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スペイン・ポルトガル・モロッコ旅行

2010/12/01
  スペイン・ポルトガル・モロッコ旅行 文:中村 憲一 

昨年に引き続き、ユーレイルパスを使い、今年は8月3日〜16日の日程でスペイン・ポルトガルを旅行した。この時期日本では猛暑続きであったが、スペイン・アンダルシア地域(南部スペイン)も例年どおり暑く、熱射病に患らないよう注意しなければならず、肉体的にかなり消耗した。言うまでもないが、マドリッドは快適な気候である。
ギリシャの財政危機がポルトガル、スペインに影響し、社会不安?という心配があったが、平穏な毎日であった。7月のサッカーワールドカップでスペインが初優勝したせいなのか、スペイン社会は明るく感じられた。
(レアルマドリッドの試合を観戦したかったが、オフシーズンのため不可能)
 私は27年前のマドリッド旅行でバッグの盗難にあった。聞いたところ、最近のスペインで日本人を専門に狙う盗難事件は少なくなっているとのことであり、今旅行では被害に遭わなかった。

以下、旅行先でのエピソードを中心に記述する。
(日程表は最後に掲載)

国際夜行列車の美人車掌
日程としては後の出来事であるが、今回の旅行で特に印象に残ったので、冒頭にて述べる。
 リスボンからマドリッドまでホテルトレイン・ルシタニア号に乗車(4人部屋のベッド)した。若い女性の車掌が改札に来て、私の持っているユーレイルパスをチェックし、既に、使用済みの8月11日の日付を8月12日に訂正し今回の夜行列車に用い、1日長く乗車可能の便宜を提供してくれた。その際11→12への数字の訂正で、他人が分からないよう丁寧に訂正すべしと、流暢な英語で指示してくれた。私は咄嗟に、Thank you very much. You are a very kind person. と返答し受け入れた。
RENFE(スペイン鉄道)の社員がこのような明らかに不正乗車を提案するとは驚きであったが、反面、外国人観光客へのサービス精神が旺盛であり、さすがスペインだ!と思った。スペインは2008年度においてフランス、USAに次いで世界第3位の外国人観光客受入国である(ちなみに日本の受入人数は27位でスペインの15%弱に過ぎない)。
 この若き女性車掌は、その後、乗客全員のパスポートを受け取りに来た。既に消灯し真っ暗になっていた部屋の電気をいきなり点灯し、早々と寝ている乗客を起こし、手際よく全員からパスポートを受け取る姿をみて、彼女がとても有能な女性であることが分かった。
翌朝、朝の光で見たこの車掌はまばゆいばかりに美人であった。
私の連れはアイフォンがなかなか見つからず発見に手間取り、7〜8分遅れて部屋から出てきた。この美人車掌は車両の出口で待っていたが、最後のひとりの客の下車を確認すると、颯爽と引き上げていった。
私の眼は千両役者を見るように、この引き上げていく美人車掌の後姿を見送っていた。


伝説の妖怪「フラメンコ婆あ」の登場
お台場の鈴木さん(当倶楽部員)から「アンダルシア(グラナダ)のフラメンコは洞窟で行われ、雰囲気はあるが、余りにも観光的で且つレベルもいまひとつで、あまり薦められない。」との情報を事前にいただき、自粛しようと思っていた。 だが値段が手ごろでかつ“アルハンブラ宮殿夜景見学ミニツアー付き”との条件につられ、観に行くこととした。
ここで4人のダンサーの一人として、60歳を遥かに超えた“フラメンコ婆あ”が登場するのである。 踊りのテクニックは上々であるのだろうが、私はこの踊りの期間中、どういうわけか目をつぶっている時間が長かった。
幻想的なアルハンブラ宮殿の夜景と迷路のようなユダヤ人地区を見られたので、何とかこの夜は満足できた。

モロッコとカスバの女
当初の予定を変更し、話の種としてスペインのアルヘシラスからジブラルタル海峡を越え、モロッコのタンジェに日帰り旅行した。高速船で約1時間(実際は2倍かかった)でタンジェに到着する。船の中でパスポートに入国スタンプを押してもらうだけである。マチスやドラクロアが住んだタンジェの旧市街メディナに着き、カスバを見学できた。 
カスバとは、国または都市の域内を意味するアラビア語のカサバから出た言葉で、軍隊の駐留する城砦、または城砦をもつ地方の中心都市を指す。
ここで、私はエト邦枝の歌った古いナツメロ曲、“カスバの女”を思い出した。
♪ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの夜に咲く-------
----------------外人部隊の うすなさけ♪   という有名な歌詞である。
カスバの女とは兵隊を相手にする女性を意味することが分かった。
町並みを歩きケバブ(羊肉の串焼き)を売っている店が多いのに気づく。日本でこのケバブはチキンの肉に変化する。

闘牛見物
 ホテルから地下鉄でラス・ベンタス闘牛場に出かけた。
ご存知のようにマドリッドでは日曜ごとに闘牛が開催される。
最初にピカドールが馬に乗って登場し、牛の首根を槍で突いてある程度ダメージを与え、次に3人のバンデリーリョが計6本の短剣を打ち、最後にマタドール(闘牛士),が剣と赤布をもち射止めるのである。観客は拍手喝采し、闘牛場全体が興奮に包まれる。私も初めての経験であり興奮した。
だが、闘牛はそもそも、“豊穣を祈願して神に牡牛を捧げる儀式”であるとことを理解していない私は、皆がよってたかって、かっこよく闘牛の息の根を止めているように思え、不公平感を感じ、何となくかわいそうな気分になった。どうせなら最初から1対1で格闘したほうが男らしいと思ったが、1対1では危険極まりなく、当然禁止されるべき競技である。
帰国後、8月下旬にスペイン南部の闘牛場で、闘牛が観客席に突入し、3名の観客を角で突き、重軽傷を負わせたニュースをテレビで観た。その闘牛は直ちに係員に銃で射殺されたとのことである。
動物愛護の観点から、近い将来、闘牛は廃止されるような予感がする。
                                以上


スペイン・ポルトガル旅行日程表


8月3日(火)12:00 成田発  22:25 マドリッド着  アエロフロート 
 23:30頃  ホテル到着         マドリッド泊
8月4日(水)  マドリッド・アトーチャ発 〜グラナダ着
         フラメンコ見物             グラナダ泊 
8月5日(木)  アルハンブラ宮殿見学
グラナダ駅発 〜 アルヘシラス駅着
                           アルヘシラス泊
8月6日(金)  アルヘシラスからモロッコ(タンジェ)に日帰り旅行
                      アルヘシラス泊
8月7日(土)  アルヘシラス 〜 コルドバ駅  
         ユダヤ人街散策         コルドバ泊
8月8日(日)  メスキータ見学  
コルドバ発 〜 セビリア着     セビリア泊
8月9日(月)  カテドラル、ヒラルダの塔見学 セビリア泊
8月10日 (火) 7:30 セビリア(バス)〜 10:55 ファーロ
         14:55ファーロ  〜 18:04リスボン  
                              リスボン泊
8月11日(水) ツーリストバス乗車(リスボン市内) 
リスボン 〜 マドリッド(夜行列車)      車中泊
8月12日(木) マドリッド から セコビアに日帰り旅行                          
         ローマ水道橋見学            マドリッド泊
8月13日(金) マドリッド から トレドに日帰り旅行
トレド市内およびパラドール観光     マドリッド泊
8月14日(土) ツーリストバス乗車  サッカー場見学  マドリッド泊
8月15日(日) 朝市見学 ツーリストバス乗車 闘牛見物 マドリッド泊
8月16日(月) 市内植物園、美術館等見学        マドリッド泊
8月17日(火) 11:25マドリッド発SU290便 18:10モスクワ着
         19:40モスクワ発SU575便 
8月18日(水) 10:00 成田着

