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NO176 ようこそ!マジカルミステリーツアー。ドイツ年DーHAUS出現“広尾編”
2005/10/04
“ドイツのライフスタイルを日本で体験してみませんか”
そんなキャッチフレーズに乗せられて広尾のドイツ大使館のお隣、有栖川記念公園前に今日出現したばかりのドイツ体感スクエアD−HAUSにやってきましたぁ!
まったく予備知識を入れずに来てしまったもので、なんだか今日は非日常の世界にとびこんでしまったようです。
会場自体が旧自治大学校キャンパス、古めかしい学校の前にいきなり巨大な無数の光を放つフットボール・グローブ・ジャーマニー、なんとも2005IFAワールドカップの未来的なモニュメントにドッキリ。ドイツ難民孤児救済活動の写真を見ていたら、美しい女性と目と目があって向こうからニコッと微笑んでくれてご挨拶。これまたまたドッキリ。“あれ〜、女優の東ちづるさんだぁ〜”写真展は東ちづるさんが主催しておりました。
“なんだか、おもしろくなってきましたぁ!”といっても館全体は、初日の普通日だからでしょうか、ヒトがまったくいません・・・。こうなったら1人でも楽しみましょう!昼から“ビール証券市場”へ。ビールの値段が変動相場制で変化する十数種類のビール値段が電光ボードに表示、変なビヤホールが校庭に開設されています。中途半端な楽しみかたは身体に悪いですから料理アイスパインとヘニンガープレミアムで昼食ということに決めました!
さぁ、ゆっくり、アーティストやミュージシャン、建築家さんの作品も見たことだし館を出ますかねぇ〜。
帰り際の校庭の隅に妙に気になる看板発見!
視覚障害者と晴眼者の心をつなぎ、五感の大切さを知る社会的プロジェクト“ダイヤログ・イン・ザ・ダーク”
その15分後、私は上下左右まったくわからない漆黒の暗闇の空間を白い杖をついて歩きまわっておりました。
そして45分後には闇のカウンターバーにて中国茶で乾杯していましたぁ〜。
日常生活の様々な環境を折り込んで“まっくら”な空間を約1時間、聴覚や触覚など視覚以外の感覚を使って体験するワークショップ形式の展覧会なのだそうです。
あの“笑うセールスマン”喪黒福造が薄暗い路地のバー“魔の巣”でお酒を飲んでいるシ−ンをなんだか思い出しました。
漆黒の闇、まったく光のない“暗闇のバーへようこそ”
でも、ドイツ展会場でこのような体験をするとは夢にも思っていませんでしたね〜。
摩訶不思議な非日常のドイツ文化にいきなりふれてしまいました。
10月3日は、ドイツにとっては特別の記念日、統一15周年を迎えたんですね。


NO175 金木犀・・・。かくも美しき日本伝統工芸展“日本橋三越編”
2005/10/03
ほのかな花の香りが秋を告げています・・・。
庭一面に漂う金木犀が、なんともいえない、甘〜く、そしてどこか懐かしい思いを抱かせます。

日本橋三越本店本館7階ギャラリー“第52回日本伝統工芸展”が開かれていました。
これだけのものを無料で見れるのですから、よぉ〜さすが日本橋三越さんと言いたいぐらいです!
モノ余りの時代、それほどモノに大きな関心をもたなくなっている現在、頭をいきなりガーンとなぐられたような強烈なショック!
どれひとつとっても“欲しい〜。全部ほしい〜”
モノに関心ないどころか、そんな子供みたいな心になってしまいましたぁ。
なんとも“デザイン力”のすごさはヒトの心を揺さぶるほどの魔力があるものかと、心底感じました。
あとから読んだ日本伝統工芸展の趣旨に、なぁるほど〜と思ったのです。
趣旨「我が国には、世界に卓絶する工芸の伝統がある。伝統は、生きて流れているもので、永遠に変わらない本質を持ちながら、一瞬にとどまることのないのが本来の姿である。
伝統工芸は単に古いものを模倣し、従来の技法を墨守することではない。伝統こそ工芸の基礎になるもので、これをしっかりと把握し、父祖から受け継いだ優れた技術を一層練磨するとともに、今日の生活に即した新しいものを築き上げることが我々に・・・・。」
う〜ん、どこか懐かしさがあるのだけど、色彩、カタチ、柄などすべてのものがまったく違っている!
これだけ多くの作品があるのに、1つ1つがこれだけユニークに見えるのは、“その時代の空気をもデザインしてしまうほどの匠の技のすごさなんでしょうねぇ〜。
まったくのドシロウトの私でも、いつまでも見ていたい夢のようなデザインです。
日本伝統工芸の美しくも懐かしく、そして刺激的な作品に出会えたことで“日本人”をなんだかとても自慢したい気分になりました。
金木犀の香る今日、私の瞳は100万ボルトの輝きを得たようです!。

