えたのでした。
そして今日再び、リビングからいなくなっていたわがチビ助犬が和室のお位牌写真下に再び置いたピカチューのまわりをまわりながら不思議そうにジ〜っと見つめておりました。
そして再びピカピカ光りながらピッカチュ〜!ピッカチュ〜!今度はにらみをきかせてもとまりませ〜ん!
最後はピカピカの繰り返しが高速になりやがてスー。今はリビングのテーブルで休んでいるところなのです!
気になってピカチュ〜語とやらを調べてみたら“ピカチュ〜ピッカ〜”は“こっちこっち”という意味なんですねぇ〜。“ピーカピカチュウ?”は“大丈夫?”
んまぁ〜偶然なのでしょうか!何か伝えたかったのかぁ?それはミステリーです!!
さぁてさて、先日ロフトに行き、勝手にこけて勝手におっしゃべりのセガトイズの“こけちぃ”のサンプルと貼られた人形がありました。
“こんにちは”と声をかけてください。声に反応します!
床にころがってばたばたする姿は見たいのだけど、身長6センチの棚に並んだ“こけちぃ”に向ってさすが、おじさん一人が“今日は!”とは大きな声でいえませ〜ん!
キョロキョロ誰かまわりにいないかを確認したうえでぎこちなく“こんにちは〜”
クゥ〜いきなりすべってしまったぁ〜反応がない!
“こけちぃ”はまったく反応がなく横にかざられた“うなずきん”がコクッとうなずいたように見えました。
あぁ〜その後、まわりに人が多くて声をかけるチャンスを逸したのでございます!
いやいや、9年間も反応しなかった“ピカチュー”が突如反応して、反応してほしい“こけちぃ”が反応しないとはねぇ〜。
いやぁ〜ところでこの“こけちぃ”という言葉から“コケティシュ”“キッチュ”という言葉を連想してしまったTAGOS。
近頃、そういえば又聞くようになってきた用語に思えます。
そうそう“コケティッシュ”の意味は決してコケシっぽい人ではありませ〜ん。フランス語から来た言葉。“男性に対して色気のある態度をとる女性”今のファッションでいえば小悪魔的という表現ですねぇ〜。
“キッチュ”はドイツ語でまがいもの・まやかし・俗悪・悪趣味の意味。ファッション用語では1970年代のロンドンストリートファッションや80年代のBCBGの遊びとしてキッチュ感覚を取り入れていましたねぇ。
とっくに死語となっていたと思っていた2語、またまた蘇ってきたんですねぇ。
それではついでに“コケティッシュ”で尚かつ“キッチュ”な感覚とは?
そうそうこんな感覚でしょうかぁ。

☆Serge Gaingourg & Brigitte Bardot
http://www.youtube.com/watch?v=l4lIH1U0h2E
☆L'appareil a sous - Brigitte Bardot
http://www.youtube.com/watch?v=sZyFchpuXIU


