ハァ〜ありますねぇ〜、すごくありますよぅ〜。
“男40にして蔵のひとつもたてられないようでは男でない!”
ヒャ〜な、なんと4,200棟あまりの蔵が散在しとるのですよ!TAGOSは男をグぐッとあげるため、蔵のまち喜多方へとやってまいりました。
コガネムシは〜金持ちだぁ〜♪.
金蔵たぁ〜てた〜♪蔵建てたぁ〜♪
喜多方では蔵を建てることが男生涯の夢!とされてきたのですね。明治時代にいたってから、とくに会津藩の圧力によっておさえられてきた商人(旦那衆)の欲求が開放され、金に糸目をつけない豪華な蔵作りの建物を競ったようです。
いやいや、街を歩けば蔵の外環は粗壁、白漆喰い、黒漆喰、洋風なレンガつくりと様々です。
こんなにも蔵が多いのは、喜多方の良質な水と米、麦大豆にめぐまれていてることから、酒・味噌・醤油などの醸造業や漆器業・製絹業が盛んになって酒蔵、漆器蔵、味噌蔵が多いと市役所の方から聞きましたん。
それにしても蔵の用途は多岐で、家財蔵・店蔵、座敷蔵、お寺までが蔵づくり。。。。。
蔵は丈夫だから、いままで、天災に堪え抜いてきた喜多方の街も今は、“福島”風評被害に苦しみながら、なんとか立ち上がろうと、皆様頑張っていらっしゃる!!
『東日本大震災風評被害を乗り越えたまちづくり活動・活動される喜多方の方々の交流に向けて』一泊の喜多方視察団としてTAGOSはやってきたのでございます。
と〜にかく、今回は街を観光することによって、喜多方市の取り組みをドンドコ見てまわりました。
産業部観光交流課より街づくりに取り組んでいるプランのご説明をいただきながら、『おたつき蔵通り』を視察。電柱を地中化し蔵は喫茶店など、様々に活用されております。
街を歩きまわれば、ううん、お腹ペコペコ〜。
そうそう、もう1つの観光資源“喜多方ラーメン”を食べなくっちゃ!!ソースカツ丼も名物として売り出し中だけど、ラーメンにぃ〜。
今回は喜多方ラーメンをただただ食べるだけでなく、製麺会社さんのご好意で、製麺所内を見せていただきました。
喜多方ラーメンの縮れ麺は、最終に機械でなく、職人さんがモミモミ手もみして丹念にほどよい縮れを作り出すのが、ここ喜多方『朝日屋製麺』のおいしい秘訣ですねぇ〜。
喜多方といえばラーメンの街・蔵の街のイメージがダントツですが、“太極拳の街”として平成18年に宣言していますよぅ!
そしてグリーン・ツーリズムのまち喜多方でもあります。
グリーン・ツ−リズムとは農山漁村などに長く滞在し、農林漁業体験やその地域の自然や文化に触れ、地元の人々との交流を楽しむ旅のことをいいますね。
TAGOSは農家レストランで農泊の取り組みを聞きながら、愛情こもった野菜・根菜料理をいただきましたぁ。
さぁてさて、TAGOSは食べ物だけに惑わされてはおりませんぞ!。
国の重要文化財指定の木造阿弥陀仏のおさまる由緒ある『願成寺』や、源頼朝の古社、『新宮熊野神社』に存する『長床』にも行きました。
年輪を重ねた大銀杏がしかっとたたずみ、紅葉を始めた木々にすっかりと茅葺屋根がかかった建造物の存在力はすごい!!
直径1尺5寸の円柱44本が等間隔に5列ならび全部吹き抜けになっていてみごと!!
んまぁ〜夕刻、喜多方の方々とふれあった『ふるさと会席志ぐれ亭』なんぞも古民家を移築して再生したみごとな建物と女将と息子さんのおもてなしの心にも大感動!!
それにしても、すごいに尽きる!!合津の名酒、『ほまれ酒造』の製造敷地内にある日本庭園にたたずむ『雲嶺庵』。。。。
喜多方を歩けば歩くほど、ラーメンの街・蔵の街のイメージから、歴史ある商人の街の奥深さを知らされることになりました。
今回の心温まる多くの喜多方の方々と素晴らしい交流をもてたTAGOSは、あらためて一日も早く、なんとか風評被害を乗り越えてほしい!!
まちづくり活動をすすめている皆様方の一助になれればと思いながら帰りの新幹線の中で物思うのでありました。
☆Glorious
http://youtu.be/90lzthJ-leE☆Itchycoo Park
http://youtu.be/VJzcF0v1eOE