2007  10月

NO585 コーヒー一杯で幸せになれる。脳内活性の街“神保町編”
2007/10/29
KY!KY!もうKY男!そろそろ黙ったほうがぁ!
“俺食いしん坊だから〜、色々な所で食べているんだけど、ココより辛いのいっぱいあってさぁ〜”
“ハァ〜そうなの”
ここは足しげく常連が通う神保町の老舗カレー屋さん。
静かな店の中、大きな声で一人カレー自慢をし続ける二十歳過ぎの男性の前で、まわりに気づかいながらも、しかたなく相槌を打っているように見える彼女らしき女性。
オォそれを言っちゃ、もうKY!(こりゃヤバイ!)
“ところでさぁ〜以前薦めてもらった鰻屋さん、時間待たせるね〜、いやいやおいしかったんだけどさぁ”
“・・・・・・”ほらほら、彼女ご機嫌斜め!しゃべんなくなっちゃいましたぁ。
さぁてさてここは神保町、恒例第48回神田古本まつりが10/26日(金)〜11/1(木)が開催されています。
いやいやいつもながら九段下から駿河台下の靖国通りの表裏路地にまでいたる古本回廊は、とにかくすごい!圧巻ですねぇ!
世界に誇る本の街は、まるで巨大な歴史図書館の専門カテゴリー部屋が街の隅々まで回廊で結ばれて存在する静かなる知性漂うカルチャーエリア。
例えば北沢書店に行けば、そのたたずまいはハリーポッターが登場しそうな重厚な図書館の雰囲気を味わえるし、キントト文庫に行けば昭和文化を醸し出す。
街のいたるところを歩けば、記憶を思わずよびさます発見や何だこれ!と常にまだ見ぬ何かを発見することができる“脳内活性の街”でございます。
う〜ん、何度ともなく神保町を訪れるたびに感じるのは、とにかくますます神保町はおもしろくなっています!。
スポーツ・専門校・音楽・映画・演劇・アート・カレー・ラーメン・中華等、神保町の顔はまぁ〜なんと多様なのでしょうね。
新書店も古書店も歴史ある喫茶店も新しい喫茶店も、若者も老年も、この街では互いに両立してそれぞれのエネルギーを発信している本当に理想的なバランスの街だと思います。
そうそう新しいといえば、あのミスタードーナッツの新業態「アンドナンド」、渋谷公園通りの1号店に続き11月1日にオープンする2号店はここ神保町なんですね。
すでに6月11日、三崎町にオープンした北米250店舗のサンドイッチチェーンの「ピタピット」の1号店も神保町近く。
5月7日にオープンした全米で120店舗のハワイアン・コーヒーショップ「BAD ASS CAFE・バッド・アス・カフェ」の1号店も神保町です。
新しいモノも受け入れられる街として注目されているのです。
んまぁ〜何より7月7日にオープンしたニュースポット、小学館が運営する映画館や吉本興業の劇場が入るあの殻がはじける躍動感を表現したという地下2階地上6階の奇抜な“神保町シアタービル”もすんなり街にとけこんでおります。
同時に創業以来125年の三省堂書店も「神田本店」から「神保町本店」に地名を店名に変更しておりますよぅ!。
それほど今、神保町はあついのです!!
さぁてさて11月3日から“ALWAYS続・三丁目の夕日”がここ神保町シアターでも公開されるのですが、今回は“昭和30年代の日本橋”に出会える喜びでいっぱいいっぱい!
生まれ育ったままのあの街の風景に出会えるのか?楽しみ!
神保町シアターでは“昭和30年代ノスタルジア”と題して10月20日〜11月2日まであの時代の背景がたっぷり楽しめる“州崎パラダイス”“やっちゃばの女”“たそがれの東京タワー”“母のおもかげ”等など、当時の両国や佃島、銀座、洲崎が見られる映画がいっぱいです。
んまぁ〜神保町はこうした昭和の香りも漂う街ですねぇ。

