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スーサンのよもやま話No.114

2012/05/07
●写真家Tsuneさんからの 桜便り

スーサン

しばらくご無沙汰いたしていますが、いかがお過ごしですか?

2日(水)に秋田・角館の桜を見に行って参りました。

この数日で東北地の気温が上がり、桜の満開が各地で報告されてニュースを見ていましたが、
実際に訪れて、これ程の暖かさとは思いませんでした。
朝早くの秋田新幹線「こまち」に乗り、10時半過ぎに角館に着ましたが、
駅前の枝垂れ桜を見てがっかり、葉桜となっているのでした。
この先の桜の花の有様が想像させられます!

長く親しくさせて頂いてる安藤醸造元の大女将・安藤恭子(としこ)さんに、
お会いすべくタクシーに乗り、安藤家に到着しましたが、旧家の枝垂れ桜の花はもほとんどありませんでした。

大女将に久しぶりにお会いし、楽しい時間を過ごさせて頂き、
その若さ(76歳)にはいつも関心させられて、今回も元気をもらった気がいたします!
≪28日(月)の夜8時のNHK総合の人気番組「家族に乾杯」にご家族共々出演されるとのことです ≫

その後、国名勝指定の桧木内川沿いの染井吉野桜を見に行きました。
桜は満開を過ぎ、風が強い中、桜吹雪状態でしたが、それなりの華麗さと侘しさを感じました。

かって京都から移植した枝垂れ桜と、今上天皇のご誕生をお祝いして植えた川沿いの染井吉野桜は、
すでに盛りを過ぎていましたが、遅く咲く紅枝垂桜は十分に楽しめた旅でした!!

その日に撮った写真を何葉を添付しましたので、ご高覧頂けたら幸いです!

tsune

写真3葉を添付。
 1.安藤醸造元の前の紅枝垂桜
 2.桧木内川沿いの満開の染井吉野桜
 3.歩行町の紅枝垂桜
 

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●スーサン感動の”男の花道”  

ビッグクラブを率いた、 グアルディオラ監督の引き際

感動のセレモニーでした。 長島監督の引退セレモニーとはまた一味違うスピーチがあった。

監督からのメッセージの抜粋:
「バルセロナでのこの数年間は、人生がわたしに与えてくれたプレゼントだった。あなたたちに囲まれて、わたしは幸せものだった。どれだけ幸せを感じているか、あなたたちには想像できないかもしれない。わたしたちは毎日、みなさんがサッカーを楽しめるように努力をしてきた。わたしは去るが、バルセロナには最高の選手たちが残ることを覚えていてほしい。この先もクラブの幸運を願っている。これからも長い道のりだが、わたしは永遠にバルセロナのためにいる」

スペイン語でなくカタルーニャ語なので、ニュアンスしかわからないが、それでも、感動のセレモニーを感じることが皆できたのではないだろうか。

今まで数多くのサッカーの監督を見てきたが、 彼は、人間的にも、監督としても、 おそらく最高でしょう。 そしてホーム最終試合で4点を挙げ、一試合を残して 50点という途方もない記録を作ったメッシは、 ペレ、マラドーナを超え、歴代No.1と言っても過言ではない。
この50点は、不滅の記録となるのか後世興味は尽きない。

まだ40を過ぎたばかりの グアルディオラ監督、 監督と言うより、哲学者と思っている。
選手たちが作った花道を通り、ピッチをあとにするグアルディオラ監督を見ながら、休養した後の、 去就に注目!!

 
スーサンのよもやま話No.113

2012/05/01
東京ゲートブリッジが ライトアップ開始!

東京港に架かる「東京ゲートブリッジ」が4月25日からライトアップを開始しました。
点灯時間は、日没から午前0時までだそうです。

私も遠くからは見ましたが、 知人の写真家、真島さん、さすがプロ、早速 写真を撮りに現地に行ってきましたので、その一部を いち早く、皆さまにお届けします。
消費電力の4割を太陽光発電でまかなう環境配慮型と 聞いています。
照明デザインをしたのは世界的にも有名な照明デザイナー石井幹子さん。日本では東京タワーや、横浜ベイブリッジ、最近では向ヶ丘遊園のイルミネーションなどを手がけたことでも有名です。なお、東京ゲートブリッジに使われているLED照明の数は886基。柱の部分には492台のLEDカラー照明が設置。












