地球人のヒトリゴト バックナンバー
2010  6月

NO775 そして半年過ぎました。男はつらいよ!トラとなって走り抜けるには・・・・“神谷町・上野”編。
2010/06/28
アップアップ!アップアップ!アップアップ!!
口をおお〜きくアップアップ、フォ〜〜益々息切れが・・・・・。

階段上から滝のように流れ落ちる泥水にもめげず、さながらこいの滝のぼり!
アップアップしながらドロドロになって86段の階段をようやく昇りきると、正面には立派な茅の輪が!。

早いもんですぅ!今年も、アぁぁぁぁアと言っているうちに半年が過ぎ去っていったもんだから、TAGOSは、出来ることなら、これからの夏以降も無事に乗りきれるように心身ともに清らかぁ〜になろう!折り返し地点、あとの半年間を新たな気持ちで迎えようと・・・・・。
年明け初の街歩きは、干支にちなんで虎となってスタートダッシュを切ろうと、文字通り「虎ノ門」の金比羅様からスタートを切り、どうにかこうにか半年走り続けてはきたのですがぁ。。。。。ゼイゼイゼイ。。ゼイゼイゼイ。。カァ〜息切れ!

そうだ!そうだ!そうだったん!これからの半年、再び虎となって走り抜ける為にはおととしも行ったあそこに是非!そう!是非!あそこに行かなくっちゃ!!
一日で千日分の御利益をもらえるぅ!25日(金)「千日詣り」。合わせて行われる「ほうづき市」が開催される都心のお山へGO!、TAGOSは標高26メートルにある愛宕山の「愛宕神社」へと迷わず向かったのでございます。

「出世の階段」と呼ばれている86段の階段を昇りきると、そこには立派な茅の輪が。
この茅の輪を8の宇を描くように、3度∞∞∞とくぐりぬけて、参拝をすれば、御利益満点。それで千日分!。

しか〜し、やはりそんなTAGOSのあんころ餅のような甘〜いのびきった考えではバチあたり者!、
ひどい目に会ってしまいましたぁ!!
「出世の階段」をアップアップ昇っているさなか、ブブゼラのような豪雨、ド派手な雨が降り注ぎ、滝のように流れ落ちる泥水に、階段を昇りきった時は、息切れ、動悸ドキドキ♪救心 救心〜全身大雨と泥水でびっしょりずぶ濡れ!!

ウォォ〜ようやく辿り着いた境内には、「招き石」と呼ばれる霊石があり、この石を撫で撫ですると、福が身につくいわれがあるので、削るようにおもいっきり撫で撫で!
ずぶ濡れ姿で豪雨にかすむ茅の輪を意地になって、たった一人3度∞∞∞とくぐりぬけている姿は、自分でいうのもなんですが何だかこわ〜い!
古井戸からまとわりつくような長い黒髪、全身ずぶぬれになって這い出てくるあのリングの貞子のようなインパクトだぁ!!

「千日詣り」を済ませ「ほうづき市」を見終わっても、んん〜いっこうに雨はおさまらず。。。。
びっしょりスーツを乾かそうと、雨宿りに愛宕神社のある愛宕山「NHK放送博物館」 に。
大正14年に、愛宕山で日本初のラジオの本放送が始まり愛宕山は“放送のふるさと”と呼ばれているところでございますねぇ〜。
館内にひとたび入れば、ピッッピッピッピいきなり昭和にタイムスリップ!!!アノ昭和街頭放送の世界が。。。。
“とんち教室”“話の泉”“二十の扉”などなど。。。一瞬に昭和が蘇る!豪雨に打たれて雨宿りしてたら、いきなりTAGOSは昭和にぶっ飛んでいってしまいましたぁ〜。
いやいや、雨の日の愛宕山は、まさに、TAGOSにとって、びしょびしょスピルチャルスポットでございました。

さぁてさて、TAGOSは愛宕山をヨイコラ下山し、新橋、そして上野末広町へと向かいます。
到着時、雨はすっかりあがり快晴にぃ!そこでここからが肝心!半年再び虎となって走り抜ける為に、どうしても締めに必要な事!
  