☆Petula Clark - Downtown 1964
http://www.youtube.com/watch?v=8GVE7lRZuFM


NO584 いつものように幕が開き・・・。とどいた手紙は閉店します“東京・霞が関・大崎編”
2007/10/26
オォ〜ちあきなおみ!うん、ここも、ちあきなおみ!
♪いつものように幕があき・・・パチパチパチパチ。
そうそう、この出だしの歌、喝采!喝采でしたねぇ〜。
新話題スポットの初日オープン日には、んまぁ〜いつでも時間前から大勢の業界関係者と一般客、マスコミが入り混じり、短めのオープンセレモニーを終えると同時に拍手喝采が起こり、そこで♪いつものように幕が開き・・・・。
さぁてさて昨日もまた、東京・霞が関・大崎3箇所にグランドオープンした話題スポット、「東京駅エキナカ“Granstaグランスタ”」・「霞が関コモンゲート・霞ダイニング」・「大崎Think Park(シンクパーク)」。
まずは丸の内と八重洲、東京駅の東西を駅ナカで結ばれた47ショプ“グランスタ”はいわば構内通路のお店だから、オープン前から並ぶ人達は、それぞれの店前の閉ざされたシャッター前に列をなしているというイレギュラースタイル待ち。
お昼12時頃、にシャツターがそろろそろりと持ち上がってすぐに通路は埋めつくされることに。
いやいや、こりゃ、すっかりそのまんまデパチカ部分がスッポリ通路にはめこまれたという事ですねぇ。
まぁ〜11月6日オープンする“グラン・トウキョー・ノースタワー”の地下1階〜13階入居する東京53年の歴史を持つ八重洲口大丸のデパチカの強力なライバルですよぅ!
そんな華やかな“グランスタ”がオープンする中、何よりもそこで注目され、カメラに収められていたのが1968年の設置以来、4代目となる待ち合わせ広場のシンボル“銀の鈴”。
いやいや東京駅名店街開業30周年記念事業として製作された3代目が1985年、実に22年ぶりの“銀の鈴”
う〜ん、一番東京駅で有名な待ち合わせ場所のわりには、場所が移動して以来はさっぱり目だたない!
他に蒸気機関車の大きな動輪の丸の内地下北口の広場や丸の内中央口の赤煉瓦ドームの横の赤煉瓦ポストなどあるけれど、今でも東京駅で待ち合わせるというのはほとんどなかったし。
しか〜し、グランスタがオープンしたことで歴史ある東京駅の待ち合わせスポット“銀の鈴”が復活するのは喜ばしいことでございます!
さぁてさて、先日紹介した“コモンゲート・霞が関ダイニング”そして地上30階地下2階&ショップ・レストランの“シンクパーク”のオープンでも強く感じたことは・・・・・。
ふむふむ新しいレストランがいたるところにドンドンこうして華やかに出来ているけど、ちょっとすぐ近くのビル内地下のレスロラン街を廻れば同じくドンドン撤退して抜けているのが実情。
今や都心ビルラッシュとともに、レストラン出店ラッシュに拍車がかかり、従業員確保がままならず店を閉じざるを得ないレストランが急増しているんです。
3〜4年前からすでに退職をめぐっての従業員の相談もやめさせると責められる時期からなかなかやめさせてもらえないという悩みに変わっているんですねぇ。

☆Taylor Swift - Teardrops On My Guitar

http://www.youtube.com/watch?v=LtKQ7sEX1f8

●ユニーク地球人 大和撫子 チャボ日記NO19 
●スペイン発信今月の写真 ポルトガル編
●アートなお部屋 水彩画12点 NEW UP!