♪ 金色の翼の馬で駆けてくる 20世紀のジャンヌ・ダルクよ〜 ♪


NO174 アレキサンダーも再建できなかったバベルの塔。超高層ラッシュ!新バブルの塔?
2005/10/02
「約束時間に間に合わな〜い!」
待ち合わせ時間に遅れまいと、近距離ではありましたが、銀座からタクシーをひろってロイヤルパーク汐留タワーに向かいましたぁ。
「混んでますねぇ〜。今日は。交通安全週間最後の金曜日だから、皆用心してのろのろ走ってんですよぅ」
運転手さんが続けざまに「お客さん、昨日この近く走っていた時、ちょうど赤信号ぎりぎりでスピードを出していたら、おまわりさんの検問の誘導がありましてねぇ〜」
「こりゃあ、もう駄目だと思って観念したら、私じゃぁなかったんですよ!後ろの車がスピード違反でつかまったんです。」
「お客さ〜ん、今の取り締まりってね、後ろの車が言い逃れできないように、前の車のプレートナンバーをひかえるために、私の車も止めたんですよ。」
おまわりさんが「あなたのナンバーチックさせてください」
「も〜、こんなの初めての体験だったものでドッキリしちゃいましたよ。ねぇ〜お客さん!訴訟社会のいやな世の中になっちゃったですね〜」

少し遅れて、なんとかロイヤルパーク汐留タワー24階のラウンジへようやく到着!
「遅かったねぇ〜」友人は眼下に絶景の都心を望む席でカフェオーレとタバコを飲みながら座っていました。
「この席から、浜離宮が一望に見渡せたんだけど、コンラット東京が前にできてしまって、ほとんど眺望が失われてしまったんだぁ〜」
友人に遅れをわびながらも、あのタクシーの運転手さんの“訴訟社会到来”が、妙に頭にこびりついていたのです。
それだったら、こんな150メートルは越えているだろう都心の超高層などは、どうなってしまうんでしょうか?
絶景眺望がまったく奪われるこういったケースだけでなく、鉄とガラスのモニュメントである海岸沿いの超都心高層ビルの林立によるヒートアイランド現象。空が奪われ、海風をふさぐ状態はこれからもどんどん続いていきます。
“訴訟社会”の種が風にのって日本に根づかないことをただただ祈りますぅ!

“人々は集まって天まで届く塔を造り始めた・・・。”
そうです!。あのバビロンのバベルの塔”の物語。
人間の尊大をこらしめるため、言葉を乱して、お互いに意志が通じ合わないになり、人間は以後各地に分散し、地方の言葉を話すようになった・・・・。
時代が過ぎ、そしてまた、世界都心集中の天高くのびゆく超高層ビルラッシュ・・・。
♪ まわる まわるよ 時代はまわ〜る ♪