NO554 ボケて笑えばまた楽し!加齢なる一族の一日。
2007/07/20
大化の改新!!そうだ!大化の改新なのだぁ!!
うん?え〜ところで大化の改新っていつだっけ?。
いやいや久しぶりに兄弟全員が顔をそろえることになり、車を飛ばし海近くの小じゃれなカフェでそれぞれが食後のスィーツをオーダーいたしたのでございます。
“まぁ〜おいしい!このフランソワーズのパフェ!”すっかり満足気な顔で姉の口から思わず出た言葉!!
横にいた妻がそれじゃフランソワーズ・モレシャンですよぅ!フランボワーズ(ラズベリー)ですよ!フランボワーズ!
そうかぁ〜みんなで大笑いワハハハハ・・・・・。
“そうなのよ〜。17年使用していた愛着のある洗濯機だから販売元のナショナルのメーカーに強気で修理を依頼したのよ〜。そうしたら電話先の人がもう部品があるかどうか?
そんなことないでしょ!!探してみてくださ〜い!この品番の部品!”
もう一人の姉の洗濯機の修理話の始まりはじまりです。
“あの〜すいません!その品番もう一度お確かめくださったほうがぁ?我が社の品番にはちょっと見あたらないのです!”
そうそうメーカーの人がそんなこと言うのよ!
んもう〜年期が入っている洗濯機だから強く言わないと絶対部品探してくれないと思って〜。
あれ!手元の説明書再度見てようやく気づいたのよ〜。うちの洗濯機のメーカー、ナショナルじゃないわ!ウッ!東芝だったってぇ〜!”
もう〜赤っ恥かいたわよ。
話終われば、兄弟皆でまたまたガハハハハハと大笑い・・・・・。
あれやこれやと時間が経って兄弟揃えば、話はどんどん昔に戻り、ついには子供の頃のTAGOSがまったく覚えていなかった事実も次々に。
いやいや皆、子供の頃の記憶は抜群なんです!!
“記憶にございません。まったく記憶にございません”1976年2月に始まったロッキード事件のあの証人喚問で連発されたこの“記憶にございません”
強くあの光景こそがTAGOSには記憶に残っております。
いやぁ〜年齢とともに物忘れが多くなりますねぇ!
特に人のなまえ、店の名前、が思い出せないことが多くなってくると誰もが認知症のことがフッとでも頭をよぎる年代でもあります。
近頃は記憶を喪失していく映画も何本も上映されたり去年からの“脳トレ”ブームは今年になってもどんどん種類が増えておりますねぇ。
本屋さんに行けば今や大人向けの計算ドリル・漢字ドリル・音読ドリルなど頭にドリルをグリグリつっこんで脳を活性化するものや、塗り絵やゲームなどでいっぱいでございます。
まぁ〜とかく加齢によらずとも“ど忘れ”で今まで大きなポカをしてしまったことってけっこうあるんじゃないでしょうかぁ?。
しか〜し、今現在、脳活性化のそろばんブームや特にインド式計算・数字ドリル本出版本の人気はいつまで続くんでしょうかねぇ。
さぁてさて、ボケを互いにかましながらも加齢なるTAGOS一族が集結した楽しい日になりました。
今日から皆兄弟それぞれが退化の改心をはかります!

☆アイシュワリヤ・ラーイ(インド)
http://www.youtube.com/watch?v=yCF-zj-KIV8
☆ナワール・アッジグビー(レバノン)
http://www.youtube.com/watch?v=XyIchSpxkXc

●癒しの写真館 スイス編 NEW UP です!
ゆったりとした時の流れにつつまれた風景!あぁ〜なんとも癒されます。


NO553 黄金の国ジパング?地球は真っ青だった!“日本橋編”
2007/07/17
ハァ〜地球は金色だったぁ〜!!
いやいや、三連休明けの今日、ココだけは金曜日?
一点限り税込み25.200.000円な〜り!
24金の特別製作品の地球儀がまばゆく光り輝いておりまする。う〜ん?これじゃ金星かぁ!
いやいや、有史以来地球上から今まで掘り出された金の量は50メートルプール三杯分の14万トン、後20年後に枯渇するらしいんですね。
ダカラ、資産として金はお勧めですよ〜ってことでしょうねぇ。
今日からはじまった日本橋三越の“大黄金展”には1000点以上の総量1万トンの黄金の仏具・仏像や兜や茶道具、食器にいたる華麗なる黄金祭典でございます。
んまぁ〜、さすが日本橋三越のお客様達!外商が限りなく0が並ぶ作品を説明する先にはなんとも重量感のある老年の紳士淑女のお姿がいっぱい!
TAGOSの背後にはジィ〜っと警備員から監視されている視線を強〜く感じながらも日本最大級の金塊120キロ(24k)とやらを直接触れられる体験コーナーで、ここぞとばかりしっかり撫でまくり、さらには純金重さ体験コーナーでは金・銀・銅・鉄の重量の差を体感すべく塊をオラオラオラ〜と持ち上げては一人遊んでおりました。
そうそう展示会初日始まりの会場はおよそ金を資産として購入されるであろう上客リストから外商がセレクトしたお客様なのでしょう!
TAGOSがヨタヨタ金を持ち上げて遊んでいる後ろでは、“チ〜ンチ〜ンチ〜ン”。
店員さんがさかんに仏具の18kぐらいの金のおりんをお客様の耳もとでたたいて音色を確認する光景があちこちで。
なんともお客様も積極的にあれやこれやと作品を手にとりゆったり見ながら説明に聞き入っています。
まぁ、どれもこれも著名作家の素晴らしい芸術作品ですから!!
しか〜し、この光景などを見ていると、もうとにかく数年前の様子とはまるで違っているのは確かでございます。
銀座に出ました!!三連明けの梅雨日は街はガランとしております。ちょっとはずれれば大きなレストランもガラス窓を通して見れば、店内になんとお客様、一人も入っておりませ〜ん!!
んもう〜色々な街を通り過ぎるごとに今強く感じることって、益々、わけのわからぬ格差がとにかく激しくなってきたことですねぇ!!
静かに静かに間違いなく進行しています。