NO583 黄門様がやって来た!だから博士(ハカセ)が多くなる?。
2007/10/23
“私にも映せますぅ〜”
1965年(昭和40年)のこと、元国土交通省大臣のあの扇千影さんがういういしい姿でヒットしたフジカシングル8のCMがありましたぁ!
今までお父さんの趣味の世界にとどまったカメラもいよいよニューファミリースタイルが始まり、当時は主婦でも簡単に家族記録を気軽に収めらるといイメージを浸透させていった時代だったですねぇ!
カシャ、カシャ、カシャ、カシャ・・・。
そうそう天に向っていっせいに片手を頭上にかざす多くの人々!。
ふむふむ、街など歩けば、新規店のオープン時、イベント時等、こうした多くの水戸黄門スタイルを見受けることは今やあたり前ですねぇ!
んまぁ〜とにかく契約者が9千万人を超え、三人に二人が保有するというのが携帯電話なんですから!
そこには当たり前の機能としてカメラがしっかり装備され静止画も動画も、もう思いのまま!
今や、三人に二人が当たり前にカメラ・ビデオ機能という記録装置を身体の一部にしている時代なのですね。
まぁ、瞬間に興味を引いた生情報が映像付きの情報となって個人ブログなどに加工されどんどん外にむかって配信されているのですねぇ〜。
“ド、ドシロウトがそんなことするんでな〜い!”とマスコミ関係がどんなにわめこうが今やすっかりリアル時間に不特定多数のブログから送り出される静止画・動画付きの膨大な発信ニュースにすっかり先を越されてしまうというジレ馬がぁ〜。
いやいや、例えばあの“亀田親子”や“沢尻エリカさん”のこともシロウトだって客観的に意見をのべたり批判することはできるけど、ご本人に本当のことを聞きだす立場を与えられているのはマスコミの方々でございます。
“シロウト”の数ある憶測の情報“何々らしい”“何々ではないだろうか”という先々に配信された情報に終止符を打つには、当事者ご本人や、現場にかかわる人達から語ってもらわなければどうしようもないのですからねぇ”
そこで始まるのが、各マスコミの執拗なあの質問攻め!
んまぁ〜とにかく聞いて聞いて聞きまくるぅ!
ダンマリを決め込まれてうつむきダルマや腕を組んだふてくされダルマになってしまって一言も本人から聞きだせなければ推測記事に留まって、結局、シロウトさん記事と大差ないってことになってしまいますからねぇ。
まぁ〜語らせるというか、ハカせるというかぁ!!
すごいんでしょねぇ!あの質問攻めっていうやつ!真実を知りたい多くの人に代わり本音を吐かせる、いわば“吐かせ役”が多くなるはずですねぇ・・・・。
今夜は天空に黄金色に輝く大〜きな顔がにゅーっと黒雲の間から大地をのぞきこんでおります!
その姿はまるで黒雲を纏った服に身を包んだ千と千尋の神かくしの“顔ナシ”が天空から大地を見ているように見えました。
う〜ん、今日は十三夜ですねぇ。
さぁてさて、日本の偽装問題も次から次に内部告発によりあかるみに!!
いつかは自分達が告発さるのではないのと“顔ナシ”にビクビク日々おびえる企業もきっと多いのでしょうねぇ〜。

☆懐かしのCM特番
http://www.youtube.com/watch?v=yVYtilxydG0


NO582 霞を食うのはいやだけど!霞で食べる日がっやってくる!“日比谷・霞が関編”
2007/10/20
ウゥ〜残念!遅すぎたぁ!スーパースター、イングリッド・バーグマンと、お目にかかることができないなんて!
でも、すぐ目の前には白色に縁がピンクの色彩を放つなんともエレガントなプリンセス・ドゥ・モナコのお姿、んもう、うっとり!
さらに見渡せば柔らか〜なクリームが似合うジルベールベコー、朱色がとっても華やかなローラ、濃いラベンダーの装いがなんとも魅力的なシャルル・ドゴール・・・・・。
おぉ〜コイツ!な、なんと失礼な!
ローラのすぐ横でホワァ〜と大あくびをしながらも何度もヒョイヒョイ手まねきするようにトンボとりなぞをしている、とんでもなく平和なノラ猫一匹!。
そうそう、スーパースターもイングリッド・バーグマンもローラも、すべてが日比谷公園内に咲くバラの名称でございます。
いやぁ〜TAGOSは秋晴れの日比谷公園をフラ〜リお散策しながらみごとに咲いたその色彩豊かな秋バラに心癒されておりましたぁ。
日比谷公園は今が一番良い季節でしょうか!
多くの人がのんびり陽だまりのベンチに座りお弁当などを広げながら風に乗る秋バラの色香に惑わされ、なんともほんわり幸せそうな顔があちこちに。
公園内は今日から28日まで“日比谷公園ガーデニングショー2007”が始まっていて素敵なガーデニングコンテストコンテナ作品の力作がいっぱ〜い芝生に並べられておりました。
さぁてさて、日比谷公園周辺と言えば、あの9月1日オープンのペニンシュラホテルの存在が、東京駅・新丸ビルに通じる丸の内仲通りから帝国ホテルそして有数の劇場の街、日比谷への道を結びましたねぇ。
そして今度は日比谷シャンテ横“芸術座”の跡地に来月11月7日にオープンする東宝の新劇場“シアタークリエ”が完成すると、まぁ〜ますますこの一帯は演劇・ミュージカルファンが集まり華やかな街になりますね。
いやいや日比谷周辺と言えば官庁街であるあの“霞が関”。
霞が関3丁目に国内初の大規模官民共同施設であった“霞が関R7プロジェクト”もいよいよ整備も終わり、まったく今までと違った姿を現しましたぁ!
文部科学省・金融庁等の官庁棟と地上38階地下3階の官民棟2棟の高層ビルはおもにオフィスビルだけど東京倶楽部ビルの立替で今までの霞が関にはなかった飲食店9店“霞ダイニング”25日にオープンします。
館内に入れば、オープン準備でどのお店も研修中で忙しい様子でした。
んまぁ〜ランチ難民と仕事後の癒し不毛地帯のかっての丸の内のオフィス街同様、霞が関のイメージも大きく変わり始めましたねぇ。
う〜ん、どんどん日本橋・大手町・東京・丸の内・有楽町・銀座・日比谷・霞が関・虎ノ門・新橋・汐留の街が大きくリンクし始めています。

