長い間待ったアジアの空にその聖火の炎は勢いよく燃えさかる!おぉ〜待ちに待ったアジア初オリンピック・・・・・・・。
ファンファレが鳴り響き“オリンピック賛歌”が合唱され祝砲が三発、放たれた一万個の風船!!
8000羽のハトは空高く飛び立った!
来たぁ〜!!オリンピック!!ついに来たぁーオリンピック!!。
縁起の8にこだわっている中国が2008年8月8日8時8分に開幕する17日間に渡って繰り広げられる第29回北京オリンピックがせまっておりますねぇ〜。
食事は安心か?環境は安心か?治安は安心か?
んまぁ〜今のところニッポンでの反応はそんな“不安”ばかりが先行する報道ばかり。
いやいや、今やニッポンの世の中すっかり“不安”だらけで“安心”というキーワードには国民は近頃敏感に反応!
今日には福田改造内閣が正式発足!福田首相いわく“安心実現内閣”なのだとか・・・・・・。
ナカナカ見つからない・・・・。おぉーあったぁ!古い新聞記事が書棚の奥に眠っておりました。
開会式は華やかであった。まことに「世界は一つ」の感激がもりあがりそうであった。
だがそれに水をかけることが競技場の外でおこった。
ソ連のフルシチョフの失脚と中国の核実験の爆発である。瞬間にオリンピックが色あせて見えた。
世界が一つでないことがわかった。
オリンピックがお祭りでしかなかったことが思いしらされた。
しかし、それはそれでいいのである。スポーツには世界統一という理想がオリンピックさなかに錯覚だと気づけばそれなりの意義がある。
いまのところ善意な観念も現実に刃向かいできないのである。(S39年10/25朝日新聞記者より一部を抜粋)
1964年(S39年)10月10日、アジアに初の聖火!第18回東京オリンピックが開催されました。
当時、純粋にひたすらテレビに釘付けだったあの頃の東京オリンピック!!
ニッポンの選手はもちろん体操チェコのベラ・チャスラフスカ、アメリカ水泳のドン・ショランダー、世界一の力持ちソ連の重量上げザボチンスキー、ヒタヒタ走るエチオピアマラソンのアベベ。
ただただ口をあんぐり!男子100メートルで10秒の壁をぶち抜いた黒い弾丸ロバート・ヘイズ、日本にたちはだかるオランダの柔道王アントン・ヘーシングなど・・・・。
TAGOSは学校が終わるや毎日のように在日アメリカ軍の居住用宿舎が建てられていた地域であったワシントンハイツ跡の代々木選手村にかよってそんな世界各国の色々な選手に出会うことを楽しみにしておりました。
自分の住んでいる街の光景があれよあれよといううちに子供の頃マンガに描かれていたような未来都市が目の前の現実に!
高速道路・新幹線・モノレールに、ユニークな数々の建造物・・・・・・。ニッポンが高度経済成長を世界にアピールしたものすごいエネルギーの中にいた時代!!
そうそう、1964年10月10日の東京オリンピック前、6月16日に新潟でマグニチュード7.7の大地震、当時中国はオリンピック中10月19日に初原爆実験したのでございます。
11.28日には米が火星探査ロケット「マリーナ4号」を打ち上げております。
東京オリンピック1年前には、ニッポンでは公害が社会問題化され、アメリカケネディ大統領が暗殺されるという大事件がありましたぁ。
さぁてさぁて、あれから44年、今や大成長をとげども公害問題で不安視される中国でのオリンピック!
“火星に水”が存在する”米航空宇宙局は火星探査機フェニックスが“火星に水”が存在することを7月31日確認し生命体存在の可能性ありと!
8月8日になれば、北京オリンピック話題でもりあがり、大抵のニュースはかき消されてしまいます。
う〜ん、何につけても世間に広くアピールしたいニュースはオリンピック前、なるべく表ざたにしたくないニュースはオリンピック開催中にコソコソと・・・・・。
北京市内のホテルはオリンピックを記念して、「8月8日を婚姻届の日として、インターネットで予約したカップルは約2000組、現場で予約したカップルはすでに6100組を超えた」と発表!
カァ〜オリンピック後、ますます人口増加でございますぅ。
☆ナカナカ見つからない スリー・ファンキーズ
http://jp.youtube.com/watch?v=_a_vnWXkqDE
●スーサンのよもやま話No.51
NEW UP!
テーマは 「北京オリンピックに因んで」です。