☆The Tremelous - Silence Is Golden 1967年
http://www.youtube.com/watch?v=Py_yTWe2rZw

●ユニーク地球人コラム NEW UPです。
スーサンのよもやま話NO35は無名仙人シリーズ「お金を儲けたいと思う医者」のお話しです!!


O552 大きいことはいいことだ?ビックもびっくり!ヤマダさんがやって来た!!“池袋編”
2007/07/14
舞妓Haaaan!!!舞妓は〜〜〜ん!!!
いやいやお隣にやって来たあの群馬出身のヤマダさんのことなんですがぁ?。
さぁてさて、池袋東口に降り立てば、もうすぐそこに見えてくる人だかり・・・・。
すっかり6月29日にはお化粧直しを済ませ綺麗な真っ白いお顔になってヤマダさんを待ち受けていたのが“ビックカメラ”。
“大変だぁ!ついにヤマが大きく動き出したぞぃ!”
んまぁ〜業界も大注目!あの家電量販店第一位のヤマダ電機が都心のヨドバシ・ビックカメラとすみ分けていた大都市駅前エリアに攻勢をかけるべく池袋ビックカメラ本店横に堂々と売り場面積約三千五百uの“LABI池袋”を13日にオープンしたのですから!。
そうそう、そこでビックカメラ池袋本店は外装をすっかり洗練された真っ白なビルにリニューアルオープンし内装も一新、取り扱い商品も一部変更して夜になれば多数のLEDが光り輝く池袋駅前のランドマークビルになったわけでございます。
いやぁ〜それにしてもどちらもすんごい人!やはりこれだけの年齢を問わず人が集まる光景を見ることができる専門店って今や都心大型家電量販店といっても過言ではないでしょう!。
う〜んそれにしても人が多いねぇ!お客さんのことではありませ〜ん!接客する店員さんの多さでございます。
さてさてTAGOSは池袋ラーメン店“えるびす”で極みとんこつチャーシューをすすりながらあの光景を思いおこしておりました・・・・・。
“なんだか可哀想だぁ〜学生さんだろうかぁ?”
先日、TAGOSが郊外の映画館を訪れた時、目に涙をいっぱいためて映画チケットの手配をしていた物静かそうな制服姿のお嬢さんの姿。
チケットの手違いなのか?夫婦割引日に訪れたらしき夫婦の旦那の方がえらい剣幕でそのお嬢さんを怒鳴りつけていました!。
オドオドしながらじっと涙を目にためてクレームを聞くその姿にようやく横の奥さんが興奮する夫を見かねたのか、腕をつかんで連れて行ったのです。
んまぁ〜自分の娘がアルバイトして一生懸命やっている姿を想像すれば、どんなに腹が立ったとしてもあれほどまで怖い思いをさせるとはないだろうにぃ〜おじさんも病んでいるねぇ〜。
いやいやそれよりも、よ〜く館内を見まわしてみるとこの映画館には従業員が少ないことに気がついたのでした。
同じく、つい最近も郊外ファミリーレストランで体験したことですが、オーダーベルを鳴らしてもなかなかこないのです。
しか〜し遅くとも席にやって来た女性はにこやかで感じもよくすごいスピードで動き廻っているのです。
案の定、あちこちの席から“オーダーの食事遅いじゃないかぁ!”とクレームが彼女につけられます!
彼女はひたすらあやまるのみなんです!
えぇ〜ありゃ〜お店全体を見ると彼女以外の人がいな〜い!!唖然です!
そうなんです!!近頃見る光景は人手不足!!
んまぁ〜今人手不足で悲鳴を上げているお店がなんとも多いことか!
映画館で散々怒鳴られていたお嬢さん、ファミリーレストランで一生懸命1人で動きまわっていたお姉様、ちょっとあまりにも人が足り無すぎです!!
さぁてさて、都心池袋にて始まった量販店同士の競争激化。
ヤマダ電機は人件費8億円を増やし都市型店は“派遣”に頼らず正社員と契約社員だけで運営する方針を打ち出していますねぇ。
まぁ〜“脱ヘルパー問題”に対策を講じ始めた大型家電店に今行くと社員さんの制服姿の違い、イヤホンをつけているか、いないか、名札の違い等で色々な試みに入っていることが見えてきますねぇ・・・・。
あっ!そうそう“ビックカメラ”の“ビック”って英語の方言で“ビッグ”の意味。外見だけでなく中味も大きいという意味なんですってね。

