地球人のヒトリゴト バックナンバー
2011  4月

NO809 五月の白いバラ。トップ!光の道を走り抜けて!!
2011/04/30
♪バラが咲いた バラが咲いた ぼくの心に いつまでも 散らない 真赤なバラが

玄関前から、かがみこんでいつもの青いリードを首輪につけて、いつものお散歩道をいつものようにテケテケTAGOSと共に歩くみたいにふるまって。。。
ウゥ〜ん、何だかオマエいつもより足取りがグ〜ンと軽いし、まるで風のよう。。。。
散歩道は、いつもと同じ、のどかな風景!いつものように、ときどき顔を見合わせながらお散歩します。
しか〜し季節の変わり目、日々のうつろいがすっかり身近な光景を変えておりましたぁ。

アリャリャ〜、チョイとオマエとお散歩できなかった間、んまぁ〜田園には、いっぱいに水がはられ、蛙がゲロゲロうるさいほど鳴いているねぇ〜。道々に咲く色とりどりの可愛い花々!
今年に限り、TAGOS家から遠ざかっていたウグイスも、気持ち良さそうにここでは鳴いているなんてぇ。。。

気持ち良い、初夏のポカポカ陽気、2階の窓からは美しいピンク色のボタン桜が揺れていた今週始めに急変して。。やんちゃで元気だった我がチビ助犬が、まったく静か!安らかになりましたよぅ。。。
あとわずか5月1日が15歳の誕生日を家族で祝うはずでしたのに。この日ばかりは、TAGOS家にゲリラ雨が降りました。。。

チビ助犬の名前は、“トップ”。
TAGOS家にやってきたきっかけは、父が脳梗塞で倒れて以来、家族で外出が、ままならくなっていた時・・・・。
その時は、まだ遊びざかりだった幼い子供達とも遠出する機会がグ〜ンと少なくなっていた折、娘から“ワンちゃんがほしい!”というお願い。。。。

当時、すでにしゃべることは困難になっていた父に“ワンちゃんを子供達にと思うのだけど、家中で飼っていいでしょうか?
とても綺麗好きで父で髪の毛一本でも嫌う潔癖な父が、その時ばかりは、コクンと優しくうなずいて、んモ〜子供達は大喜び!!
そんなことで、チビ助け犬がTAGOS家にやって来たその日から、家族の一員として、こよなく愛され、可愛がられ、ずっ〜とず〜っとここまで一緒に暮らして来たのです。

日々は過ぎ、子供達と遊び転げていたチビ助犬。。子供達も20歳を過ぎ、大人へと成長し、それぞれが忙しくなって結局毎日の散歩は、親ということに。
しか〜し、子供達も家にいて時間があれば、それぞれが、代わりばんこにお散歩へと。
お散歩道選びは、我がチビ助犬の気分によりまったく違っていたようで、家族それぞれの自分なりの、いつものお散歩道があったのだとわかりましたぁ。。。

お散歩から戻る家までの一本の道路の正面から差し込む、目もあけられないぐらいのまばゆい朝日の中に現れるスーっと筋のように出来る光の道。。。。TAGOSとチビ助犬は顔を見合わせながら“それ!!いつも、こうした王道をいくんだぞぅ!”と叫んでは一気にチビ助犬と共に光道を走り抜けて家に戻るのが常でございました。

昨日、大安29日昭和の日、ゴールデンウィークが始まる、その日、我がチビ助犬のまわりには、庭に咲く、色とりどりの野花と、白いバラ、家族それぞれのお手紙、そして家族と過ごした写真アルバムに囲まれました。
TAGOS家に最後のお別れを告げて、家族とともに過ごした家内をゆっくりひとまわりし、豊月、姉に玄関で見送られながら家族と車に乗って・・・・・。

火葬中、青空から強い日差しが大空への光の道をつくりました。思わず“そうだ!いつも言っているように光の道にむかって走っていくんだよ!迷うなよ!”