☆Rose Garden−Lynn Anderson 1971
http://www.youtube.com/watch?v=-hmilQ5JcUw


NO581 めざせ世界へ!ホンマの亀田はオッパッピー。
2007/10/17
オッパッピー!もうたくさんオッパッピ〜!。
テレビつければオッパッピ〜。
いやいや、リングの試合中からこれほどまで批判の雨あられにさらされる親子は前代未聞!!。
謝罪会見でマルガリ〜タになって無言でうつむく大毅選手の横には黒い強面の亀田のオッパッピ〜。
そう!亀田家の大黒柱のお父さん!。
今かげろうのように髪の毛と影がどんどん薄くなっていくお父さんイメージ像の中で珍しいぐらい濃〜いキャラクターを印象ずけてきましたぁ。
本当に?ふむふむ、亀田の父の存在を全面的に奉る息子達との親子関係の強い絆すごいもんだねぇ〜と息子の常日頃のコメントを聞くたびに思っておりましたぁ。
そうそう、かつては、すもう部屋入りとともに父と息子の縁を封印したあの故藤島親方と若貴兄弟の関係を見て、“獅子は自ら子供を谷から突き落とす”とはこのことなんだねぇと思ったことも・・・。
しか〜し世の中、まったくワカリマセ〜ン!
何かのきっかけで大黒柱がポッキリ折れてしまった時、家族の人生それぞれ違った方向へ走り出すのか?ますます矢を束ねて結束するのか?
さぁてさて、今回のあの世界王者決定戦!
コレが“ホンマの亀田のあられやぁ〜”という大毅選手のあられシーンはまったく見られませんでしたぁ!
こりゃ!ホンマの亀田のあられはこっちや!新潟の本家亀田製菓がそりゃ怒りますぞぃ!
あの“亀田の“柿の種”を“勝ちの種”の名前でサッカー場、野球場で販売し勝ちイメージにこだわっている会社なのですから。
そういえば“亀田のオッパッピー”?
コホン、え〜“亀田の柿ピー”は成田などで外人客のおみやげに口コミで大ブレークしているんですねぇ!。
柿の種とピーナッツの絶妙なハーモニーが大受けし日本お土産として、今や勝ち組の世界に通ずる“勝ちピー”なのです!
さぁてさて、昨日で金木犀の花もすっかり落ちてしまい、萩の花も散り、今は青紫のセイジ、紫のほととぎすが風に揺られています。
安倍前首相、朝青龍、亀田一家、次なるマスコミの集中ターゲットは・・・・・・。

