“さすが年の瀬だねぇ〜” TAGOSの歩いている背後からそんな声がもう聞こえてきますぅ! さぁさぁ!今日は景気を羽根(はね)あげ邪気ハネ飛ばす福が福呼ぶ“浅草羽子板市”の最終日でございます。 仲見世通りは多くの人々であふれ、浅草寺付近にずらりと並ぶ粋をつくした日本特有の美! かっては可愛い女の子の無病息災を願う親や祖父母の深い愛情の表れを託したという羽子板ですねぇ。 今や金運・幸運をもたらす縁起物として日本人にこよなく愛される伝統技術を駆使した息を呑むような美しさです! ずら〜りと勢ぞろいしたその光景を見ればもう浅草の街にクリスマスなどという気配はこれっぽっちも見当たりませ〜ん!! いやいや羽子板市では羽子板だけでなく福集めや羽根飾りもあちらこちらに。 七福神・達磨・福助・招き猫・ひょうたん・かえる・サイコロ・小判・金のこずち等などあらゆる縁起物が所狭しと勢ぞろいしているのです! 仲見世通りのちょいと頭上をみあげれば多くのハトが街ゆく人間の流れを静かに見守っておりましたぁ〜。 もうすっかり年の瀬に、エネルギー不足でパワー減退なのよねぇ〜とお思いのお方は浅草で元気と福をもらってハネあがってくださいなぁ〜。 んまぁ〜すごいものを日本橋で見てしまいましたぁ!! “北斎の宇宙”18mのドーム型スクリーンにプラネタリウムのクリエーターが開発した世界最高峰プラレタニウム“メガスターU”500万個の星を投影しその星空の下で葛飾北斎のユニ−クな世界を描き出すという試みなんです。 そうそうTAGOSは浅草羽子板市を後にしてお江戸日本橋にやって来たのです。 三井第三別館跡地を活用して12月8日“室町福徳塾” 12月15日“日本橋HD DVDプラネタリウム”“ハッピーローソン”そして屋台村が期間限定でオープンしたのです。 そして夕方5時から歴史的建造物“三井本館”壁面をキャンパスにして200uの巨大スクリーンに北斎の描く江戸の様子をアニメーション化して写しだしたのです。 三井本館の横には壁面をライトでデコレートした三越、そしてガラス窓からもれる美しい光を放つオリエンタルマンダリンホテル。 現実に中央通りを通過する多くの自動車と歩行する人々と同時に進行する江戸の街をいきかう活気ある北斎の描いた人々の動きの対比がなんとも不思議な世界! 時空を超えたファンタスティクな空間に迷い込んでしまったかのような錯覚におちいりますよぅ! そしてそして今夜はTAGOSはそれだけで終わらなかったのでございます。 あの12月15日から始まった“光都東京LIGHTOPIA”イベントの一環夜に浮かぶ和田倉噴水公園のブルー色に光る3つの大噴水の前に繰り広げられる幻想世界。 小学生や著名人のメッセ−ジを託した明かり絵に多くの方々がカメラを本格的に持ち込んで熱心に撮影しておりましたぁ。 和田倉橋もライトアップされ闇夜に美しく浮かびあがっています。 帰り道はオレンジ色のイルミネーションがどこまでも続く丸の内仲通り。 もうすっかり昼だけのビジネス街から大変貌をとげ品格あるお洒落な美しいストリートになりましたねぇ。 いやいや今東京フォーラムの約1万uの広場には12月16日からスタートした“クリスタル・イルミネーション〜華麗なる光の回廊”と東京フォーラムのガラス棟のハーモニーもなんとも素敵です。 さぁてさて今年の年末はどの街も競うように光の演出がよりアーティスティツクで大掛かりになってきましたねぇ。 スポンサーにゆとりが出てきたのでしょうかぁ?
●アートなお部屋 豊月(ほうげつ)86歳が秋を描いた水彩画11点 NEW UPです。 どうぞご覧くださいませ。
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