番外編: お台場から霊峰富士を望む

 
スーサンのよもやま話No.112

2012/03/20
「JRの人種差別」       文:堀越千秋

存分に怒ってくださいとの、ご要望である。しかし私のモットーは「怒らない」であり「短い人生怒ると損」である。
たとえば、雨あがりの夕方、国電(何がJRだ。国鉄の赤字をチャラにするために解体して、なるべくしらばっくれるためにローマ字なんぞを当てはめたのである。あれ?もう怒っている)の窓から富士山のシルエットがくっきりと眺められたなら、たとえ隣に立ったおやじに足を踏まれたからといって、いつまでも怒っていれば、せっかくの数年に一度の美しい黒富士はたちまち過ぎ去ってしまう。
こんなことでは、この世における数少ない美しい瞬間を見るかわりに、いつでもそのへんにある道の糞みたいなつまらぬ小怒りだけが残ってしまうではないか。

私は日本の仕事場を埼玉県の山奥に持っている(借りている)のだが、「自然大好き!」と言ってやってきたお嬢さんが「虫だらけで嫌だ!あッ虫!あッ虫!」と叫んでいた。嫌いな虫でも見なけりゃわからんものを。彼女は虫のせいで美しい新緑が目に入らないのである。損だ。
嫌いなものは見ないがよろしい。
とはいえ、日本国を歩いていて、虫より目に付くのはJRだ。やむをえない。人生は旅だ。乗らぬわけにはいかない。

国鉄の頃は総裁と言った。今は社長か。人間的うつわの小さい人物が、西も東も、どこかおどおどちまちましながらも、実は強大な権力でのさばっている感じがして、私はJRが大嫌いだ。
文句はいくつもあるが、とりあえずひとつを書く。

私はスペインに長く住んでいるので、日本に来る時には、ジャパン・レイルパスというのをよく買う。ユーレイルパスの逆バージョンだ。
外国人ないし海外永住者が外国で買い、日本のJRに乗れるパスである。新幹線にも乗れるのだが、何故か「のぞみ」には乗れない。
以前は「のぞみ」は高かったので、致し方なかったが、今は「のぞみ」も「ひかり」自由席は同じ値段だ。なのに乗れない。以前の制度のままなのだ。

これが実は人種差別になる、という意識を、日本人もJRも持っていない。外国人(と海外永住者)ゆえの割引パスなのだが、値段が同じのぞみに乗れないというのは、外国人ゆえの差別になるのである。
ユーレイルパスにこんな差別はない。
仮に貴方(日本人)がユーレイルパスを持ってヨーロッパに行き、値段が同じなのに「この列車に日本人は乗れません」と言われたら、貴方は差別を感じるでしょう?

日本人は身内意識が強いために、グループ外の人間や外国人の苦しみに実に鈍感である。
「事故機には日本人は乗っていないもようです」というやつだ。
私はJRの窓口でいつもこの差別問題に苦言を呈している。係員はむしろ同情してくれるのだが、鈍感なJR幹部は「のぞみ」の喫煙車(こんなものいらない!)にのさばっているのであろう、一向に改善されないのである。

 
スーサンのよもやま話No.111

2012/02/01
「成人の日に想う、もっと日本を勉強して伝えたい」        文: OK

1月の第2月曜日は成人の日。「国民の祝日に関する法律」によると「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」日となっています。私も子供の成人式を思い出します。式典を見守りたいと子供に付き添い会場となった東京プリンスホテルまで行ったものの、区役所の職員の方に「父兄席はありません。今日は巣立ちの日です。安心してお帰りください。」と言われ、なるほどと納得しながらもがっくりして家路についたものです。

最近の親子は結構くっついているんじゃないかな。大学の入学式も同伴する父兄が多くて新入生の数の2倍から3倍収容できる場所じゃないと間に合わないと聞いたことがあります。
結局、子供たちが親離れしてないというより、親の方が子離れしていないのかもしれませんね。

成人式のような習慣は中米でも南米でもあまり聞いたことがないな、と思い、周りの友達に彼女たちの国ではどんなお祝いの仕方をするのか聞いてみました。でもスペインもコロンビアもチリもウルグアイも「成人を祝うという習慣はないけどあるといいな」という答えでした。似ているのはユダヤ教徒の成人式で男の子が13歳で成人(バルミツワ)女の子が12歳で成人(バトミツワ)となりユダヤ社会の責任ある大人になることを祝うものがあるそうです。カトリック教にも10代半ばに堅信礼というのがあるけど成人式とは違う。

