不機嫌ダァ!なんだか知らないけれど不機嫌ダァ! 街全体が今日はとってもとっても不機嫌ですぅ! なんともお肌サラサラ効果も効かないジトジトとシツドーンがドーンドーンと高い今日はやけに街行く人の表情が曇って見えたのです! なんだかぐったり無口で笑顔をすっかり誰かに盗まれちゃったんじゃないかと思うほど・・・・。 バスに乗っても、地下鉄に乗っても、JRに乗っても 皆さん乗ってない様子なんですねぇ〜すっかりお気持ちがぁ! ははぁ〜ん、これって8月疲れでしょうかねぇ? 居眠り、あくびに、無表情、いびきとくればもうこれ間違いなし! こんな日には街中のビル上階のマンガ喫茶などには多くのお疲れトド達が密かに群れを組んで寝そべっている時も多いのですよぅ〜。 さてさて、TAGOSは銀座6丁目の小ビル4階にやってきたのです。 なんだぁ?TAGOSさんも今日はトド組みかぁ!! いいえ違いますぅ!エレベーターの扉がソーっと開いて足を踏み出すといやいやそこには人間スケールで成り立っている物体の世界から離脱してなんとも非日常の不思議な世界に入り込んでしまったのです! そこでTAGOSが見たモノとは! ありぁ〜地球の重力をすっかり無視した“宙に浮いた彫刻”の世界だぁ〜。 なんとユニークな新しい彫刻なんでしょう! とにかく従来の彫刻に伴う垂直性、重心、安定、支えなんてどっしりした感覚ではなくひたすら不安定で無秩序、飾気もなくそれどころかときどきなんと動くんですよぅ! スペイン現代彫刻界においてまったく新しいアイディアの持ち主なんだそうです“エルミニオ”さんの大変ユニークな彫刻。 解説書を読むと“磁力ミニマリズム”と呼べるアートなんだそうです。 難しい解説はTAGOSにはわからないけれど感想は“不思議だぁ!こんなの見たことな〜い!” “この作品宙に浮いているけどどうなってんの?” んまぁ〜今までスペイン以外で公開したことはないユニークな作品を銀座の画廊“すどう美術館”でわずか7日間限りの展示ですから今日来て良かったです。 さてさて隠された磁力の世界の彫刻家“エルミリオ”さんと笑顔で固い握手をかわしてエレベターを降り立つとそこには先程と同じ無表情で不機嫌な街が拡がっておりました。
♪笑ってもっとbaby むじゃきに on my mind 映ってもっとbaby 素敵に in your sight♪ (1979年 いとしのエリーより)
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