☆Shakin Stevens-You drive me crazy
http://www.youtube.com/watch?v=PKfKNfTjD2M


NO580 ウドンはお嫌い?駅前ソバを愛し続ける人々。“有楽町編”。
2007/10/14
♪時の流れに身をまかせ〜 あなたの色に 染められ
一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか 愛せない♪
ハァ〜今年8月26日のことでございましたぁ〜。
中野さんのおそばに身をまかせ70年余り長年連れ添った丸井さん!
歴史に染められた思いを静かに惜しまれて閉じたのは“中野本店マルイ”でございました。
いやいや10月12日、以前よりず〜っと深い思いを寄せていた銀座のおそば有楽町に。
TAGOSは大きく変貌した有楽町広場のオープン前に並ぶ2500人分の1となっておりました。
う〜ん“丸井はみんな駅のソバ”が馴染みのキャッチフレーズだったけど、今はすっかり“駅チカ”や“駅ナカをアピールする輩の声が大きくて・・・・・。
それでもしっかり今回も“駅のソバ”!
まぁ〜○1○1のロゴを逆さにすると1○1○、10月10日竣工のマスコミ対応日だから思い入れもひとしおだったんでしょうねぇ〜。
マスコミには良く、新宿、渋谷系が銀座に入って来て、銀座のマナーが心配ねぇなどと書かれている記事を見受けるけれど、んまぁ〜思いだしますねぇ!
今から23年前、1984年4月に誕生したダイエーのプランタン2号店“プランタン銀座”同じく複合ビル“有楽町マリオン”の1つ“西武百貨店”。
当時、勢いあるダイエーも西武も銀座に出すという悲願を達成したものの、ヨソモノという風当たりがビュ〜ビュ〜吹いていましたね。
1984年という年、どんな年か思い出せますか?
世間では“かい人21面相”が青酸入りグリコ製品をバラまくという予告があったり社長が誘拐されるという衝撃的な事件、若者が社会参加を拒否する現象として“ピータパンシンドローム”なる現象も。
ふむふむレトロブーム、焼酎ブームもありました。
流行語では“マルキン・マルビ”“くれない族”“財テク”社会的には中曽根首相が現職首相として戦後はじめての靖国神社参拝、電電公社の民営化など、とにかく今に続く現象の始まりが多い年みたいです。
いやいや月賦払い!!三大月賦払い百貨店と言われた緑屋(現クレディセゾン)丸興(現オーエムシー)そして丸井は1960年に日本で初めてクレジットカードを発行していますが、まぁ〜まだまだ当時月賦払いというその言葉に抵抗感があったのを金融とイメージ先行のDCファッションと絡めて、その抵抗感を一新したのがマルイだったかも。
だけど〜まだまだマルイロゴ入りのショップバッグは正面切って持ち歩くのはちょっと気が引けた時代でしたぁ。
さぁてさて、有楽町マルイ前の広場はまだ名前がないようだけど、新しい待ち合わせのスポットとして親しまれて行くことでしょうねぇ。
しか〜しTAGOSが、いつもオープン時にびっくりするのは商業施設の中味というより、駅から通ずる地下通路網の複雑さ!
マルイと有楽町駅を地下でつなぐいきなり出現した新通路は、例え駅のソバの距離であろうと、地下道から到達するには自分がどの位置にいるのか?まだまだ地上に一度出ないと感覚がつかめませ〜ん。
んまぁ〜雨に濡れないでも街を廻れる利便性の高い大地下道はいったいどこまで広がっていくことでしょうかぁ!