 
コスタリカ便り No.26-No.28

2010/11/20
p>コスタリカ便り  no.26-28   by  OK

コスタリカでおらしょを聴く

Teatro Nacional
毎週火曜日お昼、国立劇場で開催されるTeatro Al Mediodia というミニコンサートにここのところ毎週出かけている。
入場料はコスタリカ人と住民は500コロン(1ドル)、観光客は10ドルだ。
今日の出演は、国立サンホセ吹奏楽団 (BANDA NACIONAL DE SAN JOSE).
満席の中12時10分にコンサートは始まった。
教会の鐘の音とともにグレゴリオ聖歌のような賛美歌が流れる。
うん?マーチングバンドのような陽気な音楽と思っていたら何か様子が違う。宗教音楽のようだ。
第2楽章、バンド最前列の笛が音。日本の篠笛のような音色。
そして最終第3楽章、「これはどう考えても日本の旋律。日本の作曲家に違いない!」と確信し、プログラムを見ると
「GLORIOSA, Yasuhide Ito」とあった。
伊藤康英作曲「ぐろりよーさ」という曲だった。
冒頭に流れた賛美歌は 長崎の隠れキリシタンが歌っていた聖歌「おらしょ」らしい。
今日は、思いがけず日本の旋律にひたった。


カウイータ国立公園 Parque Nacional Cahuita
namuwoki
playa cocles
家探しが一段落したので、息抜きに海水浴へ。
サンホセを出発して一路東へ、カリブ海を目指す。目的地はパナマ国境近くのプエルト・ビエホ。
約4時間のドライブだが、コスタリカの道路は穴ぼこだらけ。穴にはまらないよう、避けながら、それでもボッコン、ボッコンしながらの4時間は結構ハード。
2時過ぎに目的地のナムウォキロッジ(先住民の言葉でジャガーの家)に到着。
スペイン人のパコとマリベルが経営する森の中のロッジで、コテッジスタイルのとっても快適な宿だ。
この地域は100年以上前に鉄道敷設のために移民してきたジャマイカ人の子孫や、海辺でゆったりと暮らす人たちが多く、白人が主流のサンホセとは人の雰囲気がずいぶんと違い、ゆる〜い空気が漂っている。
今日は疲れたので、近くのコクレス・ビーチにお散歩。波が高い、サーフィンのメッカだ。


豪雨の被災者に支援物資を届ける
ADD
今回の豪雨では、28人が犠牲となり、5千人近くが避難という被害がでた。
被災者のニュースがあってからの対応はスピーティで官民上げて支援体制がしかれている。
日本政府からも800万円相当の緊急援助物資(発電機40基、毛布2900枚)が到着し早速引き渡されたとのこと。
私が所属している団体ADDで、被災者が今必要としているものを支援物資センターや市役所で聞き取り調査し、それに基づいて、下着や靴下などを詰めたリュックサックにひとりひとりの名前を書いて、避難所に届けた。
みんな喜んで受け取ってはくれたように見えたが、係りの人の話では、コスタリカ中、また海外からもたくさんの支援物資が届き、食料も生活必需品もありあまってみんな使い捨てにしている残念な事態になっているとのこと。
被災直後の支援ももちろん必要だが、数ヶ月たって「支援の熱」が冷めたころの方が実は別の支援が必要なのかもしれない、と思ったりもしている。

 
コスタリカ便り

2010/11/05

コスタリカ便り   No.17 - No.25  まとめて     by O.K.


500コロン記念硬貨                    コスタリカ便り No.25
meneda conmemorativa 500 colones
コスタリカの通貨単位はコロン(コロンブスに由来)。
硬貨は1、5、10、25、50、100、500コロン、紙幣は千、2千、5千、1万コロンと、数週間前に発行開始になった2万コロン紙幣がある。
1コロン硬貨は事実上ほとんど流通していないので、買い物をした時の端数は、切り下げたり、切り上げたり、適当だ。
コスタリカ中央銀行設立50周年記念500コロン硬貨(写真のコイン)が2000年に発行されたが、2種類の500コロン硬貨が馴染めず、10月1日から流通ストップが発表され、来年1月以降は中央銀行でしか交換ができなくなるそうだ。
ああ、見つけてとっておけばよかった。


ヨーロッパ映画祭開催中                コスタリカ便り No.24
14 kilometros
サンホセの映画館Cine Magaly でヨーロッパ映画祭開催中。
25日(月)ベルギー Une Chaine pour dex (監督 Frederic Ledoux 2008)
26日(火)イタリア L'ultimo Pulcinella (監督 Maurizio Scaparro 2008)
27日(水)スペイン 14 kilometros (監督 Gerardo Olivares 2008)
28日(木)ドイツ Im Winter ein Jahr (監督 Caroline Link 2008)
29日(金)オランダ Love is all (監督 Joram Lursen 2007)
30日(土)フランス Jean de la Fontaine (監督 Daniel Vigne 2007)
31日(日)フランス Capitaine Achab (監督 Philippe Ramos 2008)

で、今日、スペインの14 kilometros を見に行ってきた。
「14キロメートル」とはアフリカとヨーロッパを隔てる距離。
アフリカの飢餓と貧困を逃れてヨーロッパに夢を求める人たちの前に立ちはだかる壁の距離だ。
この映画では、3人の若者が国を出てモロッコのタンジール経由スペインに密入国するまでの命がけの危険な旅が語られている。
スペインの街角で見かけるアフリカ系の人々は、どんな危険をかいくぐってヨーロッパにたどり着いたのだろうと想像させられる。
深刻なテーマだが、ところどころにユーモアがちりばめられ、普段あまり見ることのできないアフリカの人々の暮らし、美しい風景、女性のカラフルな民族衣装なども垣間見られる。


スペイン大使公邸に薩摩焼?           コスタリカ便り No.23
ceramica satsuma
今日、スペイン大使公邸に行った時、サロンにあった壷(花瓶?)に目が留まった。
これはもしかして、薩摩焼?
良く見ると、島津家の「マルに十文字」の家紋も入っている。
すると、本体の部分に描かれている人物は、島津のお殿様かしら?
それにしても、どうして、スペイン大使公邸に薩摩焼?
フランシスコ・ザビエルの鹿児島上陸記念とか?
謎が深まります。
誰かこの壷の由来を知っている人はいませんか?