家族と家に戻り、しばらくしてから、朝と同様、いつものように青いリードを片手に握り締め、いつもの散歩道を歩いたのです。
“トップとは、これからも長が〜い、長〜い目に見えぬ絆というリードでつながっているからねぇ〜。
いやいや、散歩中、青空に太陽が光り輝いているにもかかわらず、小雨がずっと天から降り注いでおりましたぁ。

いつもの散歩からの帰り道、今日は正面から差し込む眩いくらいの光の道ではなく、包み込むような大きな虹が青空に顔を出したのございます。。。。

夕刻になり、皆を元気にさせようと豊月から、今日が英国ウィリアム王子ケイト妃結婚式がテレビ中継されると聞いて、始めてそんな日なのかと家族は知ったのでした。

娘がぽつんと言いました。“そうそう、トップって そういえばイギリス犬だったよね。。。。。”

☆五月のバラ 
http://youtu.be/Fa2WK8yYs9Y 


NO808 ショボンとしてはいられない!カラフルワールドへGO!!“秋葉原編”
2011/04/20
これじゃぁ!元気がでませんよ!!
ここにはショボン顔が多すぎるるぅぅ。。。。。

色とりどりのチューリップ、ツツジ、ボタン桜、芝桜、雪柳、レンギョ、青葉、などなど今まさにカラフルワールド満開の季節!!

あの2008年6月の悪夢以来、2年7ヶ月ぶりに今年/1/23 に再会された秋葉原の歩行者天国。
アキバの知人曰く、まさに11日の大地震発生直後は、避難する人が歩道からあふれ出て、まるで歩行者天国のようになってしまったと。。。

TAGOSは秋葉原にやって来ました。

アキバで昨年来、ブームとなっていた『顔文字シリーズビーズクッション通称 ショボーン (´・ω・`)クッション』を横目に今はショボンより対となる『(`・ω・´) シャキーンクッションを並べたほうが元気がでるのにぃ!
それにしても秋葉原は来るたびにこの顔文字クッション同様、顔がすえかえられてゆく街に思えますぅ〜。

1962年以来半世紀にわたり「アキバ」の顔として親しまれてきた「ラジカン」こと秋葉原駅前の「秋葉原ラジオ会館」。
中に入れば、中野ブロードウェイ同様、「オタク文化」がプンプン香る店が集積した聖地も老朽化のため夏をめどに閉館しますね。
まさにこの「ラジカン」は時代の流れとともに、秋葉原の街変貌そのものを象徴するような建物でしたぁ〜。
家電⇒PC・オーディオ⇒そしてフィギュアや、アニメ本などを販売する店にと主流テナントが、ドンドン変化してゆきました。

そうそう、JR秋葉原駅に直結していた1951年オープンのあの秋葉原らしい「アキハバラデパート」が2006年12月に閉店しましたが今は顔がすっかり新しく変わって昨年11/19日グランドオープンした「アトレ秋葉原」になっていま〜す。

いやいや、昨年2010年8月29日に閉店してしまった「ヤマギワ・リビナ本館」前にやって来ました。
ヤマギワといえば秋葉原では老舗の電気屋さんであちこちにありましたよねぇ。

TAGOSは秋葉原と言えば「ヤマギワ」「山田照明」の時代にシャンデリアや家具を目の保養にとちょこちょこ立ち寄っていた世代でございます。
んまぁ〜特に1983年に竣工してから27年間「ヤマギワ・リビナ本館」はこの秋葉原においては輸入品の高級照明・インテリア、雑貨など、とってもグレード感があったところでした。
再生した「ヤマギワ東京ショールーム」(旧ヤマギワリビナ本館)は京橋に移転して4月11日オープンとの張り紙がありましたん。。

秋葉原ではかっての「ヤマギワ」に代わり、あちこちで一番目立つ看板は「ソフマップ」。。。
今現在は株式会社ビックカメラの完全子会社なんですねぇ。
2000年にヤマギワと提携した「石丸電気」はエディオングループの店舗ブランドのひとつだし〜
ハァ〜「山田照明」も今は、株式会社サンゲツの連結子会社。。。。。