☆悲しき願い
http://www.youtube.com/watch?v=KnYPYInXtOQ


NO579 新しい世界へ行きませんか?裏切られた快感“浦和編”
2007/10/11
“ねぇ〜今日は新しい世界を見せてあげるから!”
ウ〜ン、ウ〜ン、クゥ〜てこでもこりゃ!動かん!
♪これこれ 石の地蔵さ〜〜ん 西へ行くのは こっちかえ  だまって居ては 判らな〜い♪
コリャ!おまえはお地蔵さんかぁ!
んまぁ〜毎日、お散歩にと引き連れて行く我が家のチビ助犬は、きまったルートをちょいと外れようものなら、いきなりその場でじっと動かぬ石のお地蔵さんになって無言で引きずられるのでございます。
“いつも、いつも同じ景色ばかり見ていてもなんだか可哀想!もっと違った景色を見せてあげた〜い”というせめてもの親心!
なのにコイツときたら、いつも同んなじところをでテケテケテケテケなんとも楽しそうに歩いてとる!
モゥ〜まったく、このボサボサ石地蔵犬!ちっとはまだ見ぬ世界に飛び込もうとしなさいよぅ!・・・。
さぁてさて、昨日10月10日、“浦和パルコ”がオープンいたしましたぁ。
行って驚きました!とにかく大きな新感覚のパルコでした!
ビル単館としてはパルコ最大の面積で地下4階地上10階、地下1 階から地上7 階までに199 テナント、公共施設(図書館他)が地上8階〜地上10階。
いやいや浦和東口再開発の象徴として正面にドド〜ンと存在感を表したパルコは、今までのパルコとはちょっと違う!とっても明るく通路も広くてスタイリッシュ!
う〜ん、これは都心の持つデザイン性と郊外型SC が持つのびのびとした吹き抜け空間を兼ね備えていて、しかも地元にきっちり根ざした新商業施設なんですねぇ。
新鮮でした!浦和レッズとファン・サポーターを繋ぐコミュニケーションの拠点としてパルコ1階に“REDS GATE”コーナー。
公共施設「中央図書館」「消費生活センター」「国際交流センター」「市民活動サポートセンター」「コミュニティセンター」等は上階に。
おもしろかったのが紀伊国屋が本屋として入り、丸善は文具とし住み分けていたこと!
パルコ内に丸井ブランドのビサルノのショップ!そして目玉は大丸デパチカ出店!
まぁ〜今にいうコラボレーションてやつでしょうかぁ!
ふんふん、一番特徴あるのがユナイテッド・シネマが映写室をガラス張りにしてしまって映画の仕組みをご披露していたり、ユナイテッドシネマとCOW BOOKS等とコラボレーションしたユニークなライブラリーカフェ“SLOUC CAFE”はシネマ内のイスと同様の大きなイスをゆったりとしつらえ1990年ロンドンオープンの“ノッティングヒルケークス&ギフツ”のマフィンを出しておりましたぁ〜。
今回は、いつものパルコのイメージを頭に描いていたものだから見事に裏切られ、とても新鮮だったのです。
そうそう、明日11日オープンは有楽町の丸井!
既成を見事に裏切ってくれるでしょうか?
さぁてさて、いつも新しい世界には背を向けて散歩道を変えようとしない我が家のチビ助犬!
えぇ〜?何!!本当?家族に聞いて驚きましたぁ!
連れて行く家族によって、オォ〜なんと!チビ助犬の自ら好んで歩く散歩ルートがまったく違っていたことが判明したのです!
なんと!いつも引き連れていると思っていたチビ助犬に実はTAGOSが毎日引き連れられていたというコノ事実に愕然としたのでございま〜す!!
“コ、コラァ〜!た、たぬき寝入りかぁ!”

☆Katherine Jenkins---- L'Amore sei tu
http://www.youtube.com/watch?v=Li-y3YPvYP8


NO578 ある日突然! 記憶をたどってココはどこ!“立川編”
2007/10/08
それはある日突然に・・・・。
秋風が運んできた鼻先をくすぐるほんわりいい香り!
ん〜食欲の秋です!でも〜コレ秋刀魚を焼いた香りではありません!。
毎年、香りで彩りの秋を告げる薄黄色の可憐な花!
そうそうそれは金木犀!そのあま〜い強めの香りは、なぜかとても懐かしく、遠い記憶を呼び覚ますのです。
あっという間に咲き、雨とともにいつの間にやら美しい金色の絨毯を地に敷き詰める花ですねぇ。
う〜ん、鼻が鼻がぁ・・・・。
香りというか?強烈な匂いで同じく秋を告げているのが銀杏の木から落ちてふみつぶされた銀杏の匂〜い。
んまぁ〜銀杏並木は今、そんな匂いで今大変です!
さてさて三連休中の日曜日、中央線立川駅に降り立ちましたぁ。
10月5日に駅ナカ商業施設“エキュート立川”がオープンしたしました。
んまぁ〜2002年先陣きった“アトレ上野”大型駅ナカ以来どんど大きく便利になっていきますね。
今回の商業施設は改札内と改札外に約90店のお店があるのですが、それにしてもすごい人で前に進むことができませ〜ん!!
2005年3月には大宮(2300平方メートル)、10月の品川(1600平方メートル)に続き3つ目の施設。4階建て床面積は約11,500平方メートル、売り場面積は約4,300平方メートルと圧倒的に大きいのです。
もう駅という概念がすっかり変わってしまいましたね!
初の試みとなるのが駅型保育園や屋上園庭。
そうそう駅の他公共施設が保育所を開設するのは東京内ではドンドン広がっていますね。
すでに千代田図書館や成城学園前直結の駅ビル、羽田空港などにすでに完成していま〜す。
そういえば、“駅ナカ”ではないけれど今年5月4日には敷地面積5000坪のクラブハウス付き菜園の“アグリス成城”ユニークな農のテーマパークが成城駅西側1分のところに出来たりと癒しを求めた施設も誕生しているわけです。
地下鉄の第一弾駅ナカだって“2005年12月オープンした“エチカ表参道”そして次には今年12月には第2弾“エチカ池袋”がオープン。
いやいや、それより、もう次の駅ナカは10月25日GranSta(グランスタ)が東京駅地下に45店舗オープンでございます。
まぁ〜、立川駅のペストリアンデッキからあらゆる商業施設に通じる道に行きかう大勢のヒトを眺めながら
ますます超都心の魅力とは何んだろうと思いました。
9月28日オープンしたファッションビル地下1階、地上7階“立川モディ”にも立ち寄って見ました。
今、街は1年でこのようにスクラップ&ビルドでどんどん変貌しているのですから、もうどこも3年行かなければもう浦島太郎さんですよゥ〜。