チョコレート寿司!                       スペイン&コスタリカ便り No.22  
チョコレート寿司
バルセロ・サン・ホセ・パラシオ・ホテルの日本食レストラン「都」で出てきた「チョコレート寿司」。
チョコレートの中に、ご飯とフルーツ・・・。
お米と牛乳の甘いデザート「アロス・コン・レチェ」が好きなスペイン人ならこれもOKかもしれないが、う〜ん、チョコとお米のコンビネーションが、私としてはちょっと受け入れがたいものが・・・。
豆料理はしょっぱいもの、おかずと思っているスペイン人が「あんこ」に拒否反応示すのと、逆だな。
先入観から解放されれば、どれもおいしく食べられるのかしらん。



リベラ・デル・ドゥエロ ワイン           スペイン&コスタリカ便り No.21
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スペインワインで、「リオハ」と並らんで有名な「リベラ・デル・ドゥエロ」のワイン工場ツアーに参加した。
ひとり30ユーロで、ブドウの収穫から、粒の選定、醸造、びんづめなどの行程を見学し、生ハムをつまみながらワインテイスティング、スペイン料理のランチ、最後は馬車で村の観光と盛りだくさんだ。
リベラ・デル・ドゥエロで一番有名なのは「ベガ・シシリア」だが、今回訪ねた「コメンヘ」も歴史が浅く小さいボデガ(ワイナリー)ながら、とても丁寧なぶどうの扱いで、テンプラニージョ種を使ったコクのある赤ワインを作っている。



生ハムを切ってみる                    スペイン& コスタリカ便り No.20

CIMG2617.jpg
街を散歩していたら、ショーウィンドーに、イベリコ豚の生ハムがたくさんぶらさがっていて、おもわず店内に・・・。
ハモン・イベリコ、ハモン・セラーノ、チョリソ、ロモ、ああ、どれもおいしそう。
たくさん食べるか、おいしいのをちょこっと食べるか、悩ましい。
結局、ドングリを食べて太った豚から作られる高級品ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ150グラムを購入。
特別の機会に開封しようと思ったが、数時間後には誘惑に勝てず・・・でも幸せ。


マドリッド バラハス空港 ターミナル4         スペイン&コスタリカ便り No.19

Airport Barajas T4
マドリッド バラハス空港に到着。
年間5000万人以上が利用するヨーロッパ4番目の空港だ。(1位ロンドン・ヒースロー空港、2位 パリ・シャルルドゴール空港、3位フランクフルト空港)
一番新しいターミナル T4は、英国人建築家リチャード・ロジャースの作品で、流線型で斬新かつ美しい。
2007年、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞も受賞した、世界で最も影響力のある建築家のひとりということだ。


夜明けのサンホセ         コスタリカ便り No.18
San Jose
ホテル・バルセロの部屋からみた夜明けのサンホセ。
サンホセは3方を山に囲まれた盆地にある。
中央に大きく見える白い建物は、現在建築中のナショナル・スタジアム。
中国政府が寄付した立派なスタジアムで年内に完成し、年明けにオープンらしい。


飛行機が雨でキャンセル     コスタリカ便り No.17
from airport to hotel barcelo
今日から3週間スペインで休暇! と思いきや、マドリッド行きのイベリア便がキャンセル。
搭乗予定の飛行機が雨雲のため着陸できずパナマに行ってしまったので、出発は明日に延期との説明。
雨期のサンホセでは珍しいことではないらしい。
チェックイン→セキュリティチェック→出国手続き→免税店でお買い物 と余裕で済ませて、ゲートで待機していたのに・・・
乗客全員、今度は今来た経路を逆もどりし、再度コスタリカへの入国手続き。
大型バスに分乗して、サンホセ市内のホテル・バルセロへ。
旅の1日目は、サンホセで1泊することに。
でも、ロビーで数百人の列に並んでいたら、ホテルの知り合いが声をかけてくれて、スイートルームに泊めてくれた!!!

 
コスタリカ便り No.11-16

2010/10/03
コスタリカ便り No.11〜16    by OK


Canciller Rene Castro
コスタリカのレネ・カストロ外務大臣が、アジア太平洋地域との緊密政策の一環として日本、韓国を訪問中だ。
チンチージャ政権から閣僚訪日第1号だ。

コスタリカは2021年までに二酸化炭素CO2の排出量を実質ゼロにすることを目指しており、日本の(エコカーなどの)技術協力や資金援助への期待を表明した。
また、JICAは、サンホセ首都圏の下水処理及び水質改善の協力も進めており、環境面で両国の協力関係はこれから益々発展しそうだ。
コスタリカは地上デジタルテレビ放送で日本方式を採用することを決めたこともあり、NHK訪問では、NHKからの協力も表明されるなど、実り多い訪日だったようだ。
昨日、奥さんのサラからメールが届き「日本の訪問はとってもよかったみたい」との事。
よかった、よかった。


定番料理 ガリョ ピント                 コスタリカ便り No.15
Gallo Pinto
9月15日の独立記念日のお祝いにも振舞われたコスタリカの定番料理
ガリョ・ピントGallo Pinto.
ご飯とインゲン豆の、ラテン版お赤飯といったところだ。
もともとは、残り物のご飯をおいしく食べるために考えられた料理で、インゲン豆とたまねぎとご飯を炒めて、好みで唐辛子やコリアンダーで味付けをする。付け合せにはスクランブルエッグ、バナナ炒め。庶民の味だ。


コスタリカの星 ネリー・ブレネス        コスタリカ便り No.14
ネリー&ラウラ・チンチーリャ 独立記念トーチ
コスタリカのカリブ海岸リモン出身の400m走者、ネリー・ブレネスが、今シーズン大活躍だ。 今回のヨーロッパツアーでは、8月22日ベルリンで銀メダル、8月27日ブリュッセルで金メダル、9月1日ザグレブで金メダル、9月9日はスプリット(クロアチア)の400メートルリレーで金メダル、そして9月9日ミラノの大会で45秒52をマークし金メダルと4つの金メダルを獲得し凱旋帰国した。帰国が独立記念の祝賀イベントと重なっていたため、9月14日、カルタゴで行われた独立記念式典に参加し、独立のたいまつをラウラ・チンチーリャ大統領とともに受け取り点火する姿がテレビや新聞で繰り返し放送された。そして、今シーズンの締めくくりは日本!昨日、日本に向けて出発した。米国経由1日半の旅だ。9月19日のスーパー陸上大会2010川崎での走りが楽しみだ。


お宅訪問                              コスタリカ便り No.12
お宅訪問
サンホセから30分、エレディアの知人宅を訪ねた。森に囲まれた広大な敷地のあちこちに、Precolombino (コロンブスアメリカ大陸到着以前)の美術品がごろごろ転がってて「箱根の森美術館」みたいだった。家の中もコロニアル様式の宗教画や、どこか中世の教会からごっそり持って来たような装飾品がいっぱい。敷地内に菜園やチャペルや工房やゲストハウスや・・・・中南米では桁外れなお金持ちに時々出会う。どんな人生を送ってきたのか興味と妄想が広がる。


国立劇場 Teatro Nacional    コスタリカ便り No.11
次の間 壁

アーディトリアム

次の間
サンホセでの一番の見所は国立劇場だ。1890年、スペインのプリマドンナ、アデリーナ・パッティが中米ツアーをした時、彼女にふさわしい劇場が無いという理由でコスタリカでは歌わなかった。それがきっかけとなり、コーヒー事業の有力者達は、輸出コーヒーに課税してこの劇場建設の費用を捻出した。念願かなって1897年竣工、パリ・オペラによるグノーの「ファウスト」でこけら落しが行われた。当地では、サンホセの国立劇場は、パリのオペラ座風だと言われている。ネオバロック様式のインテリアは、彫刻、絵画、大理石の階段、寄木張りの床などかなり豪華だ。毎週火曜日のお昼は、手ごろな値段で1時間ほどのコンサートが楽しめる (予約tel. 2221-5341)。

 
コスタリカ便り No5-No.10

2010/09/19

コスタリカ便り NO.10   by O.K.