スペインではかつて兵役があった時代には兵役に就く18才の男の子はFiesta de los Quintos (新兵パーティ)で飲んだり食べたり大騒ぎのパーティ、女の子は18歳でLa puesta de largoというパーティを親が開きロングドレスでお披露目をしたそうです。いわゆる社交界デビューってやつかな? でもこれは裕福な家庭の習慣で、スペインでは今ではほとんどやっていないそうです。それにちょっと時代錯誤の感があるみたい。スペインの植民時代からの影響か、ラテンアメリカではこれに似た15歳のパーティというのに時々よばれます。

でも日本の成人式みたいに新成人が正装して市長さんや区長さんが式典を開いてくれて、というのは日本ならではでしょう。成人式の習慣がいつまで続くかはわからないけれど、お正月でも着物を着る人が少ない中、成人式の着物というのは捨てがたいと思います。韓国のチマチョゴリとかインドのサリーとかも素敵だけど、着物は日本が誇る日本人の正装。

海外にいるとパーティで着物を着るとそれだけで人が寄ってきます。そこから話題も広がります。だから浴衣でも着物でもひとりで着れるようになるといいですね。

今年のFIFAバロンドール2011で女子年間最優秀選手に選ばれた澤穂希選手も授賞式で着物姿でした。とってもきれいで見違えました。。「和服を着た理由についての質問に対し「日本を代表できる衣装だから。日本がこの賞を取ったと、誰が見てもすぐに分かるから」と答えていた澤選手。おめでとう!


今年の成人の日は、1月9日でした。その日の朝日新聞の社説「成人の日に―尾崎豊を知っているか」を読んで驚きました。 今の若者は尾崎豊に共感しない? 1980年代から「15の夜」「17歳の地図」「卒業」「I Love You」「僕が僕であるために」など、あの細いからだから魂の叫びを絞り出すように歌い若者のカリスマ的存在だった彼。

自分らしくあるために、あるいは自分が何者かを模索しながら、大人たちに、学校に、社会に、反抗しもがく姿はかっこよく、若者にカリスマ的人気がありました。 そして今、40代50代になった私たちかつての若者たちは自分の青春時代を重ね合わせて彼の歌を今でも愛しているんじゃないかな。

今の20代の若者は「7割が現在の生活に満足している」ということらしいので、尾崎豊の歌に共感できるはずないか。 だけどそんなんでいいの? やっぱり若い人には、そしていくつになっても、毅然とつっぱっててほしいよ。 とんがってあちこちぶつかりながら大海に向かって転がり続けようよ。



そしていつも気にかかっていることがある。

若者たちだけに限らず、今の日本人、主義主張をしないというより、訴えたいことが無いんじゃないかって。海外に暮らして外国人と話していると、相手の話に畳み掛けるように、我も我もとみんな次々としゃべり続け、会話の輪の上空にはみんなの声・言葉の塊が重い雲のように浮遊しているような、そんな錯覚を覚えます。その内容がばかばかしいものだったとしてもそれだけ主張したいことがあるのが驚異的。相手が話してるのをさえぎったりするのはマナー違反だから、相手が話し終えるかどうかの時に他の人が話し始める前にすかさず口をはさむ。クイズの早押しみたいな感じと似てるかも。そんな風にどんどん会話が途切れることなく続いて、結局最後に「おとなしかったね」と言われてもなあ。「口はさむ隙なかったじゃん」って感じ。

でも思うのは、もし話すチャンスがあったとしても何か言いたいことあるかなってこと。自分の意見をきちんと言えるかな。いろんなことについて考えて意見を理論的に組み立てられるかというとそんな風に育ってきてないような気がする。そして相手が興味を示すような何かを自分は持っているだろうかと。

たとえば言葉ができなくても自分なりに積み上げてきたもの、極めてきたものを持っている人は伝えるものがあるよね。空っぽな人は言葉ができても伝えるものがない。だから自分の中にいつも積み上げていかなくっちゃ。今年は、人の話を聞くときに漫然と聞き流すんじゃなくて自分の考えを追及してみたい。そして、もうひとつ「和」を身に着けてみたい。日本のことをもっと勉強して伝えてみたい。