☆John Leyton - Johnny Remember Me
http://www.youtube.com/watch?v=NdC08o5C_Q4


NO577 い、いきなりカイ!ゆっくり熟成“大型SC出店の街”
2007/10/04
い、いきなりカイ!!
♪もしもしカメよ かめさんよ〜どうしてそんなにのろいのかぁ〜どうしてそんなにのろいのかぁ〜♪
早〜いぃ!えっ、もう終わってしまったの?
チョット違うでショ!そこの小学生!!
♪世界のうちでおまえほど、歩みののろいものはない♪がスッコリ抜け落ちているでショ!。
いやいや交差点の信号待ちで、自転車に乗った小学生の男の子が吐き出すように、この“中抜きもしもしカメさん”を繰り返し繰り返し大きな声で歌っていたのです。
いやいや、塾通いや、習い事多数で時間に追いまくられてる昨今の小学生なのか?
何だかカメのようなゆっくりのんびり願望とせわしい日常のギャップにユラユラ揺れているような・・・。
さぁてさて、先月9月8日(土)に千葉県市原市に京成電鉄ちはら台駅から近いちはら台南公園に隣接する約10万uの敷地に立てられた大型SC約190の専門店“UNiMO”がオープン。
28日(金)には千葉印西牧の原に150の専門店“BIG HOPガーデンモール”がオープンいたしました。
昨年2006年は関東エリアは三井不動産などの大型商業施設出店ラッシュ、今年2007年に入っても、その勢いは止まりませ〜ん!
昨年は世界的景気回復の波がくるとばかりに、まぁ工場跡地や遊休地が次々にSCに変わっていきましぁ!
今年は六本木や丸の内、銀座が主役で、すっかり埼玉、横浜、千葉などのエリアがどうなっているかと言えば、さらに激しくニョキニョキ、これからも完成して来るんですねぇ〜。
んまぁ〜まだまだ景気浮上体感を味わうにはさっぱりの中、今日見に行った“UNIMO”も“BIG HOP”も巨大ですねぇ!歩き疲れましたぁ!
まぁ〜巨大というだけでなく、今や郊外型テナントの構成が逆に都心SCにきっちり入ってくる逆流現象が実情ですね。
百貨店も、今や次々に都心からどんどん飛び出て大型SCの中に出店して行くのは、こうして関東エリアの車社会の大型SCに足を運べば、肌でヒシヒシ感じますぅ!
今日に至るまで田園風景が広がっていた沿線沿いがアッと間に街になって行く光景は、いたるところで見届けて来たけれど、今は突如、大型SCがドド〜ンと!
い、いきなりカイ!
しか〜し大店立地法が施行された2000年以降、SCをはじめとする大型店の大量出店で、自由競争を勝ち抜いてきた大企業もまちづくり三法改正で延べ床面積1万m2を超える大型店の出店は郊外出店に規制がかかるようにも!
さぁてさて、どんなに素晴らしいインフラが出来ようと良い街というものはインスタントにはできませんよねぇ。
う〜ん、住職がお盆にこんなことを言って帰って行ったのを思い出しました。
“お寺にもっと新しい土を欲しいと土づくりを試みてみたのです。
土の上に腐葉を置き、ミミズをたくさんバラまいてみたらどうか?。ところがしばらくすると土が出来るどころか、あちこちの土が穴だらけ!みごとモグラにボコボコにされましたぁ!
まぁ〜インスタントに土を作り出そうとすることは自然の営みに対して恐れ多いと、まぁ〜自らのあさはかさを知ることになりました。
土は自然に長年に渡り腐葉が積み重なって良い土が出来て行くものなのですね”とそう語った御住職。
そうそう、いきなりではないのですね!
街も同じ、良い街はインスタントに出来ません!
きっとニュータウンもゆったりした時間をかけ熟成した良い街になって行くのですね。

