地球人のヒトリゴト バックナンバー
2009  10月

NO744 そ〜っと通してくだしャんせ。チューインガムを噛みながら“大久保・新大久保編”
2009/10/30
この一帯!めっきり、あのクラゲが少なくなってしまいましたぁ〜。
日本海では、またまた3年ぶりに巨大なエチゼンクラゲが大発生していると言うのに。

アツアツの辛〜いプデチゲ鍋!ひんや〜り“シャーベット黒酢マッコリをマッコリと飲みながらTAGOSの脳裏にフッとよぎるは40数年前の、このエリア・・・・・。

今や東京一のコリアンタウンとなった百人町一帯“大久保・新大久保”

ここは、中学・高校を過ごしたTAGOSの通学路でございます!
当時、職安通り向こうの歌舞伎町から大久保通り間のこの裏路地に“さかさクラゲ”が元気いっぱいプパプカと泳いでおりましたぁ。

“さかさクラゲ”は世間では通称“連れ込みホテル”などとストレートに呼ばれていた刺激的なクラゲでございましたん!
夕方ともなると、お姉たま達が幾つもの路地にヌヌぅーと現れ、♪まねきネコダック♪ する妖艶な裏路地でもありました!。

それがそれが、今やこの変貌ぶりは!この地に足を踏み入れるたびにいつもそう思うのです。
シッポリ裏路地ラブホも今やすっかり、サンシャインストリート!ゾロゾロゾロゾロとすっかり人通りが賑わって明るいのなんのって!“さかさクラゲ”が明るい“電気クラゲ”になってしまっています!

さぁてさて大久保・新大久保の百人町エリアには中学高校時代のお友断達が“おせんべい屋”“八百屋”“惣菜屋”“洋装店”“お寺”“神社”などなど、多く生息していたのだけど、あらためてまわれば、商売していたお店は全部なくなっておりました。
かれこれ15年前の1994年、校舎で同窓会をした時はまだまだ存在していたのですけど。

しか〜し?そもそも、ここら大久保通り一帯には、TAGOSの記憶のあるかぎり、1980年ぐらいまでは、韓国食堂はなかったように思います・・・・・。

裏路地韓国食堂を出て、近くのコンビニで買ったチューイングガムを噛み噛みしながら歩いていると、頭上にチューングガムパッケージとまったく同じグリーンの巨大看板が!「ロッテ キシリトールガム」。 
ハァ〜ここは新大久保ロッテ工場!オォ〜、そう言えば毎日学校にかよう道すがら、どこまでも長〜く続くこの工場からは甘〜いせつないチューインガムの香りがプンプンしていたねぇ〜。

う〜ん?それにしてもこれほどまでのコリアンタウンが生まれるとは当時は夢にも思っていませんでした!。やはり、思い起こせば昭和23年創業によるチューイングガム製菓会社から始まったこの 「ロッテ」 工場の存在かしらん?

周辺に在日韓国・韓国人研修生が住みつくようになり、その人たち向きの韓国料理店が開かれたのが
そもそものコリアンタウンの始まりとも言われていますが、40数年前はその気配は感じられませんでした。

“新大久保〜新大久保〜” 新大久保の名をかつて有名したのは新大久保の駅員から落語界入り"当時の“三遊亭歌奴”現在の三代目「三遊亭圓歌」でしたねぇ〜。でもコリアンタウンの影すらすらなかった時。
やはり、コリアンタウン形成のスタートは1980年以降からでしょうねぇ〜。

そうそう、98年のソウル・オリンピック開催が韓国観光ツアー増加のきっかけとなり、あとは03年からNHK海外ドラマ 「冬のソナタ」 、それからもう流れは説明すべくもない韓流ブーム!
中高年、若者も、ドンドンド〜ン訪れるようになり、今や日中、この界隈はすっかり女性達にガッチリ占領されておりますなぁ!