NO173 今年はオリーブ風呂につかったイベリコ豚状態。アルハンブラの詩情。
2005/09/30
秋晴れのお昼時の銀座、向こう側からステッキを持った初老の紳士が気持ちよさそうに口笛を吹きながらやってきましたぁ!
すれ違いざま聞こえた口笛の曲は、なんとスタンダードナンバー“スターダスト”じゃないですかぁ。なにかいいことあったんですかねぇ〜。
さぁて、銀座を歩いていると“スペインバル”があちらこちらにできていて、日本でスペインの高級食材ブランド“イベリコ豚”がブィブィものを言わせています。
今年は、この数ヶ月、“私はオリーブ風呂につかったイベリコ豚状態!”
精神的にゆったりとリラックスしながら、良質のスペイン音楽文化に大いにふれる機会に恵まれましたぁ〜。
今日も、都営新宿線船堀駅隣接のタワーホール船堀大ホールで開催されたアルハンブラの詩情“ファン・ガジェコ・コインピアノリサイタル”へ行ったのです。スペインを代表する若手音楽家です。
聞いているだけで身体の中の悪玉コレステロールを減らしてしまう程リラッスできる美しい癒しの音色です。
こんなに連続してスペイン文化に触れる機会、もう当分ないんじゃないかと思っています。
それならば今夜は、口笛をふいていたお昼の銀座の紳士の気分で行きますよぉ!。
夜道を歩きながら口笛で“アルハンブラの思い出”など!
“ピーピーヒューフヒュー”あれ〜むずかしい。出来ない!

それでは急きょ“上を向いて歩こう”に変更いたしま〜す。


NO172 ビバルディもジェラシー?。日本の“四季”。
2005/09/29
「あたたか〜い味噌汁飲みたぁい!」
夕食の食卓で娘が叫びました。「今日はキムチ鍋よ」妻が湯気のたったアツアツの鍋を運んで来ました。
皆で「うわぁ〜暖まるぅ!」
こりゃあ、すっかり秋です。そう言えば秋の七草もたくさん、見かけますものねぇ〜。
萩・尾花(ススキのこと)・葛(クズ)・撫子(ナデシコ)・女郎花(オミナエシ)・藤袴・桔梗。
さぁて、私達、日本人にとって、四季があるのは当たり前ですけど、世界的には二季のところが多いらしいですねぇ。
大体、文句の多い季節は夏と冬、“暑〜い!”っと言っては顔をしかめ、“寒〜い”と言っては身を縮めています。
“夏は北海道、冬は沖縄に絶対別荘を持つぞぉ!”ある人が、つい最近、そんなこと叫んでいたことを思い出しました。
四季がある都市は、ニューヨーク・ロンドン・パリ・北京など。日本のように同じ場所で4つの変化を味わって俳句などをつくってしまうユニークな国はないみたいですねぇ!
で〜も普段当たり前と思っていたことがとんでもない奇跡だとしたら?
雑学エッセーによると、日本の四季は、あのヒマラヤ山脈がなければただ熱い寒いを繰り返すだけで雨など降らずの砂漠状態なのだそうです。
びっくりですね!“ジェット気流”の影響が日本の四季を作っていたなんて。
世界は本当につながっているんですね・・・・。

最近の世界的な天災の数をおもわず、数えてしまいます。
あれれ、とても指がたりません!


NO171 リンリンリリンリリリリリン ハロー!。もうすもうす!。
2005/09/28
“もしもし、なんか聞こえないなぁ!もーしもーし!”
街を歩いていると、おもわず人目をはばからずこのように怒鳴ってしまうコトってありませんか?
なんだかこの“もしもし”って言葉、ときどき自分でおかしくなって思わず笑ってしまうことがあります。
黒電話でダイヤルをジージーと回して“もしもし”といっていた時代から、すっかり未来型デザインの携帯に替わっても“もーしもーし”って言っているアナログ人間の自分・・・。
日本で電話が使用され始めた頃、会話開始の呼びかけとして“申す、申す(もうす、もうす)が“もしもし”になったのがルーツなんですねぇ〜。
もしもし?地球人の皆さ〜ん!今も“もしもし”と言っているんでしょうか?
なんだかそうなのかどうか聞いてみないと、はっきり自信がもてません。
「もし・・・なら、いったいどうなるんだろう」
この“もし”はいつも街を歩いている時でも使います。
「もし・・・」と想像するのはアナログの自分でも大丈夫ですからねぇ。
日常の街中で想像力を豊かにすることってとても楽しいですね!
「もし、この郵便局がなくなっちゃったら・・・」
「もし、ここに美術館が出来たら・・・」
たくさんの“もしもし”が頭の中に新しい世界を見せてくれるのです。