バロモの吊橋

Puente colgante de Palomo de Orosi
Rio Grande de Orosi

サン・ホセ東方、カルタゴにドライブ。リオ・グランデ川にかかる吊り橋をわたる。橋の通行部分まで金網状で足元の見晴らしは最高で空中遊歩しているような感覚が味わえる。
この吊り橋はハンモック橋ともいうらしいが、なるほど、ゆらゆら揺れてかなり怖い・・・。
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コスタリカ便り No.9      by O.K.
日本週間 2010

国立劇場

和太鼓&篠笛 渡辺薫

箏 黒澤有美

今、サンホセでは日本週間2010開催中。
サンホセ随一の歴史的建造物、国立劇場で行われた、渡辺薫氏(和太鼓&篠笛)と、黒澤有美(箏)によるコンサートを聴きに行った。
バロック風のきらびやかな装飾のホールで聞く、幽玄の調べはミスマッチかつ新鮮だった。
一緒に行ったアルゼンチン人の女性も、初めて聞く日本の音楽に大満足。
今月、テレビでもNHKの番組「プロジェクトX」がスペイン語で放送されており、毎日楽しみに見ている。
(コンサートの様子は撮影禁止だったので、出演者の写真はチラシより転載)
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コスタリカ便り No.8   by O.K.
「愛情表現は控えめに」

愛情表現は控えめに

公園内での注意事項の看板を見ていたら、「ゴミは持ち帰りましょう」とか「ペットの放し飼いはやめましょう」とか「お酒類は持ち込んではいけません」とかの最後に、ちょっと意味ありげなイラストが・・・
「公衆の面前で過激な愛情表現は避けましょう」
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コスタリカ便り No.7
自前の軍隊を持たないコスタリカに米軍がやってきた

ベネズエラから引っ越してきて1ヶ月ちょっとだが、中南米のご近所といってもこの国はかなり異質だ。反米急先鋒のチャベス政権とは打って変わって国をあげてかなりの親米国だと感じる。米国インテル社が1998年に操業開始して以来コンピューター用のマイクロプロセッサーがコスタリカ最大の輸出商品だということだし、米国からの観光客も多い。そして、今年後半、数千人規模の米軍兵がこの国にやってくる。
コスタリカは、1949年施行の憲法により、常設的機関としての軍隊を禁止しており、国内の治安は警察が守っている。ところが近年麻薬問題が拡大し警察だけでは手に負えなくなったようだ。「人道支援、麻薬対策のため」という名目で、7月〜12月にかけて46隻の米国軍の船がやってくることが国会で賛成多数で可決し、先日8月20日1000人の乗組員を乗せた艦船「Iwo Jima 硫黄島」が、カリブ海のリモン港に入港した。ベネズエラのチャベス大統領は「コスタリカへの米国軍の派遣は地域を不安定にする」と猛反発。ボリビアのモラレス大統領は8月31日軍関係者を前にした記者会見で「コスタリカが軍隊を持たないというのは本当ではない。彼らの軍隊は米国軍だ」と発言し、コスタリカ側の反発を招いた。その後、モラレス大統領は発言の不適切を認め陳謝している。駐ボリビアのコスタリカ大使館の閉鎖も予定されていたがとりあえずはそのまま駐在ということでおさまった。武力を放棄した国に外国軍。日本の基地問題、平和憲法、戦争放棄と通じるテーマでもあり注目。
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コスタリカ便り No.6     by O.K.
「サン・バルトロメロのお祭り」

fiesta san bartolome 2

fiesta san bartolome
8月最後の日曜日、サンホセの郊外、エレディアで見かけたサン・バルトロメのお祭り。子供達が様々な仮面をかぶり変装して街を練り歩いていた。それぞれが小さなサンドバッグ(中身は水かも)を持って相手にぶつけてじゃれあったりしていたが、変なお祭り・・・。
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コスタリカ便り No.5     by O.K.
「初めての山登り」

山の中腹からサンホセを望む
雨期のコスタリカ。午前中は晴れていても、毎日お決まりのようにお昼ぐらいから雲が出てきて午後2時頃には雨が降り出す。9月に入ってはじめての日曜日。早起きしてお天気のいいうちに山歩きに出かける。サンホセの街は、北緯9度56分と赤道に近いが、標高が1160メートルあるので今日も20度、ちょっと肌寒いくらいの気温だ。サンホセの南側の山に登る。中腹にあるレストランの駐車場に車を置き、頂上に見える十字架を目標に、狭くて急な山道を草を掻き分けながら登る。頂上の十字架に到着するまでに、展望が開ける場所にそれぞれ第1の十字架、第2の十字架があり、中央盆地に広がるサンホセの街を一望できる。第2の十字架まで到達したところで、雷雲が出てきたのを口実に下山してランチ。それでも明日は筋肉痛間違いなしだ。

 
スーサンのよもやま話No.96

2010/09/07


コスタリカ コーヒー コスタリカ便り 3. by O.K.

コスタリカコーヒー
コスタリカの主要産業といえば、豊かな自然をアピールする観光業や、インテル社の集積回路製造などがあげられるが、伝統的にはコーヒーやバナナ、カカオなどの農業が盛んだ。なかでもコスタリカのコーヒーは100%アラビカ豆で品質が高く、コーヒー好きの私としては嬉しい環境だ。サンホセ郊外のコーヒー農園のレストランでお昼を食べ、コーヒーを頼んだら、こんなかわいらしい道具で出てきた。


デルモンテ バナナ農園 コスタリカ便り 2 by O.K.

腰にひもをつけてバナナを引っ張る!