笑う門には福来た〜る! 
そうそう、夕刻からは鈴本演芸場で落語家桂ひな太郎さんの独演会。師匠桂文楽さんもゲストで出演され、大口あけて思う存分おもいっきり笑いっぱなし!素晴らしい独演会でございましたよぅ〜。

☆Summertime Blues
http://www.youtube.com/watch?v=nU5uDozoSSM
☆m pop muzik
http://www.youtube.com/watch?v=FabM1RJTkrY
☆Kaoma
http://www.youtube.com/watch?v=oCPE1PAk8Mk


NO774 豊月(ほうげつ)90歳が語る。夫十三回忌法事を終えて。
2010/06/23
夫十三回忌にあたり、平成22年6月20日(父の日)、
ご住職によって皆々様よりのお塔婆のご供養いただき墓前には特別新しいお塔婆、美しい花、新ためて天国の主人も皆々様の御挨拶に感謝していることと思います。

お蔭様にて梅雨空も晴れ、良い日頃となりました。
身内ばかりの集まりで会食を楽しみながら、夫、亡き長男の写真を飾り、なごやかに時をきざみました。
皆様より父を偲んで、沢山のメッセージをしたためた封書頂き、何より嬉しく感謝いたします。

最後の御挨拶を済ませ、皆様と別れてから、ご住職、家族一同乗せた車、菩提樹へと着きました。
境内一面のあじさい、緑、白、桃色の花、梅雨の空にすがすがしく映えていました。
自宅へ四時半ごろ戻り、一息ついて、皆様のメッセージ、早速仏壇に供え今日の夫十三回忌法要をつつがなく終えました。

一夜明けて皆様の父を偲ぶメッセージ、静かに読ませて頂きました。
それぞれの父の思い出は共通しての言葉。日本橋で生まれ成人になるまで家族ともに暮らした日々。
特に父は礼儀正しく、無駄口は少なく、常に子供達の愛情は強く、身だしなみの良いお洒落な父の姿が、現在も子供達には懐かしく思い出され、おかげで自分達の育った時の精神、現在も立派なプライドを持って生活出来る事は父のおかげと感謝しているとのことです。

先日、家族と、車で食事後の帰り道。昔栄えた頃の城下町の商店街を通りました。
現在は時代と共にすっかり閉じたお店が並ぶ、すたれた街並み。ゆっくり車を走らせ通りかかった時、目についた古い建物の和菓子店。
外から見ると入口戸に貼られた短冊に水羊羹、大福、饅頭と書いてありますが、買う気になれない薄暗い店内。
製品がどこにあるのか判りませんが、そっと戸を開け家族で大声にて“今日は・・・・・・”

広い奥の方より白衣を着た六十歳ぐらいのご主人が出てきました。
おとなしそうで、活気がなく、商売っ気がさらさらないような人でした。
私には、そのことが、ことさら興味深く、店内を見回して見ると、奥の隅に初代創業時代の写真、何をか語らんと思うような薄暗い場所に置かれていました。
当時使用した落雁(らくがん)の型押し、当時を偲ばせる道具、家の天井、柱の太さ、広い売店、チリのかかったお店の中。
歴史をご主人に聞いても“私は四代目ですが子供の頃にはとても賑やかな商店街の事は良く知っていますが、創業先代までの歴史は親より全く聞かされたことはありませんから知りませんね・・・・・”と本人も興味がなさそうです。

私は人ごとのような、その考えられないご主人の言葉に、ご主人が気の毒に思えました。
もしも親より世代の歴史を告げてもらっていたら、現在は有名な四代目老舗ではないか。
家に帰り考えさせられました・・・・・・。

私はお蔭様で九十歳になりますが、私の思うところは孫、ひ孫まで先代の生き様の歴史を知ってほしいと思っています。

毎日、休む前に一日の報告、仏前にお祈り。幸せ、感謝、これも皆様のお陰、ありがとうございます。

豊月

●ユニーク地球人コラム スーサンのよもやま話No.92 新規Up です。とってもユニークなニッポンの田園風景をご覧下さい!


NO773 梅雨入りしましたね。。。ある日突然!ミミズだって オケラだってアメンボだって〜
2010/06/15
梅雨入りしましたねぇぇ〜。

平年6日遅れで梅雨入りした週明けマンディ!
ハァ〜朝からどんより、ジトジト雨どぁぁぁ!すっかりカビるんるんなうっとうしい気持ちになりかけていたその日!
夜にかけて気持ちはスキッ!ニッポン晴れ!やってくれましたねぇ!見事なカメルーン戦でございましたぁ!

