コスタリカの通貨単位はコロン(コロンブスに由来)。
硬貨は1、5、10、25、50、100、500コロン、紙幣は千、2千、5千、1万コロンと、数週間前に発行開始になった2万コロン紙幣がある。
1コロン硬貨は事実上ほとんど流通していないので、買い物をした時の端数は、切り下げたり、切り上げたり、適当だ。
コスタリカ中央銀行設立50周年記念500コロン硬貨(写真のコイン)が2000年に発行されたが、2種類の500コロン硬貨が馴染めず、10月1日から流通ストップが発表され、来年1月以降は中央銀行でしか交換ができなくなるそうだ。
ああ、見つけてとっておけばよかった。
サンホセの映画館Cine Magaly でヨーロッパ映画祭開催中。
25日(月)ベルギー Une Chaine pour dex (監督 Frederic Ledoux 2008)
26日(火)イタリア L'ultimo Pulcinella (監督 Maurizio Scaparro 2008)
27日(水)スペイン 14 kilometros (監督 Gerardo Olivares 2008)
28日(木)ドイツ Im Winter ein Jahr (監督 Caroline Link 2008)
29日(金)オランダ Love is all (監督 Joram Lursen 2007)
30日(土)フランス Jean de la Fontaine (監督 Daniel Vigne 2007)
31日(日)フランス Capitaine Achab (監督 Philippe Ramos 2008)
で、今日、スペインの14 kilometros を見に行ってきた。
「14キロメートル」とはアフリカとヨーロッパを隔てる距離。
アフリカの飢餓と貧困を逃れてヨーロッパに夢を求める人たちの前に立ちはだかる壁の距離だ。
この映画では、3人の若者が国を出てモロッコのタンジール経由スペインに密入国するまでの命がけの危険な旅が語られている。
スペインの街角で見かけるアフリカ系の人々は、どんな危険をかいくぐってヨーロッパにたどり着いたのだろうと想像させられる。
深刻なテーマだが、ところどころにユーモアがちりばめられ、普段あまり見ることのできないアフリカの人々の暮らし、美しい風景、女性のカラフルな民族衣装なども垣間見られる。
今日、スペイン大使公邸に行った時、サロンにあった壷(花瓶?)に目が留まった。
これはもしかして、薩摩焼?
良く見ると、島津家の「マルに十文字」の家紋も入っている。
すると、本体の部分に描かれている人物は、島津のお殿様かしら?
それにしても、どうして、スペイン大使公邸に薩摩焼?
フランシスコ・ザビエルの鹿児島上陸記念とか?
謎が深まります。
誰かこの壷の由来を知っている人はいませんか?
バルセロ・サン・ホセ・パラシオ・ホテルの日本食レストラン「都」で出てきた「チョコレート寿司」。
チョコレートの中に、ご飯とフルーツ・・・。
お米と牛乳の甘いデザート「アロス・コン・レチェ」が好きなスペイン人ならこれもOKかもしれないが、う〜ん、チョコとお米のコンビネーションが、私としてはちょっと受け入れがたいものが・・・。
豆料理はしょっぱいもの、おかずと思っているスペイン人が「あんこ」に拒否反応示すのと、逆だな。
先入観から解放されれば、どれもおいしく食べられるのかしらん。
スペインワインで、「リオハ」と並らんで有名な「リベラ・デル・ドゥエロ」のワイン工場ツアーに参加した。
ひとり30ユーロで、ブドウの収穫から、粒の選定、醸造、びんづめなどの行程を見学し、生ハムをつまみながらワインテイスティング、スペイン料理のランチ、最後は馬車で村の観光と盛りだくさんだ。
リベラ・デル・ドゥエロで一番有名なのは「ベガ・シシリア」だが、今回訪ねた「コメンヘ」も歴史が浅く小さいボデガ(ワイナリー)ながら、とても丁寧なぶどうの扱いで、テンプラニージョ種を使ったコクのある赤ワインを作っている。
マドリッド バラハス空港に到着。
年間5000万人以上が利用するヨーロッパ4番目の空港だ。(1位ロンドン・ヒースロー空港、2位 パリ・シャルルドゴール空港、3位フランクフルト空港)
一番新しいターミナル T4は、英国人建築家リチャード・ロジャースの作品で、流線型で斬新かつ美しい。
2007年、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞も受賞した、世界で最も影響力のある建築家のひとりということだ。
ホテル・バルセロの部屋からみた夜明けのサンホセ。
サンホセは3方を山に囲まれた盆地にある。
中央に大きく見える白い建物は、現在建築中のナショナル・スタジアム。
中国政府が寄付した立派なスタジアムで年内に完成し、年明けにオープンらしい。
今日から3週間スペインで休暇! と思いきや、マドリッド行きのイベリア便がキャンセル。
搭乗予定の飛行機が雨雲のため着陸できずパナマに行ってしまったので、出発は明日に延期との説明。
雨期のサンホセでは珍しいことではないらしい。
チェックイン→セキュリティチェック→出国手続き→免税店でお買い物 と余裕で済ませて、ゲートで待機していたのに・・・
乗客全員、今度は今来た経路を逆もどりし、再度コスタリカへの入国手続き。
大型バスに分乗して、サンホセ市内のホテル・バルセロへ。
旅の1日目は、サンホセで1泊することに。
でも、ロビーで数百人の列に並んでいたら、ホテルの知り合いが声をかけてくれて、スイートルームに泊めてくれた!!!