バナナ到着

バナナをきれいな水で洗う

箱詰めして出来上がり!
トルトゥゲーロ国立公園に行く途中で、バナナ農園に立ち寄る。日本のスーパーでも売っているデルモンテのバナナはここから旅立っていくのか〜。滑車にぶら下げられたバナナの房がどんどんとバナナ畑から梱包場所まで移動していく。先頭でバナナの房の列を引っ張っているのは腰紐をつけたお兄さんだ。ガイドさんの話によればこの工場で働いているのはニカラグア人が多いそうだ。コスタリカの人口約456万人だが、国内に100万人くらいのニカラグア移民がいるということだ。工場内できれいに洗って、箱詰めされて、世界各地に出荷されていく。

 
スーサンのよもやま話No.95

2010/09/02
          コスタリカ便り No.1     by OK

コスタリカ
は 自然の宝庫。 21世紀型の独自の政策を押し進めているユニークな 国。 昔から 3C(美人産出国)の一カ国してつとに有名。 また、スイスですら軍隊があるのに、 軍隊を持たず恒久平和を目指す稀有な国でもある。
コスタリカ一口メモ
コスタリカ共和国は北米大陸と南米大陸の中間に位置する、四国と九州を合わせた程の大きさの国。
太平洋とカリブ海に面し、国土の中央部を現在も活動中の火山帯が占める変化に富んだ地形が、素晴らしい自然を育んでいます。スペイン語で、『豊かな海岸』を意味する。
◆世界で唯一の非武装永世中立国
◆国家予算の21%が教育費(2000年度)
◆200海里経済水域を世界で最初に宣言
◆国土の約24%が国立公園(保護区)
◆地球上の全動植物種の約5%が生息
◆ペンショナード政策・・・年金生活者の受け入れ
◆世界人権裁判所

コスタリカ便り
南米のカラカスから2時間半、コスタリカの首都サンホセに到着。
カラカスの人口は450万人、こちらはコスタリカ全体の人口が452万人、サンホセは40万人くらいとかなり小さい。
カラカスの陽気なカオスを愛していた私としては、サンホセののんびりした感じはちょっと物足りなくもあるが、まだ着いたばかり、これからの展開に期待しよう。

今は雨期で朝は晴、午後になると雨という毎日が11月まで続くらしい。
赤道に近いといってもサンホセの高度は1200mなので、今日の最低気温17度、最高気温23度とかなり涼しい。
でも、南米大陸のカラカスより北米大陸のサンホセの方が南で赤道に近いと知ってましたか?
カラカス=北緯10度31分、サンホセ=北緯9度56分

記念すべき最初の旅は、トルトゥゲーロ国立公園に海がめの産卵を見に行きました。
産卵中は撮影禁止だったから写真は無いけど、いろんな動物や植物を見ました。 <自然写真掲載>
サンホセの街には観光スポットはほとんどないけど、ちょっと足を伸ばすと面白いところがたくさんありそうです。


早朝サンホセを出発し、一路東へカリブ海を目指す。ブラウリオ国立公園の森を中を通る道路からは、深い森や滝、そして木にぶらさがるナマケモノが見えたりして楽しい。デルモンテのバナナプランテーション見学後、ツアバスからボートに乗り換えてカリビアン運河をジャングルクルーズ。カワウソ、ワニ、イグアナ、サル、そしてくちばしの大きなオオハシ鳥や水の上をちょこちょこと歩く鳥など次々に珍しい動物が目の前に現れる。時々、ボートを降りて熱帯雨林のジャングルの中に入って歩いたりするのだが、木の陰にトカゲや蛇がいたり、オレンジ色の毒カエルがいたりドキドキだ。そして、夜8時、今回の旅のメイン、トルトゥゲロ国立公園での海亀の産卵見学。毎年この時期何千もの海亀がここにやってきて産卵をする。亀を驚かせないように、黒っぽい服装、灯りはつけず、もちろん撮影は禁止。真っ暗な海から大きな亀が上がってきて砂浜に大きな穴を堀り、涙を流しながらポットン、ポットンとひとつづつ卵を産み落としていく姿は感動的だ。卵を産み落とし砂をかぶせそしてまた海に帰っていく。45日から60日くらいで卵が孵るそうだが、その様子もいつか見てみたいものだ。


コスタリカ
トルトゥゲーロ国立公園ウミガメ産卵
水の上を歩く鳥
別名アンジェリーナ ジョリーの唇
ホテルの庭にもいるワニ
へび
ナマケモノ
トルトゥゲロ国立公園
さる
イグアナ
海亀の卵のから

 
スーサンのよもやま話No.94

2010/07/15

2010  World Cup in South Africa

スペイン優勝セレモニー


↑実際の決勝のフォーメーションではありません。


2010年7月12日のマドリードでの優勝パレード
200万人ぐらいの人出とか。


↑凝縮編

優勝翌日のメモ
●サッカー評論家と称される人たちのコメントを各誌で見た。やはり 分析力と言う意味では、オシムさんのコメントが良かったなー。

W杯の仕上げと言うか、デザートして、スペインの番組を見ていて、幾つか。
・国王夫妻、皇太子夫妻、王女の姿を見た。 お会いしたときのことが頭に浮かんだ。皇太子も年取ったなー。あたりまえか。王女2人カワイイ。 国王が誰と一番話していたか気になった。当然、デル・ボスケ監督、あと フェルナンド・トーレス、イニエスタ、プジョルあたりか。
・次に首相の元へ行ったとき、たった一人だけ、選手を名指しした。 それは、イニエスタ。 あと、首相クラスの人のスピーチ、やはり上手い。 もし、日本がこのような場を将来持てるとしても、スピーチはかなわない。
・パレードは、プリンセサ通りを通って、スペイン広場の前へ、 それから マドリードの中心街グラン・ビアを抜けるというところまで見た。 100万人以上は間違いないと言われているとおり、ものすごい人だった。
トイレとかどうするんだろう??
そのグランビアに一時住んでいた上、いっとき、グランビアの学校にも通っていたので、選手たちだけでなく 周りの建物も気になった。
”プジョル、代表やめないで”というボードを持っていた人も多かったようです。
パレードにかけつけた人の話を聞いていると、 タコのパウルの話をする人が実に多い~~  選手の話が出てくると、やはり、 得点王になったヴィジャ、決勝で点を取ったイニエスタ、守護神かシージャス、そして闘将プジョルですかねー。私はたまたま聞けませんでしたが、おそらく、シャビあたりの名前も当然出ていたと思う。パスサッカーの源泉ですもんね。
オシムさんも言っていたと思うが、パスサッカー、華麗、美しい、現代的、攻撃的etc.と、新聞の記事を飾っているが、特に守備が良かったですねー。
元々スペインは、それぞれの地域が別の国みたいなもの、それに歴史・政治などがからみ、”おらが町のクラブ”への関心が、”国代表より高かった。バルセロナオリンピックの時、お気づきの方もいると思いますが、各家のベランダへ掲げたのは、カタルーニャ州旗でスペイン国旗より遥かに目立っていた。
そのスペインが時代とともに、意識が変わってきたのも確かだ。もう一点は、「落ち着き」が当初からあり、どこからこの 落ち着き が生まれるのだろうと思った。
・アルゼンチンの敗因の中で、ゲームメーカーが欠如していたというコメントがあった。 
スペインのシャビがまさしく、スペインの司令塔であった。常に周りの状況を把握するため、彼はいったいどのくらい首を振っていただろう。 スペインのパスの本数はダントツで1位だが、彼の”首振り”あっての 今回の結果であろう。
嬉しいことに小柄でシャイなイニエスタも決勝点あげたし、もう少し点が見たかったと思うものの、 どこの国も守備の意識が高くなりましたから致し方ありません。

私は、南アで今回やったことは、大変意義深いとは思うが、一方、4試合だけのために使われたメイン会場の周辺の人が、”周りはこんなに貧しいのに・・・”と語っていたのが胸を打つ。

FIFAのブラッター会長の閉幕後の言葉が印象に残る。
「ついに良いサッカーをするチームが勝った」

 
スーサンのよもやま話No.93

2010/07/07
スペイン北西部のガリシア州 & サンティアゴ巡礼の道特集!
地サンティアゴ、2010年は聖ヤコブ大祭年 〜Año Xacobeo〜

これを逃すと、次は11年後の2021年!