☆涙くんさよなら Goodbye Mr. Tears 1966年
http://www.youtube.com/watch?v=frFQGxp8HFA

http://www.youtube.com/watch?v=PPM5khluZWE1960年

●癒しの写真館 右上のゴースペインをクリック!
“サンティアゴへの巡礼の旅”NEW UPです!


NO551 ハカない人生。バラ色の人生。パワーもらった“渋谷109”
2007/07/11
逃げるぞぃ!!1!2!3!ダーッ!!
カァ〜これだけ元気があれば何でもできるワぁ!!
いやいや、渋谷109のセール真っ最中の館内におじさん2人が迷い込んででしまったからもう大変!!
耳をつんざく大音量でうねりまくるサウンドのさらに上をゆく大声!!
脚立にがっちりのぼりつきメガホーン片手に絶叫のギャルギャルギャルギャ〜ル。
そしてそれぞれのショップに群がるギャルギャルギャル、コギャ〜ル、ンギャ〜!!
こりゃ!すんごい刺激的でスリリングなお祭りですよねぇ。正直、チョット怖かったです。
“渋谷に来るのは本当に久しぶりだぁ!”
渋谷で待ち合わせた友人がそう言ったものだから“せっかくだからぁ〜今時の渋谷ファッションチェックにかかせない109(ワンオーナイン)にでも・・・・。”
んまぁ〜入館してから、ものの1分間でTAGOSの胸のタイマーがトクトクと点滅し始めダーッ!!3分間で館外へと逃げのび無事生還したおじさん二人なのでした。
汗だくの友人が言いました。“う〜んわずかな時間だったけどパワーもらったわぁ!”
ふんふん、確かに確かにそうかもしれない!
TAGOSも思いました。と言うのは・・・・・。
“TAGOSさん!はかないよ!まぁ〜その時は灰は海にでもまいてよ〜ハハハハ”
先日のこと、どうしてこの話になったかちょっと覚えていないのですが先輩と“お墓”の話になったのでございます。
そうそう中高年になるとセカンドライフ的な話はけっこうするのですが、その先のお話はまだ、なかなか語り合うことが少ないようですねぇ〜。
“先輩、ところでお墓はどうするんですか?”
“TAGOSさん!墓なんかありませんよ!長男じゃないし東京にないから自分の分は自分で建てなければねぇ。でも子供が女の子だから墓守がいないし”
“先なんてわかりませんよ、墓ない!クワッハッハ〜いやぁ本当にはかないですわ〜”
すっかり互いにおやじギャグで、にが笑いし別れたものの、このところ“お墓”をどうするかという問題けっこう耳にします。
そこで本屋に言ってそこのあたりの当世事情を調べてみようと立ち寄ったのですがナイ!ナイ!ナイ!
ナニもナイ!!
そうそう大きな本屋さんでもカテゴリーに“お墓”関連に当てはまるコーナーがないんです。以外でした!
確かにきらびやかな“セカンドライフ関連”はとっても多いのに。あの緒方拳のつぶやくCMみたいです!
さぁてさて渋谷で会った白山に実家のある友人が言いました。
“白山には古い立派な多くのお寺があるけれど、すぐ家の前のお寺が先代の御住職に代わり息子の代になって近頃色々なイベントをやりだしたんだぁ”
“これが夜までうるさい!静かな住宅街に車の出入りや大勢の人で!!どうなっとるのだぁ!!”
ん〜そうそうお寺のイベントも音楽コンサートやセミナーなど色々幅広くなって来ましたが、やっぱりお墓の有り方についてはあまりにも情報不足。
いやいや団塊の世代がこれから次々に定年退職し輝きを取り戻すセカンドライフを満喫する情報は美しい本となって売られているけれどもうボチボチ必要なのはバラ色の人生の最終章“新しい墓地情報”なのかもしれません。

