“ドイツのライフスタイルを日本で体験してみませんか” そんなキャッチフレーズに乗せられて広尾のドイツ大使館のお隣、有栖川記念公園前に今日出現したばかりのドイツ体感スクエアD−HAUSにやってきましたぁ! まったく予備知識を入れずに来てしまったもので、なんだか今日は非日常の世界にとびこんでしまったようです。 会場自体が旧自治大学校キャンパス、古めかしい学校の前にいきなり巨大な無数の光を放つフットボール・グローブ・ジャーマニー、なんとも2005IFAワールドカップの未来的なモニュメントにドッキリ。ドイツ難民孤児救済活動の写真を見ていたら、美しい女性と目と目があって向こうからニコッと微笑んでくれてご挨拶。これまたまたドッキリ。“あれ〜、女優の東ちづるさんだぁ〜”写真展は東ちづるさんが主催しておりました。 “なんだか、おもしろくなってきましたぁ!”といっても館全体は、初日の普通日だからでしょうか、ヒトがまったくいません・・・。こうなったら1人でも楽しみましょう!昼から“ビール証券市場”へ。ビールの値段が変動相場制で変化する十数種類のビール値段が電光ボードに表示、変なビヤホールが校庭に開設されています。中途半端な楽しみかたは身体に悪いですから料理アイスパインとヘニンガープレミアムで昼食ということに決めました! さぁ、ゆっくり、アーティストやミュージシャン、建築家さんの作品も見たことだし館を出ますかねぇ〜。 帰り際の校庭の隅に妙に気になる看板発見! 視覚障害者と晴眼者の心をつなぎ、五感の大切さを知る社会的プロジェクト“ダイヤログ・イン・ザ・ダーク” その15分後、私は上下左右まったくわからない漆黒の暗闇の空間を白い杖をついて歩きまわっておりました。 そして45分後には闇のカウンターバーにて中国茶で乾杯していましたぁ〜。 日常生活の様々な環境を折り込んで“まっくら”な空間を約1時間、聴覚や触覚など視覚以外の感覚を使って体験するワークショップ形式の展覧会なのだそうです。 あの“笑うセールスマン”喪黒福造が薄暗い路地のバー“魔の巣”でお酒を飲んでいるシ−ンをなんだか思い出しました。 漆黒の闇、まったく光のない“暗闇のバーへようこそ” でも、ドイツ展会場でこのような体験をするとは夢にも思っていませんでしたね〜。 摩訶不思議な非日常のドイツ文化にいきなりふれてしまいました。 10月3日は、ドイツにとっては特別の記念日、統一15周年を迎えたんですね。 |