♪サイレントナイト ホ〜リ〜ナイト〜♪
“オぉぉぉぉーー早ゃ!!”
帰宅した玄関の靴箱上には、なぜか強面(こわおもて)シーサーの横に金色に輝くエンジェル達がズラ〜リ並び、リビングのドアには可愛いリース飾り、室内には雪だるまやトナカイ、大小のクリスマスツリーがチカチカチッカっと・・・。
六本木ケヤキ通りクリスマスイルミネーション点灯日が11月8日。
それより前にTAGOS家ではイルミネーションがキンキンキラキラ光輝いていたのでございます。
んまぁ〜なにしろ、昔から1ヶ月ぐらい前から家の中が、毎年季節行事ごとの飾りつけとなっているのは、当たり前!
モ〜故父が昔から季節イベントが大好き人間で今尚、母豊月88歳もおなじ穴のMUJINAなのです。
そうそう、そういえばなぜかTAGOS家にはパタパタ、エンジェルがいっぱい飛び回っておるのです。
壁掛けや時計、置物など、いたるところにチョコンチョコンと。
チ〜ン、おりんをたたきながら、仏壇の中をふと見れば
カァ〜!!ここにも、ちっこいエンジェルがぁ!
う〜ん?今まで気づかなかったけれど、ハァ〜仏壇の中にカウベル(呼び鈴)?
その飾りモノがエンジェル!。
なんか変よぅ!!そう思いながらも仏壇のお線香に火をつけて再びおりんをチ〜〜〜ン。
さぁてさて、何気なくシュパっと火をつけたマッチの入っていた箱を見やれば、オォ〜この○○堂、5年前になくなってしまった青山のおしるこ屋さん・・・。
ふむふむ、そういえば、今、店名入りのオリジナルマッチを置いているって本当に少なくりましたねぇ〜。
飲食店など禁煙店がほとんどになったし、今ショップカードがおしゃれになって、そんなカードを集めている人もいるくらい!
突然思いました!“マッチ”って今子供からはどんな存在にあるのでしょうかぁ?
現在の生活環境では使う機会がありませんもの!
たしかぁ“マッチ”を通して子供が大人の一歩を踏み出す時に親から着火のマナーや方法をじっくり教わったもんですねぇ。
いやいや“マッチ”のラベルを集めるコレクターも多かったし、そういえばマッチ棒は場を盛り上げる大人の遊びに多いに役立っていましたぁ。
頭の体操として何本動かしていいからなんていう教育的にも良いマッチ棒クイズ、男と女が雰囲気あるバーカウンターで互いに紙マッチに電話番号を書いてソ〜っとなんていうツールとして、若い男女でクスクス笑いながらのカンバセーション用マッチ棒遊びなど。
いやぁ〜、“マッチ”とは大人とは切り離せない存在感がありましたよねぇ。
苦味ばしったボギーがハマキにチャッカマンでシュパ〜ではさまになりませ〜んから。
♪サイレントナイト ホ〜リ〜ナイト♪
「お願い、わたしを連れてって!マッチが燃えつきたら、おばあちゃんも行ってしまう。あの大きなクリスマスツリーみたいに、おばあちゃんも消えてしまう!」少女は急いで、一たばのマッチをありったけ壁にこすりつけました。
そうです!アンデルセン童話の“マッチ売りの少女”。
すぐに消えてしまいそうなマッチを指先が燃えるほど持ち、すり続けていくあのシーンは“マッチ”が重要な役割を果たします。
静かな静かな雪の降る中、あのたよりないユラユラ揺れる火が希望へと繋がる、そう1本のマッチの火はどんなクリスマスツリーより美しいとあの光景がイメージできるには!!
う〜ん、子供達がマッチをつける環境がないとそりゃ難しいでしょうねぇ。
さぁて、子供の誕生日のケーキなど、ろうそくに今マッチは使われているのでしょうか!
☆Angel
of the Morning Juice Newton
http://www.youtube.com/watch?v=IZM3OJ1X178