☆Edith Piaf - La Vie En Rose 1948年
http://www.youtube.com/watch?v=DUcJWaC-2Co


NO550 だってさよならはつらい、七夕の後にしてね。思いがけぬ出会い“谷根千編”
2007/07/07
何だか気になるぅ!う〜ん?やっぱり気になる!!。
とっても気になる!!
路地路地をあちこち廻り歩きながらも、どうしても気になって何度も同じ店の前を通り過ぎ・・・。
さぁてさて、今日は7月7日、はるか宇宙の彼方、年に一度だけ天の川を渡って恋する織姫と彦星が再会するというドラマチックな日でありますねぇ〜。
んまぁ〜どんなに忙しくとも今年もTAGOS家では玄関前の笹に数日前から豊月87歳がらお祝い事のたびごとにいただいたプレゼントを包んでいたおめでたき包装紙やリボン等を使い、お飾りをいっぱ〜いつくりあげて笹に飾りつけておりました。
家族全員が短冊にそれぞれの願い事を飾りつけ、笹の頭上には昨年から我が家の軒下に住み着いた鳩の家族が見守っております。
そうそうお墓まいりにも行って来ました。
七月ともなると毎日毎日の忙しさにイライラがたまったり梅雨のジメジメに強烈な疲れがドバ〜っと出る時期。
いやいや、こうした七夕様など家族でさりげなく星に願いをかける行事って大切にしたいですねぇ!!
こんな曇りの日でも1年に1回織姫と彦星をどうしても会わせてやりたいと願う優しい日本人の心大切です。
“俺のことを忘れちゃたのかぁ〜”
何年も雲に隠れた彦星状態の単身赴任のお父さん達!はるか遠くの地で今夜、星に向って叫んでいるかも知れませ〜ん!
家具屋さんの限定35個シュークリーム?
根津の町に溶け込む古い民家を改装した英国アンティーク家具、雑貨、アクセサリーを扱う“Serendipity”というお店の前に書かれたPOPがやけに気になって店に飛び込むことに。
“あの〜シュークリーム1個いただきたいのですが”
アンティークオーナーの女御主人が“一番おいしいのは出来上がりの時なのです。10時50分に最初の分を創り上げます。30分以内が一番おいしい時なのでその時にどうぞおいでくださいませ”
そして約束通りの時間に再びお店へ。
姿を見せたそのシュークリーム!30分以内の意味がよ〜くわかりましたぁ。
外側の皮がサックリとシットリの二種類、中味のクリームも2種類で温かいのと冷たいクリーム!!
いやいやアイスコーヒーを飲みながら女御主人から色々な楽しいお話を聞くことができましたぁ。
やっぱりいいですねぇ。谷根千は!
女御主人、曰く“手ずくりでどうしても35個しかつくれないからこうして一番おいしい出来のときに初めて来られる方はめずらしいですねぇ。これも出会いですかね!”
いやぁ〜おいしかったですぅ!おぉ〜そういえば店名“Serendipity”の意味、気になっていたので後から辞書を引いて見ると“当てもしないものを偶然にうまく発見する。思いもかけず出会う”という意味。
いやいやTAGOSにとってタナバタならぬタナボタ日でもございましたぁ〜。
さぁてさて今頃、織姫と彦星はまた離れ離れになる最後のお別れを惜しんでいることでしょうか?。