スペイン北西部サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指すサンティアゴ巡礼の道は、日本を代表する参詣道の熊野古道と姉妹提携を結び、世界遺産に登録されている巡礼路。近年、雑誌などでの露出も増え、人気急上昇中のスペインの観光ルートの一つでもあります。聖ヤコブ(スペイン語名 サンティアゴ)が祭られるサンティアゴの町は、キリスト教の三大聖地の一つで、7月25日の聖ヤコブの日が日曜日に当たる年は、聖ヤコブ大祭年とされています(6年、5年、6年、11年の周期)。大祭の年に、聖ヤコブの亡骸が葬られているサンティアゴの大聖堂を訪れ、ミサに参列し、聖体を拝受することで、犯したキリスト教の原罪を赦されると言い伝えられており、大祭に当たる年は年間を通して巡礼者が途切れることはありません。


2010年聖ヤコブ大祭年の見どころ 【聖ヤコブ大祭年 〜Ano Xacobeo〜】

キンタナ広場と 聖なる門


 “聖なる門” (Puerta Santa)


 通常、サンティアゴ大聖堂への入口として使われるのは、オブラドイロ
  広場の“栄光の門”(Portico de la Gloria)。“聖なる門”は、反対側の
  キンタナ広場(Plaza de la Quintana)側にある大聖堂への入口で、
  “開かずの扉”として知られ、 聖ヤコブ大祭年にだけ年間を通して
  開けられる。

大香炉“ボタフメイロ”

 大香炉 “ボタフメイロ” (Botafumeiro)

 信者の魂を清め、聖堂内の匂いを和らげるためにミサで焚かれる
  大香炉のこと。 ロープに吊り下げられた大香炉が大聖堂内を振り子の
  ように往来する。現在では、特別なミサでのみ行われる儀式のため、
  滅多に見られないが、聖ヤコブ大祭年に限っては、例年よりも回数が
 増えるため、例年より見られる確率も高い!
 (日程・時間は現地で要確認)

Copyright Adolfo Enriquez

 大聖堂に打ちあがる花火

 聖ヤコブの祝日前夜の7月24日、大聖堂の背後に打ちあがる花火は
  圧巻。 7/24の23時頃予定。

 写真:Copyright Adolfo Enriquez

屋根上  大聖堂の屋根に登るガイド付きツアー
  
  大聖堂の屋根上から、素晴らしいサンティアゴのパノラマを堪能できる。
 手すりなどはないため、高所恐怖症の方は要注意!
 開催:毎日10〜14時/16〜20時 料金:10€(巡礼者は8€)
 詳細はサンティアゴ観光局サイトへ(英語・西語)




サンティアゴ巡礼の基礎知識




● サンティアゴ巡礼の道って?巡礼手帳 表紙例
スペイン北西部に位置するキリスト教三大聖地の一つサンティアゴ・デ・コンポステーラ。サンティアゴを目指すサンティアゴ巡礼の道は、日本を代表する参詣道の熊野古道と姉妹提携を結び、世界遺産に登録されている巡礼路。中世の時代から、ヨーロッパ各地を起点に多くの巡礼者がサンティアゴまでの道のりを歩いてきました。今ではヨーロッパ最古の文化路と呼ばれ、ヨーロッパの大通りとも例えられるほどです。ロマネスク教会がたたずむ素朴な村々と自然景観、地元の人々や各国の巡礼者とのふれあいは、まさに巡礼者だけが味わえる醍醐味。




● 巡礼の起点って?巡礼手帳 見開き
スタート地点は決まっておらず、どこからでも始められます。複数あるルートのなかでも、アルベルゲ(巡礼者専用宿泊施設)や黄矢印の道しるべなどの整備が進み、本ルートと呼ばれているのが、フランスルート。フランスとの国境、ピレネー山麓のロンセスバイェス(Roncesvalles)またはハカ(Jaca)を起点に、サンティアゴまで約800kmの長い道のりです。次に人気があるのが、バスク地方を通り北沿岸部を歩く北ルート。そのほか、銀の道ルートや ポルトガルルートなど、複数のルートがあります。




● 巡礼手帳と巡礼証明書巡礼証明書
巡礼者は、各町の巡礼事務所や教会、アルベルゲ(巡礼者専用宿泊施設)で、「クレデンシャル」と呼ばれる巡礼手帳を発行してもらうことができます。デザインはさまざまですが、一般的には蛇腹式の薄い手帳。巡礼者はそこに、宿泊する村や町などのオリジナルのスタンプを集めます。そしてサンティアゴ・デ・コンポステーラへ到達したら、押印した手帳を大聖堂近くの巡礼事務所に提示し、「コンポステーラ」と呼ばれる巡礼証明書を申請できます。ただし、最低でもサンティアゴまでの巡礼路を100km以上を歩いていなければなりません(馬の場合も100km以上、自転車の場合は200km以上)。巡礼手帳は、日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会でも入手できます。

 ・ 日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会     
    URL: http://camino-de-santiago.jp   
 ・ サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼事務所 
    C/Villar, 1  TEL +34.981.562.419  毎日9~21時


● サンティアゴまでの100kmってどこ?
どこから歩き始めても良い巡礼ですが、サンティアゴまでの100kmを歩く場合、サンティアゴ・デ・コンポステーラから約120km地点のサリア(Sarria)や、マドリッドからの交通の便が良いレオン(Leon)をスタート地点すると良いでしょう。

【サリアへのアクセス】 
マドリッドから直行の夜行列車が1日1本22:10発(翌朝6時着、www.renfe.es)。バスは、マドリッドからルゴへ行き(約2時間に1本、所要6時間 www.alsa.es)、ルゴからサリア行きへ乗り換え(1~2時間に1本、所要35分 www.monbus.es)。
【レオンへのアクセス】
マドリッドから列車が1日約8本、所要3時間/4時間半(www.renfe.es)。バスは約2時間に1本、所要3時間半(www.alsa.es)。


● フランスルートの地形と気候は?
スペイン北東部のピレネー山脈から、北西部のサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、スペイン北部内陸部を横断するフランスルート。ピレネー山脈を下ると、カスティーヤ・イ・レオン州(ブルゴスやレオンなど)の平地。内陸性の気候のため、乾燥し、冬は寒く、夏はさんさんと降り注ぐスペインの熱い日差しをさえぎる建物がない道も多いのがこの地域。またカスティーヤ・イ・レオン州とガリシア州の州境には、有名なセブレイロ峠越えがあります。ガリシア州は、「グリーンスペイン」と呼ばれるスペイン北部4州のうちの一つで、比較的雨が多い地方。一時的な大雨より、しとしとと降り続くことが多いため、雨具は必須です。巡礼に適しているのは、5月〜10月前後。7月・8月は暑くなるため、早朝から昼にかけて歩くのが一般的です。

フランスルートの主な町の気温表


● 1日に歩く距離は?