さぁてさて、メイド姿も、もはや当たり前の風景となっているこの秋葉原という街は、この先どのように変貌して行くのでしょうか。。。

☆Electric Avenue
http://youtu.be/vtPk5IUbdH0
☆Grazing in the grass
http://youtu.be/ELcmGY1Sxus
●ユニーク地球人コラム
スーサンのよもやま話No.97新規Upです。
今回は久しぶりに、無名仙人さんからの2編を同時に、ユニーク地球人のコラムにUpしますのでご覧ください。第一篇は、@荒城の月 、第2編は、A法律


NO807 空に泳ぐや鯉のぼり。春ウララ桜満開!!
2011/04/10
パブロフの犬。。。。。。

ポポポポポポポポポポポポッ ポポポポポポポポポポポポッ
電車内のあちらこちらから、不気味なあの警告音が一斉に鳴りひびきます。
またかぁ!!条件反射的に身体がキュキュッと固くなり、足を踏ん張って身構えます。

んまぁ〜テレビからのぴろんぴろーんぴろんぴろーんの警告音も同様、今はこの救いとなる携帯やテレビからの警告音が、すっかり、あのホラー映画「着信あり」や「リング」の用に恐怖を呼びさます音となってしまって。。。

これじゃぁいかん!気分的にも新スタートを切り始めたとたん、深夜震度4(宮城県震度6強)の余震にゃぁ、さすがまいりました!。

大地震から一ヶ月経ち、都内のソメイヨシノも満開となりましたねぇ。
例年通り、TAGOS家の庭にある一本の桜も満開を迎えました。
しか〜し、例年と違うところは、その桜の近くにテントが張られている光景。
3月11日大地震以降、余震が続いたことで、15年以上前のアウトドア道具を納屋からエッサラ引っ張り出してきての設営。
ファミリーでアウトドアに行かなくなってから長年の月日が流れ、見る度ごとに何回も破棄してしまおうと思っていたテントやガスボンベ等などがこのような形で再び使用するとは夢にも思っておりませんでした。

母、豊月91歳の庭の桜を愛でることは、まだまだ歳若いTAGOS家族の花見と何ら変わりありません。

しか〜し、高齢な豊月にとっては“後(あと)何回、庭のこの桜を家族と見ることができるだろうか?”。
同時に、“これからも、どれほど人の御役に立てるのだろうか?”という、太陽のように明るく優しい豊月の気持ちが今尚、フツフツ伝わってきます。。。

そうそう、家族で同じ桜を愛でていても、奥底の心模様は誰もが違っているんですね。

んんん、TAGOSは、この地震によって、あらためて日常に感謝できる出来事がとても増えた気がしています。
命のありがたさ、人のありがたさ、家族のありがたさ、電気のありがたさ、食べ物のありがたさ、水のありがたさ・・・。
そういったことへ感謝する機会がズズ〜ンと増えた感じがあります。

先日は、大空に泳ぐこいのぼりをみました。
昭和時代から、家族を表すものとして子鯉(青い鯉)を添えたものが主流となった元気な元気な鯉のぼり。。。。

大地震がおこっても、思い出一杯の一軒家でお一人の生活を続けていた80代のご婦人がいらっしゃったTAGOSの知る各々二軒のお家。
再び震度6強の地震が起こった翌朝には、どちらも娘さんが迎えに来て、寄り添うように家から出て行きました。
またお一人で戻って住まわれるのでしょうか?今は2件とも留守宅のまま。

さぁてさて、大地震以降、日々いったい何がおこるかわからないこと。
毎日をフツーに生きるって一番難しいってこと。。
だからこそ、フツーの毎日が、一日一日ワタシにとって Everyday Special (毎日が記念日)

ユニーク地人を立ち上げて6年目、あらためて毎日を、元気に楽しんで生きるのだというコンセプトを自分自身大切にしてゆきたいと思ったTAGOSでございます。

☆Diane Birch
http://youtu.be/yeboVfS3OLY
☆France Gall
http://youtu.be/rfJN5yTCDac