さらにTAGOSは、大久保通りからすっかり韓国風となった“ドンキホーテ”のある職安通りへ抜け歌舞伎町〜新宿へと。

♪幸せって 何だっけ 何だっけ〜♪

耳につきます!10月24日(土)よりTVで見かけるCM。
23年前、1986年に「家族の幸せ」を問いかけた明石家さんまが歌っていたキッコーマンのぽん酢しょうゆCMが大豆しょうゆになって流れていますねぇ。

んまぁ〜1986年当時の世相といえば、地上げにマネーゲーム、グルメブームに温泉ブーム、激辛ブーム!エスニックブーム!オニャンコブーム!
ニッポンが景気の成長に向けてやたら日本が上り調子だった時代。
サザエさん一家離散とのうわさも流れ、急速な経済変化に家族の“幸せのカタチが・・・・・・。

そして再び投げかけられた“幸せのカタチ”
♪幸せって 何だっけ 何だっけ〜♪

☆André Roc - Le Marchand de bonheur
http://www.youtube.com/watch?v=OrhSqYQ0wzc
☆さいざんすマンボ
http://www.youtube.com/watch?v=vWxPh7W9dtA
☆Croquette Song
http://www.youtube.com/watch?v=F1UNm-su1so
☆若しも月給が上がったら 
http://www.youtube.com/watch?v=bg70o8a834I 

●癒しの写真館 新規UPです!
謎の写真家Tsuneさんが歩かれたフランス南西部の小さな村々の作品集です。


NO743 思い出ボロボロこぼれるから・・行こう!センチメンタルジャーニーへ“荻窪編“
2009/10/23
センチメンタルジャーニ〜だねぇ・・・・・・。

今にもこわれそうなか細〜い急階段をギシギシギシ、音をたててのぼりきると!
アアン、TAGOSはすっかり♪ボヘミア〜ン。
ここは中央線北口、荻窪の喫茶店“邪宗門”の2階窓際の席。フ〜ン36年前にもなるんだろうかねぇ?
当時から、中央沿線は中央線の文化というか?学生さん下宿とか自由業者の街という匂いがプンプンしていて。

“はぎくぼ?はぎくぼ?”小学校当時のTAGOSには“荻”になじみがなく、なかなか読めませんでしたぁ。

荻窪は、大正から昭和初期にかけて東京近郊の別荘地として西の鎌倉、東の荻窪と称され憧れの的だったそうでたしかに、まわりには多くの文化人がいたようなぁ〜。
当時、母豊月が仮の宿りとして不動産屋と交渉し、物件見ずして、いきなり、この街に家族で住まうことにぃ・・・・・。
いやいや、今思えばレトロと言おうか?広さは庭付きの80坪ぐらいだったけど家屋は大正時代か?昭和初期?
TAGOは10年余り、“青春期を“荻窪”で過ごしましたん。

だから〜たびたび、思い出ボロボロにならないよう、自らのルーツを探しに、この街もさまようのだけど、この喫茶店”邪宗門”あたりの一角は良く残っているものだぁ〜。
中学、高校生の時にお気に入りで良く通った中古レコード屋“月光荘”も姿を消していたけれど、この一角が残っているのは奇跡的ですよぅ。
大抵はこのような一角は地上げ!あっという間に地上げでなくなっちゃうんですよぅ!
こうして残っているのはたぶん、地権者が入り組んでいて地上げ再開発できなかったということなんでしょうかねぇ。

さぁてさて、話は戻り、荻窪喫茶店”邪宗門”の店主の奥様に話しかけてみました。
36年前に大人への入り口として当時始めてオーダーしたのが“トルココーヒー”
あの始めての渋い味の思い出、着物を着た奥様とご主人の話などなど・・・・・。
1955年(昭和30年)に開業して以来の歴史は今や奥様お一人できりもりし細い階段を達者に上り下りしているのですから、歴史をつなぐというのは本当にすごい!
微笑みながら“”やれるところまでやります。長年のお客様の励ましもありまして”。奥様は静かにこう言いました。