巡礼情報を掲載しているウェブサイトや書籍によっても、区間の区切り方はさまざまですが、1日に歩く距離は平均25kmが目安と言われます。高低差がある区間か平坦な区間かによっても異なり、個人の体力によっても差がありますので、あくまでもご参考まで。大切なのは、無理なく毎日歩き続けることです。


● サンティアゴ大聖堂での伝統儀式 三か条!

第1条: 5本指祈願 * 
ロマネスク様式の最高傑作とも言われる「栄光の門」を入ると、聖ヤコブ像が彫られた柱があります。この柱の前でひざまずき、柱に右手の5本指を置き、三つの願いを唱えるのが伝統となっています。5本指の形にくぼんだその石柱が、サンティアゴ大聖堂の歴史の重みを感じさせます。
第2条: 3度の頭突き *
第1条の柱の裏側にある像は、有名彫刻家マエストロ・マテオの作品だと考えられています。ここに三度頭をぶつけることで、彼のような博識と才能を得られると言い伝えられています。
第3条: 聖ヤコブの抱擁
大聖堂の奥にある中央祭壇の中央には、マエストロ・マテオ作の聖ヤコブ像がまつられています。この聖像の背後から聖ヤコブに抱擁をささげます。

* 現在栄光の門は修復中につき、柱に触れることができません。修復の終了時期は未定です。
 



● 交通
【サンティアゴへのアクセス方法】
列車・バス:マドリッドから普通列車または夜行列車で7~9時間。www.renfe.es
    マドリッドからバスで8~10時間(1日4~5本) www.alsa.es 
    ビゴからバスまたは列車で1時間半(各1時間に1本) www.monbus.es 
飛行機:マドリッドから1時間(1日4~5便)、バルセロナから1時間半(1~2便)、
    ビルバオから1時間(1便)。

【巡礼路の主なバス時刻表】
「サンティアゴ巡礼の道」の主なバス時刻表 (PDF)  


● 巡礼者の推移
巡礼証明書を発行している巡礼事務局の統計によると、ヨーロッパ諸国からの巡礼者数が上位を占めるなか、日本人巡礼者の数は年々増加傾向にあり、2008年には前年比約26%増で、国別でも30位(アジア諸国ではキリスト教徒信者の多い韓国(915人)に次ぐ巡礼者数)。
注:(  )内は前年比

 

          2006年

            2007年

    2008年

日本人巡礼者

            282         

       327 (+16%) 

       412 (+26%)

全巡礼者

      100,377 

 114,026 (+14%) 

 125,141 (+10%)




● 豆知識 

巡礼者の挨拶は 「!Buen Camino! 」 (ブエン・カミーノ)  

巡礼の醍醐味といえば、世界各国の巡礼者たちとのふれあい。巡礼者同士はもちろん、巡礼者を見たら声をかけてもよし!「!Buen Camino!」とは、「よい巡礼を!」という意味で、これから先の無事な道のりを祈る意味を込めて掛ける言葉。スペイン語が分からなくても、巡礼者の挨拶は覚えておくと、より交流が深まるかも!? スペイン語や巡礼の上級者には、知る人ぞ知るラテン語の挨拶も。 
Ultreia, Suseia, Santiago (ウルトレイア、スセイア、サンティアゴ) 
直訳:もっと先、もっと遠くにサンティアゴがある。


ボタフメイロ(大香炉)の儀式
聖ヤコブ大祭年は、春から秋にかけて、迫力あるボタフメイロの儀式が通常よりボタフメイロ多く開催される予定。通常の年は、下記宗教的な祝日に行われます。下記以外では、特別なミサに合わせて行われることがありますが、そのスケジュールは未定。まさに、運がよければ見られるのが、ボタフメイロです。
日程: 1/6、聖週間の復活祭(日曜)、主の昇天の日(復活祭の40日後)、5/23、聖霊降臨の主日(復活祭の50日後)、7/25、8/15、11/01、王であるキリストの主日(クリスマスから5週間前の日曜)、12/8、12/25、12/30   注:どの時間帯のミサで行われるかは未定です。



天の川はサンティアゴ巡礼の道しるべ
カール大帝に現れた聖ヤコブが、天の川に沿って歩くとサンティアゴへ着くと言ったという古い伝説があり、12世紀以降、多くの巡礼者が天の川を頼りにサンティアゴを目指しました。現在でもスペイン語では「天の川」のことを「サンティアゴ巡礼」と呼ぶことがあります。
道しるべ (フエロスの村)

道しるべは、巡礼者同士のコミュニケーションツール
ホタテの貝殻が巡礼のシンボルで、黄色い矢印が道順を示す。携帯電話がない時代は、後から歩いてくる仲間との唯一の通信手段は手紙。標識の上に、小石で重しをした手紙を置き残し、昼食場所や宿泊場所など後続との連絡を取っていた


サンティアゴ・デ・コンポステーラから始まる巡礼路!?
サンティアゴから西の海岸沿いに、フィニステラ(Finisterra/ガリシア語名はフィステレFisterre)という町があります。地球が平らだと信じられていた時代、ここがヨーロッパ最西端であり、地の果てだと考えられていた場所です。その起源は、この地にはもともと不信心者が多かったうえに、偉大なる太陽がフィニステラ岬の海の果てに沈んでいく情景が、当時のローマ人にとっては恐ろしく印象的な光景だったからだと言われています。今でもこの一帯の海岸は、コスタ・ダ・モルテ(死の海岸)という名で呼ばれています。サンティアゴに到達した巡礼者たちのなかには、再びこの地の果てを目指して歩き始める者もいました。サンティアゴからフィ二ステラを通り、北のムシア(Muxia)までの道のりは、現在でも巡礼路として人気を集めています。

フィニステラ-ムシアルート地図
サンティアゴ→フィニステラ約90km、フィニステラ→ムシア約30km サンティアゴ→ムシア約90km






● VIDEO CLIP 〜 映像でみるサンティアゴ巡礼
Youtubeのスペインオフィシャルチャンネルでは、スペインの観光プロモーションビデオ(英語・スペイン語)をご覧いただけます。ここではなかでもサンティアゴ巡礼の道関連のビデオをピックアップします。 画像またはタイトルをクリックすると、Youtubeのサイトへ誘導されます。

 

 “The Way of Saint James-More than just a journey”
 (サンティアゴ巡礼の道  〜一味違う旅〜)
  言語:英語

 

 “And at the end of the way- Santiago de Compostela”
 (巡礼のゴール 〜サンティアゴ・デ・コンポステーラ)
  言語:英語


サンティアゴから足をのばせる、ガリシアのお勧め観光スポット 

サンティアゴの街はもちろん、サンティアゴから少し足をのばすと素敵な町や村があります。サンティアゴ・レセルバでは、それらの観光地を巡る現地バスツアーを催行しています(注:日本語ツアーではありません)。