☆Starship - We Built This City
http://www.youtube.com/watch?v=TxGGckAc1rs


NO576 貧乏くじなんて引かない!だから“吉祥寺編”
2007/10/01
貧乏くじだぁ!貧乏くじを引いてしまったぁ!!
月末9月30日、雨がシトシト日曜日!
中央線のドアが開き、高尾駅から駅に降り立った午前9時に高三の娘からの携帯電話でございます!
“たった今、雨の為、今日の体育祭は中止で〜す!”
聞こえる?まわりからのすごいブ〜イング!”
カァ〜、そこはブ、ブ〜タンかぁ!
んまぁ〜、早朝、雨天決行の連絡網がすべてまわった生徒が全員現地集合した後の中止決断だったもんでしたからぁ!
で〜もこればかりは子供達の健康を思えば、もう致し方ないのだけど、早朝起きで到着した“貧乏九時”の連絡でこのまんまUターン帰宅するのでは〜ちょいと気が重い!
それではと反対側のホームに渡り即効で“吉”祥寺へと向ったのです・・・・・。
ハァ〜。雨降る日曜日の吉祥寺に降り立って、しばらくは駅前のカフェで一息。
そうそう、そう言えばこのところ数年住みたい街ランキングで吉祥寺は常連組みですねぇ。
2007年は「自由が丘」が昨年と同様首位で吉祥寺が昨年の3位から2位にランクアップしています。
「商業施設が充実」「交通の便」「公園が多い」というのが選ばれた理由ということ。
今はあのジョージといわれた若者の街として選ばれているのではなく、幅広い年代に支持されている住み良い街のイメージなんでしょう。
いやいやTAGOSも60年代、70年代、80年代と吉祥寺の街にはお世話になりましたが、90年代からは特に足を運ばなくなっておりました。
中央線沿線は60・70年代、かっては限った若者の溜り場、中野・高円寺・西荻窪・吉祥寺・国分寺に点在していたけど、それぞれ違った雰囲気があり独特でしたぁ。
当時はROCK喫茶と言えばいいのかコーヒー一杯でも長居が出来た店がごろごろありましぁ〜。
国分寺のROCK喫茶の元祖「ほら貝」では当時良く“カントリージョー&フィッシュ”“マザーアース”“マザーズ オブ インベンション”等のアンダーグラウンドなグループ音楽を流していたし、中野では後に“ロック イン”が出来ました。
まぁ、後から竹の子のように高円寺・新宿・渋谷に出来たけど、吉祥寺に登場した当時ずいぶん話題となった「BeーBop」は今までの中央沿線のその手のインドとかネパールとかの東洋的スピリチュアル雰囲気とはまったく違った明るいファッショナブルなメジャーイメージで女性客も増やした最初のお店だったかも〜。
80年代には女性にも気軽に入れた“メロウロック”とも“AOR”とも言われた音楽のお店が多かった吉祥寺のバーにも繋がったような気がします。
1986年頃、吉祥寺は“新人類”の拠点などとさかんにマスコミで取材。
当時は吉祥寺南口から丸井を通過して井の頭公園にいたる“七井橋通り”を“サウサリート”とそう呼んでいましたが。
原宿に行かずとも満足できる吉祥寺の竹下通りにしたい!”
いやぁ、なんとも時代ですねぇ〜。
さてさて、吉祥寺中央口からの、ホットな大正通りをまっすぐ行く途中の地下パン屋さんのDans Dix ans(ダンディゾン)でパンを買いながらTAGOSはしみじみ思います。
次世代になっても、自分の住む街が大〜好きという街がいっぱいできたらいいのに!!
今尚、中央沿線の街々には変わらぬ独特の若者文化が生きづいています!。
さぁ、いよいよ10月に入りましたね。

☆The Seekers ジョージーガール 1968年
http://www.youtube.com/watch?v=laHM8tmYyrI

☆MOTHERS OF INVENTION 1968年
http://www.youtube.com/watch?v=SB4XEBNZsME