手を差しのべてニッコリ笑顔でハイどうぞ! ポケットティシュ1万個配れば2〜3人がお客様になる確率があるんですって!駅前でよ〜く見かけるのがテッシュ配り。 “ティシュ大手3社値上げ!” いよいよ日用品にも原油高の影響がじわっとやってきましたよぅ! 思えば昭和48年(1973.10.19)第一次オイルショックのあのトイレットペーパーが日本中から突如消失した出来事は忘れることはできません。 パニック現象を目の当たりにみると本当に怖いものですねぇ〜。 ご近所の日本橋の各デパートのトイレからも束でごっそりトイレットペーパーが略奪されておりましたぁ! 日本中がトイレットペーパーハンターになり砂糖、醤油、洗剤なども相次いで姿を消したんですからねぇ。 いやぁ〜、その当時にインターネットがあったならどうなっていたでしょうかぁ? 口コミとテレビで全国に拡がったパニック現象にさらに拍車をかけたのか?それとも理性を取り戻す為のストッパーとしての役割りをはたしたことでしょうか? さらに5年後の昭和53年(1978年)には第2次オイルショックでしたぁ。 デパートではエスカレーターは止まってしまうし、銀座等の華やかなネオンも暗ら〜くなった時でしたぁ! さぁてテッシュという言葉は1924年にアメリカのキンバリー・クラーク社が化粧落としとして売り出されたものなんだだそうですね。 日本に上陸したのはそれから40年後の1964年。 TAGOSの幼少ときは、日常の紙といえば鼻紙・ちり紙の時代、ロール状のトイレットペーパー? そんなのなかったですよぅ。“浅草紙”という再生紙でうすいねずみ色で表面はこまかなシワがよっていたぁ! そりぁそリぁ日用品の変化はものすごいものがありますねぇ〜。 そんなことを思い出すにつれてあの光景がとっても奇妙にうつるのです。! 受け取る人はわずかでも街頭で毎日ポケットテッシュを山のように無料で配り続ける日本という国を!
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