ソファーにゴロリ寝転びながらTV観戦!向かい側ソファーの上で同じようにコロリンと寝転ぶ我が家のチビ助犬の姿はいつもと変わらぬ光景なのですが・・・・・・。

TAGOSは今週“父の日”にとりおこなう父十三回忌法要準備をすすめながら、なんとな〜く寿命についてあれやこれやと考えてみたりして。。。。。。。

う〜ん、働きアリっていったい寿命はどれくらいなんだろう?

イソップ童話に“アリとキリギリス”という有名なお話がありますよねぇ〜。
うだるような夏に、アリさんはエッサエッサ働いて食物を蓄えていましたが、キリギリスさんは遊んでばっかいたので、冬になってキリギリスは飢えましたが、アリは“だいじょうぶだぁ!!”というお話でした。
主人公アリさんの平均寿命は1ヶ月(天敵や事故)長くても半年〜1年くらい!キリギリスさんの平均寿命2ヶ月!
そんなことを考えはじめたら、日常なにげなく目につく身のまわりの生き物の寿命がやたら気になりだして調べてみることにぃ・・・・・・。

一匹のミミズはどのくらい生きるのよ?
散歩道で、時折、日干しカラカラになっているミミズ君は春に生まれて、冬までにはほとんどチ〜ンが一般的らしいです。
じゃぁ、ゴミをあさっているあのカラスの寿命は?
平均すると10年から20年ぐらいだそうです。
今もさかんに飛び回っているあのスズメたちは?
野生のものは平均寿命1年、長くても2、3年!

長生きのめでたい象徴の鶴亀“鶴は千年、亀万年”って言うけれど、どうなのかしらん?
ホゥ、野生の鶴は平均寿命30年ぐらい、一般のカメカメ亀さんは30年〜50年。

そうそう最近、情報通信系メディアでさかんに耳にするあの“ガラパゴス現象”
その本家ガラパゴスで守られながら生息している絶滅危機の“ガラパゴスゾウガメ”の寿命は100歳以上!
いやいや、生物は自然界にいるとやっぱり、天敵や事故でまともな寿命をまっとうできず、平均寿命はググ〜ンと短命になっちゃうようですねぇ。

さぁてさて、我が家の庭の中心にある五葉松!
この五葉松 の寿命は長いですね。数百年は生きるようです。

カメルーン戦を観戦しながらも、向かい側ソファーのもたれに後ろむきになってベッタリ吸い付いて動かないヤモリのようなわがボサボサ犬を見つめながら、ふっと心の中でつぶやきます。
“もう君もいつの間にか14歳になっちまったんだねぇ〜”人間の年でいえば高齢期の74歳ぐらい・・・・・・。

今にも抜け落ちそうな歯がたった2本しかないけれど、よくしゃべるし、よく食べるし、頑固だし、一番偉そうにしてるし。。。。。
“んまぁ〜いいか、そのまんまでいいから長生きしろよ!”
日常、何気なくこうして、身のまわりの生き物にフゥーっと寿命のことがおつむに浮かぶのは、それなりのお年になったって事でしょうかぁ?

♪ぼくらはみんな 生きている 生きているから 歌うんだ ミミズだって オケラだって
アメンボだって みんなみんな生きているんだ 友だちなんだぁ〜 

さぁてさて、7年間の宇宙の旅を終えて、「はやぶさ」が舞い戻ってきましたねぇ。

☆Joyce Jonathan
http://www.youtube.com/watch?v=FsJWSDe44Uk
☆Sylvia
http://www.youtube.com/watch?v=-AfvRWvvP1U
☆Marianne Faithfull
http://www.youtube.com/watch?v=wO_LcE9c57Q


NO772 HEY! Mr. Spaceman 。。。クールビズにホットな街“大手町編”
2010/06/05
UFO!ユッホ!
♪もしかしたら もしかしたら そうなのかしら〜 それでもいいわ 近頃わたし 地球の男に あきたところよ。。。。 

もぅ〜いかん!コロコロ変る地球人ではだめなのかん?!
激烈歓迎をうけ、93代総理大臣に迎えられた宇宙人Hがツイッターでツブツブツブとつぶやきました。。。。“これからは人間としてつぶやきたい”

えぇxxxxxもしかしたら もしかしたら そうなのかしらぁ〜?電撃辞任!! 
地球にとどまること連続266日目にして、しびれるような!感電するような!UFO!ユッホ!でございましたねぇ!!
コロコロコロリンと1国の総理大臣が次々変るこのニッポン国では、もはやミスタースペースマンでさへも、操縦不可能!?
ワレワレ地球人が望んだのはこんな“チェンジ!”ではなかったはず!!