チェーン店ではなく、マジシャン仲間関係、全国に8店舗あったうち、中央線国立の半世紀に渡った“邪宗門”は大正10年生まれのご主人が逝去され惜しまれながら昨年2008年12月21日に閉店しております。

そうそう、中央沿線でもう一つ名物喫茶であったと言えば、中野の隠れ家的シンボル“名曲喫茶クラシック”でしたねぇ。
昭和5年(1930年)創業以来、ほとんどそのままの状態を続け、2005年1月31日に中野の路地裏でひっそりと幕を閉じましたが・・・・。

若い時は、こうした喫茶店の存在感っていうのは戸を開けるまでが勇気がいるんですよね!
あのドキドキする気持ち!一度入ったら“やったぁ!”という気持ち。
今のカフェとはまったく違うドキドキ感!!
う〜ん大人の仲間入り!中央線文化の独特の香り、ムムゥこういう場所が時の流れとともにひっそりなくなっていきますねぇ。

TAGOSは、更に数ある商店会をめぐり、住宅街の路地路地を歩きまわります。

“そうだそうだ!確かぁ〜ここ!ここだったよなぁ!”んまぁ〜次々に頭の中で原点ジグソーパズルのピースがドンドンと組み立てられて行きますよぅ!
街歩きでTAGOSのルーツのひとかけらひとかけらをしっかりと拾い集めてまいりました!

さぁ〜て、つぎなるTAGOSの原点のひとかけらを探しに!いざ!今や人気絶頂の“吉祥寺”へと・・・・。

☆John Leyton - Johnny Remember Me
http://www.youtube.com/watch?v=7e4JXwd7XMo
☆Adriano Celentano - 24000 baci
http://www.youtube.com/watch?v=jl204CfCGRg
☆PEREZ PRADO Politecnico
http://www.youtube.com/watch?v=RhxJRI5d8wY


NO742 ゆく川の流れは絶えずして・・・。 次々オープン新美術館“銀座・青山・広尾編”
2009/10/16
銀座5丁目!何かを持って、ジ〜っとその場で たたずむ一人の男性・・・・・。

ハアア〜ン、一人勝ち状態って〜のはこういうもんなのかぁ!
まざまざと現実を見せつけられますよねぇ!、あふれんばかりにごったがえすヒトヒトヒトヒト。

さぁてさて、先日の三連休日のことでございます。
ここは1933年開業の銀座の老舗、かつては地下1階から6階まであった世界最大規模のシューストア「銀座ワシントン靴店」のビル。
銀座ワシントンビルは2005年に大リニューアルされ、地上1F〜9Fに入居したのは復活をとげた“げんきげんき企業“ユニクロ”。
「ユニクロプラス銀座店」となりましたん。ワシントン靴店はB1F〜B2Fへと。
そして、さらに隣接ビル地下一階・地上二階に入居していた米衣料専門店「ブルックスブラザーズ」がサヨナラサヨナラしたあと、さらに“ユニクロは”「ユニクロ×ジルサンダー +J 」ブランドを展開しズンズンズンと拡張!今月10月2日にリニューアル開業!!

TAGOSは館内で足の踏み場もないくらいヒートテックしているヒトヒトヒトの混雑の前で、ただただ立ち尽くしておりました。
んまぁ〜現在の主流になっている母屋の間貸しだけど何か〜TAGOSはメランコリ〜。
手に“ワシントン靴店”と書かれた小さなPOPを静かに持って、正面玄関の雑踏の前でたたずむ老舗社員さん!。
なんか〜すっかり正面のワシントン靴店が地下1階と地下2階に間借りしているような感じになってしまって・・・・・・。

♪メランコリ〜メランコリ〜を払拭するには、乃木坂あたりで?。
いやいや芸術の秋にふさわしい、“美”を求めて10月に次々と新オープンした3箇所の新美術館めぐりへと参りましょう!