リアス・バイシャスへの日帰りツアー 
サンティアゴから南沿岸部のリアス・バイシャス(リアス・バハス)は、リアス式海岸の語源であると言われる、入り江が続く海岸が伸びています。ムール貝の養殖が盛んな地域で、美味しい魚介類や素朴な美しい景観の村々が知られています。ツアーは英語・スペイン語。

ツアー詳細は「サンティアゴ・レセルバ」のホームページへ(英語)

リアス・アルタスへの日帰りツアー 
サンティアゴから北沿岸部のリアス・アルタスでは、ガラスの町と言われる都市ア・コルーニャが見どころ。今年新たに世界遺産に指定された「ヘラクレスの塔」は、ガリシアの新しい人気スポットともなっています。また、「地の果て」と信じられていたフィニステラにも立ち寄ります。
ツアー詳細は「サンティアゴ・レセルバ」のホームページへ(英語)

世界遺産 ヘラクレスの塔

ア・コルーニャの 『ヘラクレスの塔』 が世界遺産に登録される
これでスペインの世界遺産は、全41ヶ所

スペイン北西部のガリシア州にある都市ア・コルーニャ(A Coruna)。古くから港町として 賑わうこの町は、陽光が反射して光り輝くガラス張りの建物が多いことでも有名で、別名『ガラスの街』としても知られています。今回世界遺産に指定された「ヘラクレスの塔」は、 この町の旧市街地から2kmほど離れた岬にそびえています。

【ヘラクレスの塔の概要】 
ローマ時代に建てられた灯台で、長い間放置されていたものを18世紀に改修したもの。現存するローマ時代からの灯台としては世界唯一。高さ59mの塔は、海抜約60mの 岬に立ち、現在も海上交通の保全に重要な役割を果たしています。現在博物館となっている内部は見学可能で、234段の階段を上ると、素晴らしい眺望が楽しめる展望台が あります。また、2008年9月から、アメリカ・ニューヨークの「自由の女神」と姉妹提携を結んでいます。

【ヘラクレスの塔のアクセス・見学】

住所

   Avda. de Navarra s/n  15002 A Coruna

TEL

  +34.981.223.730

URL 

 www.torrehercules.org  (スペイン語)

アクセス

 ア・コルーニャの旧市街地から約2.5km。マリア・ピタ広場近くの港から
 トランビ ア(路面電車)を利用。

見学時間

 10月〜3月      毎日10:00〜18:00
  4月〜6月・9月   毎日10:00〜19:00
  7月・8月            月〜木曜・日曜の10:00〜21:00、 
                   金曜・土曜の10:00〜00:00
 * 最終入場は閉館の15分前

入場料

 一般 2.5ユーロ (20名以上のグループ:1.5ユーロ) 

【ア・コルーニャの街】
ア・コルーニャ市は、サンティアゴ・デ・コンポステーラがあるア・コルーニャ県の県庁所在地。サンティアゴから電車で約1時間(約1時間に1本)と近く、日帰りデスティネーションとしても人気が高い港湾都市です。

旧市街地では、中庭の美しいサンタ・マリア・ド・カンポ教会などが目を引き、町の中心として賑わうマリア・ピタ広場には重厚な市庁舎が建っています。海沿いを歩くと、まるで孤島のような岬があり、歴史考古学博物館が置かれるサン・アントン城があります。また、ガラス窓を多く使ったモデルニスモ建築も多い町です。市街地から少し離れると、沿岸部には海岸遊歩道が設けられており、サイクリングやウォーキングを楽しむこともできます。近代アートも盛んで、「ヘラクレスの塔」一帯には、複数の彫刻オブジェが屋外に展示されています。

古くから漁港として栄えたア・コルーニャでは、市場を覗くのもお勧めです。市場は通常日曜・祝日以外の午前中(08:00頃〜14:00頃)に営業しています。



そのほか、ガリシア州の観光情報は下記現地観光局サイトでも英語で紹介されています。
ガリシア州観光局
サンティアゴ・デ・コンポステーラ観光局


ガリシア州名物グルメ


● 魚介類
海に面したガリシア州は、新鮮な魚介類が豊富。





● プルポ・ア・ラ・ガイェガ (タコのガリシア風)
日本のバルでも人気の一品で、ゆでたジャガイモの上に、ゆでたタコをのせ、オリーブオイルと塩、パプリカで味付けたもの。









● エンパナーダ
魚介類や肉などを炒めた具をパイ生地ではさんでオーブンで焼いたもの。30cmx20cmほどの長方形のものを人数分に切り分け、バルなどでタパス料理としてつまむのが一般的。


● タルタ・デ・サンティアゴ (サンティアゴ・タルト)
中世時代から「タルタ・レアル」の名でしられていたアーモンドタルトで、サンティアゴ巡礼の道とともに海外にも広まったガリシアの名菓の一つ。今日では表面中央にパウダーシュガーで模られたサンティアゴ騎士団の十字架模様がシンボルとなっていますが、これはサンティアゴ旧市街のCasa Moraというパティスリーが始めたと言われています。
Casa Mora (カサ・モラ)
C/ Vilar, 60  TEL:+34.981.58.1014


● 白ワイン&ケイマーダ
魚介類が豊富なガリシア州は白ワインでも有名。アルバリーニョ種を使ったリアス・バイシャス地方(サンティアゴの南方)や、リベイロ、バルデオラス、モンテレイ、リベイラ・サクラなどの原産地呼称ワインは最高級の白ワインです。ケイマーダは、ブドウの絞りカスから造るオルホと呼ばれるリキュールをベースとしたアルコール度数の高い飲み物で、通常火をつけて食後に飲まれます。



ガリシアのお土産


● 巡礼のシンボル、ホタテ貝
ホタテ貝をモチーフにしたアクセサリーや小物類は、巡礼地サンティアゴ ならではのお土産。

ホタテ貝のモチーフのペンダントトップ


● ガリシアの磁器ブランド “サルガデロス”

スペイン全土に店舗がある、ガリシア生まれの高級磁器ブランド。手頃な価格の小物から食器類まで幅広い品揃えです。サンティアゴの旧市街地のメインストリートであるノバ通りに直営店があります。

Sargadelos(サルガデロス)  www.sargadelos.com
サンティアゴ・デ・コンポステーラの直営店(Galeria Sargadelos)
住所:Rua nova , 16 Tel: +34.981.581.905 
Fax: +34.981.577.471 
E-mail: sargadeloscompostela@sargadelos.com
営業時間:月~金 10:30~14:00/16:30~21:00
    土 10:30~13:30/17:00~21:00  日祝 クローズ

サルガデロスの置物


● 黒玉(ジェット)の宝飾
スペイン語でアサバチェと呼ばれる黒玉は、巡礼者のお守りとされ、中世のころからサンティアゴの名産物として知られています。黒玉を使ったネックレスなどのアクセサリーは、人気のお土産品です。 


 
スーサンのよもやま話No.92

2010/06/23
日本の田植えアート


 
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