♪もしも〜、わたしが 家を建てたな〜ら・・・♪



NO170 0・3秒のワン・ツー・マン。
2005/09/27
“暗くて寒〜い。”夜明けも大分遅くなりましたねぇ〜。
いつの間にか衆議員選挙一色の報道、台風、ハリケーン、連休、お彼岸等、さまざまな出来事がめまぐるしく通り過ぎて行きましたぁ。
毎日毎日がいつの間にか、駆け抜けるように過去のコトになっていくのが実感ですぅ・・・。
特に気温の変化を身体が感知するのでしょうかねぇ〜。すっかり気持ちが秋バージョンになっています。
静かにパソコンの前に座っている時、ソファーの上にいるチビ犬にじっと見つめられている視線が、なんだか痛いぐらいの時があります。
そんな時は、きっと感傷的なココロになっているんですね。互いに目と目が合うと、一瞬にして相手の雰囲気と気持ちが読み取れる繊細な状態になっているみたいです。
しかし、それにしても目力(めじから)っていうのはすごいですねぇ!
伝える言葉となって強烈にぐいぐいココロに訴えてきますから無視するわけにはいきません!
一瞬0・3秒の目と目のコンタクトで意志疎通できるのを“アイコンタクト”というらしいけど、日常の気づきって、実は目力がとても大切なんだぁ〜とこのチビ犬のどんぐり眼を見て学びました。
人間同志わずか0.3秒の“アイコンタクト”で毎日、意志疎通できる訓練をしていたら、ウインク1つで互いにわかり合えちゃうんでしょうか?
さぁて、これからは、チビ犬相手に特訓でもしてみましょうかね。
おっ、再び目力で気持ちを訴えてきましたよ。
“暗くなるから、散歩に早く連れてって!”


NO169 天高く知肥ゆる秋。六本木アカデミーヒルズ編。
2005/09/26
花が「先ず咲く」(マンズサク)ことから別名曼珠沙華(マンジュシャゲ)なのだそうです!秋の彼岸前後に開花する真っ赤な“彼岸花”が一日3箇所のお墓参りの途中で見ることができましたぁ〜。
それにしても“まんずぅ〜咲く”ってやたら訛っているようで冗談だと思っていました。でも調べてみたら本当だったんですねぇ〜。
さぁて今日はすっかり秋晴れとなり、お墓参りもスムース。
天高く馬肥ゆる秋・・・。天高いといえば、先日、天高くそびえる六本木ヒルズの49・50階にあるアカデミーヒルズに初めて行ってまいりましたぁ!
2003年4月25日オープン以来、商業施設以外のこのフロアーに足を踏み入れたことはなかったのです。
なぜか無料招待講座チケットをいただいたので、もったいないから、とりあえず行ってみるかぁ〜、そう思って行ってみました。
そこは東京を一望するロケーションの中にスクール・フォーラム・ライブラリー・リサーチネットワークの4つの機能があるとてもおしゃれな空間でした。
ちょうど、私が行った一日前の二十日から“一日完結型”や“短期間型”のビジネスセミナーを“平日の昼間”に展開する試みを開始したのです。
会社帰りの男女対象の夜間セミナーは、以前からだそうです。
講座内容ですか?これがまた、なんとも六本木らしい〜!
オンライン・ビジネス講座・コンプライアンス革命・新・競争戦略講座・ウィークエンド速習MBA講座・究極の商品企画セミナー・岐路に立つ不動産市場等・・・。
ふ〜ん、駄目だ、難しそうだぁ!う〜ん、そういえば思いだしました。
今から2年前の2003年に“女性の一日講座”がイベント感覚になりつつあるという記事を読んだことを。
気になるレッスンや講座を渡り歩き短期間で習う楽しみ方は、今もどんどん増えていますよねぇ。
そうなんです!今や“アカデミー”は、イベントでありエンタティメントとして気楽に楽しむ土壌が、すっかり都心に出来あがってきているんですね。
いつの間にか“一日完結講座”朝・昼・夜花盛りですぅ〜。