http://www.youtube.com/watch?v=-VZOqnsOhbM

●アートなお部屋 豊月の水彩画11点 NEW UPです。


NO549 幸せ情報局を探せ!アチョ〜のピンクアイスビル“道玄坂編”
2007/07/04
なんだかちょっと一人では近づけませ〜ん!!
このまま通り過ぎるかぁ!!う〜ん、でもやっぱり気になりますねぇ〜あの恐ろしい程のショッキングピンクとブルーの広告看板デコレートビル!!
いやいや渋谷道玄坂の百軒店商店街入り口に6月20日オープンした台湾発祥の“ドラゴンアイス1号店”ド派手な外観がかえって百軒店のあのおどろおどろしい環境に溶け込み過ぎて先日は気づかずに通り過ぎてしまいましたぁ〜。
そこで今回あらためて道玄坂を円山町へ向う途中でお店の前までは来たものの、ふむぅ?どうしたものか?なんだか思わずしり込みしてしまうのですぅ〜。
んまぁ〜はっきり言ってあまりにもそこらの風俗店やホテルと同化し過ぎなんですねぇ!
60分1000円ビデオ鑑賞の黄色いチカチカ看板やその手の類に!!
う〜ん、それでもスーツ姿で勝手に恥ずかしがっていた変なおじさんは、ようやくさっぱり系のブルーベリーの乗ったメニューをオーダーしカキ氷とアイスクリームの中間食感のシャキシャキ感を楽しみながら内装はファストフード店風の2階禁煙席で一人ブルブル。
ヒョ〜食べ進むほどに凍りつくような氷の微笑をヒンヤリ浮かべておりましたぁ。
そうそう今日は雨降りで23度と気温が上がらなかったところに真っ赤な20センチもあろうトレーの中のアチョ〜と冷えた氷菓を食べたものですからハイ。
おぉ〜なんと世間は!冷た〜い!!暗〜い!!うっとうし〜いそんな事件が続くのだぁ!!
幸せはどこに行った!えぇ〜いったいどこに雲隠れしたの〜。
毎日テレビニュースは“不幸”のザ・ヒットパレード!1位から100位を独占しちゃっているごとくですねぇ。
“幸せシグナル”を沢山発信し続けることだって必要だと思うのですが、そんな情報ってないのでしょうかぁ?
渋谷東急ハンズやロフトにいけば、タイの厄除け、幸福をもたらすあのスピリチュアル人形“ポクポン”が幅をきかせアフリカから来た“ピグミードール”が並びます。楽しみながら貯金できる貯金箱の“人生銀行”など、ささやかな幸せの手助けになるツールも今だ人気のようですね。
そうそう今人気となってるモノを見れば自分が少しで幸せに近づこう思っている多くの人が求めているコト。
今誰もが“幸せ”を発信するシグナルにとても敏感な反応を示しているっていうことなんでしょうねぇ。
ふむぅ〜耳を済ませて、目をこらして!!
TAGOSはあらためて渋谷の街にスクッと立ち、“幸せ”を発信しているものがあるか?そのシグナルを感じようと・・・・・。
おぉ〜ありましたぁ!!ありましたぁ!東急本店の前に!
“今年こそはやすらかに笑い、そしてその隣にオイラを思ってくれる人がいますように”“元気な可愛い赤ちゃんが私達の元に来てくれますように”“父母が天国で幸せになれますように”“ビリーで4キロやせることが出来ますように、そして素敵な彼ができますように”
いやいや七夕様のたくさんの短冊に願いをこめた笹かざり!!
も〜うここから“幸せ”につながるシグナルがビュンビュンで出ていますよぅ。
渋谷の街を歩きまわって唯一ここだけで発見したのです。なんかこれだけの街にえらい少ないと思いませんかぁ?
小さな幸せを思う発信の連発が、いつの間にまわりもポジティブな気持ちに心変えていくような気がします。

http://www.youtube.com/watch?v=pn-4sHD5ZtY

☆The Turtles Happy Together 1966年
http://www.youtube.com/watch?v=lnKLKYaxX6Y


NO548 豊月(ほうげつ)87歳が語る。昭和初期の思い出、夢また夢。
2007/07/01
蒸し暑さが続きますが、皆様如何お過ごしでございませうか。
私は相変わらず朝早く食事を済ませ、決まって縁側に腰を下ろし緑もさわやか木立の奥より紫の紫陽花、真白い香りのよい大きな百合、色とりどりに咲く草花、梅雨に濡れ一層あざやか、夜明けとともに小鳥、うぐいす、近く遠くに聞きながら自然を楽しむ毎日です。