さぁてさて、、まずは銀座一丁目にやって来ましたぁ!
2007年12月に老築化解体された「旧ポーラ銀座跡地」に今年創業80周年にあわせ、地上12階・地下2階の新ビル「ポーラ銀座ビル」が10月3日オープンしましたねぇ。
化粧品のビルらしくとってもビュ〜ティ!夜のLED照明による水の滴りをイメージした透明ガラスとアルミパネルが美しく輝きを放ちますぅ!

まずは3階ギャラリー「ポーラ ミュージアム アネックス」でオープニング特別企画の“美術を変えた9人の画家”モネ・ルノアール・セザンヌ・シニャック・ゴッホ・シャガール・フジタ・ブラック・ピカソの絵画。
そうそう、食べることといえばは2階にはあの中目黒の和菓子屋さん「ヒガシヤギンザ」と11・12階には白金本店のフレンチ「シェ・トモ銀座店」が出店でございます。

ちょいと寄り道し、銀座4丁目に移動。今日10月10日にオープンしていたのが霞が関につづき2店目のドリンク各種・おかき各種の無料カフェ「播磨屋ステーション東京銀座本店」

ここもまた凄〜いヒトヒトヒト、TAGOSはすんなり入れたのだけど、あとからは大行列の様相・・・。場所は三越別館の南側にある新築ビル“銀座四丁目タワー”2階全部102坪のフロアー。
う〜ん?あれ?まぁ〜。外から2009年竣工の“銀座四丁目タワー”を見れば「播磨屋ステーション東京銀座本店」以外の上階オフィスはすべていまだガラリと空室なんですねぇ〜。

次にむかうは2番目の青山の美術館・・・・・・。
長かったですよぅ〜3年半にわたる大改築を終えて、ようやく10月7日開館したのが青山“新根津美術館”。6つのギャラリーが設けられていて、2倍ぐらいのスペース!

なんたって、外観が美しい竹林におおわれ、入館口は竹林の長いアプローチを通って現れる美術館は瓦屋根が美しいおおきな日本家屋のよう。建築家・隈研吾設計なんですね。

ワァ〜概観から想像もでいない奥深い庭園がすごいんです。ここが青山?2万平方メートルの緑多き庭園のすぐ先は折れ曲がっていて見えませ〜ん。
どこまでも続く小径を歩けきまわれば、いたるところに石仏や石塔、茶室が点在、休めるカフェスポットも。

TAGOSは青山方面からテクテクと駒沢通り沿いを恵比寿方向へ。
ハァ〜最後に巡って来た3番目の美術館は10月1日、広尾3丁目にオープンした「新山種美術館」ですよぅ!

「山種美術館」といえば1966年、日本橋兜町に開館したニッポン初の日本画専門の美術館。
1998年に千鳥が淵そばの三番町KSビルに移転したけれど、こうして広尾にやって来たのです!。
美術館とオフィスが同居したワイマッツ広尾ビル概観は小高い場所に佇むまっ白いアコーディオンのような地上6階・地下1階建ての建築なので遠くからでも目立ちます。

エントランスから中に入ると、1階はガラス張りの天高のロビー&カフェ。オォ〜美しい!金色の鶴の大群!横4メートルの大作、加山又造の陶板壁画『千羽鶴』が出迎えてくれます!
地下へとのびる階段をくだると、そこが展示室。“ミュージアムショップ”は、企画展示スペースと常設展示スペースの中間にございます。

いやいや「速水御舟―日本画への挑戦―」展を鑑賞し終わって広尾から恵比寿まで歩け!歩け!、これにて新美術館めぐりはめでたく終了!



それにしてもなくなってしまいましたねぇ〜「虎ノ門パストラル」は9月30日ですべての営業を終え、41年の歴史に幕を下ろし、同日48年間にわたった遊園地「多摩テック」ともサヨナラサヨナラ.・・・・。

☆Joanna Rimmer
http://www.youtube.com/watch?v=5nN_8VWAohQ
☆V V Brown
http://www.youtube.com/watch?v=JGFTTkSGGj4

●ユニーク地球人コラム スーサンのよもやま話No.82 NEW UPです!