NO168 “マノ・ア・マノー出会いの握手”すみだトリフォニーホール。
2005/09/25
「お父〜さん、まずいですよ!ほらぁ!隣席に座っている奥様も気がきじゃないと思いますよ〜」
今日、強い台風17号関東接近中に錦糸町のすみだトリフォニーホールへ向かいました。
午後3時からクラシックギターとフラメンコギターの華麗なる競演“ホセ・マリア・ガジャルド・レイとファン・マヌエル・カニサーレス”のまったく違った華麗なギターテクニックのハーモニーに聴衆が静かに酔いしれている時でした。
前の席にすわっていたのは団塊世代らしき初老のご夫婦連れ。
奥様が静かにじっと演奏を聞き入る横で、御主人は、まるでマッサージ椅子にもたれかかったように顔を天井にむけたまま目を閉じて、足をのばしてすっかりリラックス状態ですぅ〜。
なんだか、それが気になって仕方ありませんでした。
きっと、奥様が日曜日の午後、このコンサートに御主人を誘ったんだなぁ〜と勝手に想像してしまいました。
すみだトリフォニーホールは1997年、世界的に著名な指揮者、小澤征爾氏が桂冠名誉指揮者を務める「新日本フィルハーモニ交響楽団」とのフランチャイズ提携したすばらしく美しい芸術的なホールですよね〜。
そんな日常と違った雰囲気をきっと奥様は御主人と一緒に味わいたかったんじゃないでしょうかぁ?
心の中で「起きろ〜起きろ〜」と真後ろ席から私は叫んでおりました。
今日のコンサートのタイトルは“マノ・ア・マノー出会いの握手”ですよ!お父さん!
人生、これから先のご夫婦の二人三脚だいじょうぶですか?
今日、この演奏のようにそれぞれが自分のスタイルを保ちながら、お互いの人間性を尊敬しなければ、こんなにも溢れるような粋で華麗な曲は奏でられませんよねぇ〜。
さぁ、お父さん!今からでも遅くありません。
今日は奥様が荒れ狂う台風の目にならないように、夕方仲良くお食事でも一緒にいって奥様の気持ち静めてくださいねぇ。“共白髪ですよ!”






NO167 秋色の涙。ラガーマンの青春!。
2005/09/23
「どうもありがとうございましたぁ!」
15人の若き獅子達が観客に向かって叫ぶような大きな声で全員一斉に頭をさげ、そのまましばらく動きませんでした。
大きな拍手がわきおこると同時に、泥まみれのジャージ姿の猛者達が大きな肩を震わせて泣きじゃくり、その嗚咽がグランド中に響き渡りましたぁ!
玉川学園のグランドで精一杯の青春を謳歌した、高校生ラガーマン達の熱くも美しい秋色の涙を見たとたん、私の心に熱くこみ上げてくる感情をおさえることができませんでした。
敵チームながら、試合が終われば、これほどのさわやかな気持ちにさせてくれた彼等に心から精一杯の大きな拍手を送ったのです・・・・。
相手チームの努力をも尊重して戦うスポーツマンシップ、ゲームが終われば敵味方の区別がなくなり、ともに戦った戦友になるラグビーの“ノーサイド”という独特の言葉ってこれなんだぁ!いいもんですねぇ〜涙目ですぅ!
さぁ、いよいよ、花園をめざし第58回ラグビー高校大会が日本全国ではじまりましたぁ!
花園という夢に向かってひたすら前に前にトライ!勝ち取るために仲間をひたすら信頼し結束力を固め、スクラムを組んで、互いに身体をぶつけあう!
いつもキズだらけで、家に帰るとゴロゴロしている息子を見ているだけでは感じることのない何かを、今日はじめて息子の試合を見た秋のグラウンドに見つけることができました。
代々木上原のカフェで妻と2人でビールを頼み、乾杯しましたぁ。
男はだまってラガービール!
今日はなんだか秋空がとても大きく見えました。


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