先月中頃、八歳年下の妹が此の世を去り二度と会う事の出来ない淋しさ。生前元気でいた長い人生しみじみ感じます・・・・・・。
私自身も戦前、戦後を駆け抜けた色々の人生もありましたが、現在は家族に囲まれ幸せです。
時折、昭和初期、楽しい家族と共に暮らした子供の頃住んだ東京向島の昔のよき時代思い浮かべます。

梅雨の季節、家の近くに池の蓮の花が見事開き、大きな葉の上に青蛙がお腹をふくらませ広い蓮田を通して合唱。
静かな風景を玄関より眺めながら朝食は薪で炊いた大釜のご飯、野菜沢山入ってるにぼしのだしの味噌汁、欠かす事のない我が家の自慢の漬物樽取り出し、器に盛った白菜、なす、きゅうりなどの漬物、何本かの納豆。
使用人交えての大家族の広いお膳に向かい合って食べるにぎやかさ、簡単な食材ですが美味しく沢山食べての健康な生活でした。
下町の朝は夜明けと共に静けさを破って、行商人の呼び声で一日が始まります。
路地裏々を廻る、天秤棒肩より両端に大きな平たい桶の中に新鮮な小魚、あさり、わかめなど入れ、ねじり鉢巻身も軽く小走りに歩く姿は、一心太助の様な江戸っ子です。
声も可愛い大きな竹かごに重そうにわらの納豆肩よりかかえ、大人に負けない立派な行商人です。本当に感心します。
小魚、あさりの類は千葉、船橋、稲毛、葛西海岸漁場方面より来ました。現在は立派な高層ビルが建ち並び想像もつかない現代です。
野菜は四ツ木、奥戸橋渡り小松川農家の夫婦が仲良く台車に乗せて来ます。
沢山の野菜、トマトも有りましたが匂いがきついのであまり買いませんでした。その時のトマトは珍しかったです。
お客に朝摘んだ美しい花のサービス、心の優しい行商人達は町ぐるみのコミュニケーションの温かい大きな輪のようです。
柳並木枝垂れ、街灯も有り、にぎやかな個人商店街は一生涯を生まれ育った向島に住んだ妹、なおさら感じることも新たです。
昼ともなればでこぼこ道路、重そうに引く台車行き通い、馬車運送屋の馬方さん、上り坂に来るといきなり馬の尻をムチ一振り、馬は鼻の穴をふくらませヒヒ〜ンと一声、一機に駆け上る姿は慣れた仕事とは云え大変でした。
大きな鞄、肩よりさげゲイトル巻いた足に地下足袋制服姿の郵便屋さん、汗をふきふき家々に届ける手紙、書類有りがたい事です。
肩に憲章制服、腰に長いサーベル下げ白い手袋、姿勢正しくゆったり歩く巡査さん。
町内の人は会うたびごとに軽い最敬礼、巡査もすばやく片手上げ挨拶、町を守る大切なお巡りさんに常に人は感謝していました。
昼下がりとなればおかみさん一寸お洒落し、銀杏返しの髪、丸く盛り上がったハイカラな髪にかんざし、駒下駄軽く音をたて屈み腰にかごを下げての買い物の和服姿、小雨時など好みのカバーが付いた高下駄に模様も優しい蛇の目傘。
男子は重いしっかりした番傘、昭和初期はまだまだ明治時代の名残が沢山有りました。
夕方西空が真赤に染まる頃、一日の仕事終わり家路に急ぐ人達、馬車、荷台車の音も夕闇に消え家々に灯もともり居酒屋の赤ちょうちんそろそろ客が一日の疲れの一杯の笑う声。
夕焼け空に小鳥が列をなして飛び、日が落ちる頃、くっきり火の見やぐらのあかりが光り、火災知らせる鐘が黒く浮かび上がります。
消防署の中には三台位、丈夫な木綿ホース、赤い手押し車、いざという時の出動、下町は工場も沢山有り火災の多い町でした。
家族揃っての一日の仕事を終え一番くつろぎの夕げのひととき、子供達も犬と一緒に遊び疲れ休む頃は町の人の火の用心の拍子木の音、遠く貨車の汽笛が静かに聞こえる頃、空には星もまたたき下町向島のなつかしい思い出。

近代文明は尽きる事もない発展、豊月は夢又夢の昔話、笑わないでください。

皆様、御元気にて さようなら。

                     豊月