NO741 豊月(ほうげつ)90歳が語る。秋晴れの椿山荘、卒寿を迎えて・・・。
2009/10/09
大変、ご無沙汰致していました。
皆々様には、お元気にてお過ごしでございませうか。

先日は秋晴れ大安の日、私も卒寿(九十歳)のお祝い、家族はじめ親族一同「椿山荘」に集まりいただき、お祝いの美しい花飾り、時間かけての楽しいお食事しながらの記念の寄せ書き沢山。
美しい封筒のメッセージ、一人一人に頂き、何より嬉しく最後皆々様にご挨拶いたしました。

自宅に戻り早速各一枚づつゆっくり読み始め、皆揃っての記してある内容は“此れから先もいつまでも元気で幸せな人生を送って下さい”との事。・・・・・言葉には感激、目頭熱くなりました。

最上の真心の宝物です。


思い起こせば戦前、長かった戦争によって若い尊い命、数知れず残念です・・・・。
そして敗戦、どこまで続く真夏の焼け付く瓦礫の山よりの命かけての再出発より、長かった人生の歩んできた道も歳を重ねるたび毎に近頃は懐かしく思い出されます。

あの当時、若かった世代の皆々様も高齢を迎え、誠に時の流れは早いですね。


政治も新たに民主党に変わり、早く明るい世の中になるように願いたいです。
私も毎日、世の中のニュース耳にしながら四季毎の草花を楽しみ、自らどんな小さな事でも自分自身の趣味に取り入れ、一日一日大切に前向きで生活しています。

庭の木、金木犀の香りいっぱい漂わせ、秋の日は短く西の空が夕焼けに染まり遠くの杉山、夕日に映えて自然の美しさ。
萩も風に静かに揺れ、遠く遠く虫の音・・・・・・。
縁側の片隅より地味な“ほととぎす”私は茶花が大好きです。

今日の一日が無事に暮れようとしています。

皆々様の健康お祈り致し、宜しく。

豊月より。

●アートなお部屋 卒寿を迎えた豊月さんの 新作水彩画14点、新規Upしましたので、ご覧ください。


NO740 馬肥ゆる秋!。アートなお部屋“馬喰町・柳橋・浅草橋・岩本町・小伝馬町編”
2009/10/02
う〜ん、たぶんここが、この界隈で生まれた最新のカフェかもねぇ〜。

屈指の繊維・衣料問屋街として歴史を刻んできた馬喰町(ばくろちょう)。そんな昔ながらの問屋街付近に毎年、次々にオープンしてゆく新進スポット!
ゲージュツの秋!食欲の秋!馬肥ゆる秋!先日、TAGOSは馬喰町に降りたちましたぁ〜。
見るぞ!食らうぞ!まわるぞぉ!あらためて、気合をいれてエイエイオー!!

どこから行こうか!よっしゃ!、まずは、JR馬喰町駅地下3番出口から地上に出たエトワール海渡と紳士服坂善に挟まれた江戸通りに沿って清澄通りと交差する一帯のレトロな繊維問屋街へ・・・。
そんな一角のビルの1階、今年5月にオープンしたのが事務所と一体になったヘルシーカフェ「フクモリ」。
とってもシンプル、白を基調をしたリラックス感あふれるヘルシーカフェですよぅ!ここら繊維街の最新スポットなのです。

しか〜し、TAGOSは今回はお隣の東京の現代アートギャラリーが集合する昭和37年築のレトロビル「アガタビル」「竹澤ビル」2つの名が表示されたビルの中へと・・・。
フフフ、まずはゲージュツとおなかを両方満たすにはTAGOSにとって一石二鳥のお店に!
昨年2008年にオープンしたアート&クラフト&フードがテーマの2階“馬喰町アートイート”だぁ!。
むむぅ、いかんいかん!空腹が圧倒的にゲージュツより遥か〜に勝っとるぅ!
お店オープン同時のランチタイム、さっそくアート作品家具に囲まれた空間にTAGOSたった一人!地中海東エリアの“レバント料理”に舌鼓!

