流風雫のひとりごと。
自分でもちょっぴり不思議でした。でも、今では“そうよねぇ!”ってある意味、納得してしまいます。エ^―――ッ、何が言いたいの?って思いますでしょ。
皆様との出会い。それまで全く面識もなく、歪んだ表現をあえてするとなれば、パソコンだけが唯一の接点。なのに・・・。2年前に発刊された雑誌のとある記事が私を引きつけたのです。たまたま開いた雑誌です。何の気なしにパラパラと。なのに・・・。当時もおそらく流し読みくらいはしたはずなのですが、残念ながら記憶にはなく、今回改めてその字面を導かれる様に無心になって追いました。その内容がまたとっても素晴らしいのです。 是非皆様にもご紹介したかったので、その一部を掲載させて頂きます。 お茶の水女子大理学部動物学科を卒業され、現在中央大学名誉教授。世界的にも珍しいミミズの研究者、通称『ミミズ博士』中村方子(まさこ)先生のインタビュー記事です。著書「ミミズに魅せられて半世紀」「ミミズのいる地球」他
「ミミズは他の生物に寄生したりしない。ミミズ同志がかみつき合ってケンカしているところなんて、みたことないでしょう?・・・中略・・・よそから略奪せず、他者を攻撃せず、ちゃんと自分で食べ物を探して成長して、子孫を増やす。そんなふうに、ただひたすら自分が満足する生き方を探求することによって、土壌が豊かになリ、ときに餌として野鳥の命を繋ぎ、地球環境がより良くなっていく。とても素晴らしい生き物なんですよ。」 「ミミズには性差がありません。両性具有なんです。人間社会の女性差別なんて、ミミズにはひどく愚かに映るでしょうね。もし私がここであきらめたら、後に続く女性がまた同じ目に遭う。荒地を均し(ならし)、豊かな土壌に変えるミミズのように、私も道を拓いて(ひらいて)環境を整えておかなければ・・・。そう、私はミミズに生き方を習ったんです。」 女性研究者、大学職員の待遇改善にも真剣に取り組む。教授会に出席すれば、100人程の男性教授に対して女性教授3人.「新参者は・・・」と窘め(たしなめ)られても臆せず、15年間研究から干される事態になっても怯まず、ひとつひとつ大学当局に諮って(はかって)、糺して(ただして)。将来を担う女子学生への奨学金として年間180万円、定年まで15年間大学に寄贈。 進化論で有名なダーウィン。彼も終生、ミミズの研究に関心を抱き続けていたことも付記しておきます。
摩訶不思議なご縁をひしひしと感じております。 皆様、これからもどうぞ宜しくお願い致します。 |