“ばっちりです!地球の空気はおいし〜い!”6月2日、時同じくして、連続163日宇宙にとどまっていた野口さんが宇宙の彼方から帰還し、地球に降り立った時、こうつぶやいたのでしたぁぁ。

アリャャァ、ない!お洒落な丸の内仲通りを抜け大手町までトコトコ歩いて来たTAGOS・・・・・・・。
2年ぶりぃ!大手町の日経ビルのホールで行われるセミナーにやって来たのですがぁ、あの、古びた日経ビルがな〜い!当然この場所と時間ギリギリに会場へと思っていたから。
サァ〜大変!!あるべき日経ビルは取り壊されそこには広大な空き地。。。。

そうだ!そうだ!そうだったぁ!すっかり華やかになっている丸の内と同様、大手町も都心部の大手町合同庁舎跡地に周辺の老朽化した建物を移転させ、段階的に大手町地区の建て替えを推進しているエリアだっけ!。
丸の内や大手町の2002年9月竣工した地上31階・地下4階のご立派なサンケイビルまでは足をのばすものの、大手町周辺はあんまり変わらぬ光景だし・・・・・ な〜んて思っていたら!

うひゃ!すんごいねコリャ!どこまで続く!幅140mものガラスカーテンウォールがとっても印象的なビル!
かつて大手町のJAビル・経団連会館跡に棟合計14,700坪のスケールのオフィス空間がググ〜ン広がっているではありませんか!!
あった!あった!ありましたぁ!“日経ビル”旧大手町合同庁舎1、2号館跡地に、地上37階地下4階、延べ床面積約23万6000平方メートルの高層ビル。低層部の4階は国際カンファレンスセンターや店舗などの複合施設。
んまぁ〜高層部が日経ビル(地上31階)、そしてJAビル(地上37階)、経団連会館(地上23階)。
昨年 3月10日に竣工していたんですねぇ!!

カァ〜すごい!すごい!最新ビル達って、ランク上S級ビルだから、まさに環境ビルのお手本っいう感じ!窓ガラス面に空気のバリアをつくり、外熱を防ぐエアバリアファンや日射を遮蔽する自動ブラインドなど、省エネ性・快適性を高める最先端システムがふんだんに採用されていますすよぅ!。
屋上・壁面を緑化したりと、なにしろ緑がいっぱいで太陽サンサンだし!

そうそう、今この東京メトロ千代田線・半蔵門線・丸ノ内線・東西線・都営三田線という5路線の地下鉄が乗り入れる利便性ある大手町エリアは、「連鎖型都市再生」という手法の開発をしているんです。
大手町合同庁舎の跡地を活用することにより、全体を段階的かつ連続的に更新しながら開発するという日本で初めて採用される革新的な手法らしいですが、今、内堀通り沿いのパレスホテル、そしてその裏手に現れたモダン最新デザインのビルディングが、すでに姿を現しておりますぅ!
しか〜し、国会では以前よりこの開発を巡って、大手町一帯の官民のグレーゾーン関係を追及していましたねぇ・・・・・。

さぁてさぁて無事に辿りついた新しい“日経ホール”
日経ビルの3〜5階低層部に設けたカンファレンスセンターに位置する「日経ホール」は、ゆったり座席数610席の壁面を覆う樹木のデザインが癒される多機能ホールでございましたぁ。

6月1日は衣替え!日経ホールにアナウンスが流れまています。
“今日よりクールビズ!館内にご入館なされる方々も軽装にご協力くださいませ〜”。
日経ホール満席のビジネスマン達が、一斉にジャケットを脱ぎ、ネクタイをはずし。。。。。。

かつてはネクタイにスーツといったあのビジネス街も!今や丸の内・大手町でこの時期ネクタイ、スーツで歩いていると、タバコをモクモク吸っていると同様!
肩身がやけにションボリ狭くなっておりますねぇ。。。。。

☆Cola Jet Set
http://www.youtube.com/watch?v=CyJFBKkoTLE
☆The Bird and The Bee
http://www.youtube.com/watch?v=J6rxbgAm-Do
☆Mr. Spaceman
http://www.youtube.com/watch?v=e5Q8-ARJwb0
●ユニーク地球人 スーサンのよもやま話No.91新規Up !イタリアを代表する日本人彫刻家ストーリーという題名です。
●アートなお部屋に、豊月さんの新作水彩画13点Up。