さぁ!これで大丈夫だぁ!ココロは胃袋からググっとゲージュツへと集中!
日本で初めて発刊されたビジュアルのみで構成するアート誌『FOIL』が2007年オープンした同フロアのコンテンポラリー・アートの“フォイルギャラリー”や同年オープンしたドイツ雑貨店の“マルクト”そしてこのビルのメインエントランス横の入り口から地階の階段を下りれば細長く奥行きのある「TARO NASU GALLERY」は2008年オープンでございます。
同地下1階には想像もつかない不思議な空間、今年4月に武蔵野美術大学がオープンしたgallery αM<ギャラリー・アルファ エム>/ギャラリー。

さらにドンドン江戸通りを進み水天宮通りと交差する小伝馬町の一隅にひっそり佇むは2004年オープンの「cafe紅(もみ)」。
築60年の古民家を利用したギャラリー&カフェですよぅ。裏路地から靴をぬいであがる畳のある和室の趣き、小さな中庭を前に甘味を!

んまぁ〜とにかく多いんですねぇ〜ギャラリー30箇所はあろうかと・・・・・。TAGOSは次々にギャラリー巡り。
浅草橋駅の日本橋女学館のある柳の街路樹が並ぶ柳原通りを歩けば一見美容院かしらん?
赤い扉に小さな覗き窓、の「ラディウム」その横には2008年オープン「CASHI」どちらもアートギャラりー。
そうそう、近くには2005年に出来た「マキイマサルファインアーツ」にも立ち寄りましたぁ!
歩き疲れるたびにTAGOSはカフェで一休み!柳橋の芸者さんのお住まいだった日本家屋を改装した「ルーサイトギャラリー」近くには、雑誌の「夜想」が2006年12月にオープンしたparabolica-bis[パラボリカ・ビス]ギゃラリー&カフェ。
大きな円形窓のセルフサービスカフェで“パトリック・ライアン展を鑑賞した後にフゥ〜。


いやいや1998年から本格的に目に見えるかたちで都心の再生プロジェクトが本格的に稼動してから早や11年!三菱地所や三井不動産・森ビルなどの大手の壮大なプロジェクトで東京都心を次々に国際都市づくりとばかり変貌させておりますねぇ〜。
一方、旧都心エリアにこのような大手ではなく、多くの若者で構成されたプロジェクトが街活性化をめざし、中心で活動している代表的な街活性化プロジェクトが(「CET」セントラルイースト東京)ですよぅ!。
かって東京の中心部であり地域やデザインやアートの視点から再発見!空きビル・空き家の新しい利用法を考え魅力ある場所へ変えて行くプロジェクト!
どこのエリア?と言えば“神田・お茶の水・浅草橋・馬喰町・日本橋・八丁堀”。
このエリアが選ばれた理由はすでにインフラが整っているのに昼・夜の人口があまりにも違いすぎる場所ってことなのです。

人間中心の都市再生をめざし、2003年ぐらいから青山や銀座で実験的活動は芽生えていたけれど本格的には2004年からでしたねぇ〜。何かが生まれ出るたびに見に行っておりましたが・・・・・。
クリエーター・アーティスト・アントレプレナー等など、魅力的な人をどれだけエリア内に集めることができるのか!そして、そうあれから5年の月日がたちましたぁ!

若い力の街づくり!しっかりと集まってきているようです!数年後がとっても楽しみなエリアですぅ!

フレ〜フレーTOKYO!!フレーフレーオリンピックTOKYO !

☆Kylie Minogue - Turn It Into Love
http://www.youtube.com/watch?v=EBzXgeH8MfU
☆Boyce & Hart
http://www.youtube.com/watch?v=RW7NDdq5Es4

●ユニーク地球人のコラム スーサンのよもやま話No.81 Upしましたので、ご覧ください。
今回のテーマは、「世界の言語の難易度」と「外国人から見た日本」です。