なんだか、成人式の記事からとりとめのない文章になってしまったけれど、こんなことを思った今年の成人の日でした。

写真:
1.しだれ柳で走龍をイメージした友人、豊田秀子さんの作品

 
スーサンのよもやま話No.110

2012/01/10

2回目のパナマ訪問       report by OK

パナマ運河




パナマ旅行
fotos panama 019 cuatemoc fotos panama 006


3泊4日でパナマに行って来た。
コスタリカのサンホセから飛行機で1時間15分。
離陸してコーヒーとスナックが配られたと思ったら、あっという間にもう着陸態勢だ。
機内映画でハリーポッターをやっていたので見始めたが、3分の1くらいしか見ないうちに到着してしまった。
9月、コスタリカからパナマに引っ越して行った友人の新居に泊めてもらう。
リビングの窓から太平洋が一望できる高層マンション。
キッチンの窓からも、摩天楼のような高層ビル群が見渡せる。渡り鳥が床より下を飛んで行く。
高所恐怖症というわけではないが、思わず足がすくんで窓から離れてしまった。
夕方、とりあえず、Multiplaza モールをのぞいてみる。
パナマの通貨はバルボア。ドルとの固定相場で 1パルボア=1ドル。
米国がパナマ運河の主権を1999年まで持っていたせいかな。
紙幣はドル、コインはバルボア。いっそのことドルだけにしてしまえばと思うけど、やはり独立国のメンツかな。
中米の優等生コスタリカ。
でも今やパナマのほうが絶対発展してる感じ。スーパーにはなんでもあるし、ショッピングモールにもすてきなものがたくさん。それに断然コスタリカより物価がはるかに安い!

夜、ちょうど、メキシコの海軍練習船「クアテモック」がパナマに寄港していたので、予定外だったが、船上パーティに参加させてもらう。
今回の旅行はおしゃれな洋服を持って行ってなかったので普段着で出かけちょっと恥ずかしい・・・。
マルガリータを飲みながら乗組員とおしゃべり。
今回の航海では、初めて女性の乗組員が7人乗船していると言っていた。
夜の港にイルミネーションでライトアップされた帆船「クアテモック」かっこよかった。

 
スーサンのよもやま話No.109新規Up

2011/12/31
2011.Dec〜2012.Jan..   東京ドイツ村 & お台場

東京ドイツ村→
遥かかなたに富士山東京タワー・レインボーブリッジ方面
ダイバーシティーにガンダム ダイバーシティー 2012春竣工


 
スーサンのよもやま話No.108新規UP

2011/12/21

旅 〜久しぶりのスペイン〜 report by OK


サラマンカ大聖堂
catedral salamanca 故辻宏さんが修復した世界最古のルネッサンス様式オルガン(16世紀)

オルガン奏者でオルガンビルダーの辻宏さんが修復したサラマンカの大聖堂のオルガンを見に行った。このオルガンは世界最古のルネッサンス様式のオルガンで、200年以上壊れていたものを故辻宏さんが修復したものだ。
岐阜のサラマンカホールには、辻さんが作った複製がある。大聖堂のスペイン人ガイドが日本人の熱意と尽力で200年ぶりに音を回復したことは言わず、「日本人はこれをコピーしました」などと説明しているのが聞こえて非常に腹立たしかった。

そして、外に出ると別のガイドが、門のアーチを指さしつつ、「ここには宇宙飛行士らしき彫刻が彫られています。16世紀から18世紀に建てられた大聖堂にこんな彫刻があるのは世界の謎のひとつです」などと説明している。
よく見ると、正真正銘の宇宙飛行士。そんなことがあるのだろうかと不思議に思ってネットで調べていたら、これは1993年の補修工事の時に彫られたものだということだ。こんな歴史的建造物のデザインを勝手に変えちゃうなんて信じられない!
catedral salamanca 宇宙飛行士らしき不思議な彫刻



サンティアゴ巡礼の道 Camino de Santiago
camino santiago
CIMG4457.jpgCIMG4435.jpgCIMG4453.jpg
かねがね行ってみたかったサンティアゴ・デ・コンポステーラに念願かなって行くことができた。
帆立貝の貝殻をつけた杖をついて巡礼の道をてくてくとサンティアゴ大聖堂をめざしたわけではないけれど、大聖堂で巡礼者たちとともに正午のミサに参加し、ボタフメイロが大聖堂の空中を舞う儀式を見られて感動!



スペイン国営テレビRTVEでフクシマ特集
マドリッドのホテルの部屋でテレビをつけたらフクシマ特集をやっていた。
 
小学校で津波にのまれてお子さんを亡くしたお母さんの話に胸がつまった。
原発も、TEPCOの人が現在の冷却作業の状況やこれからの計画などを説明して頭を下げていたが、放射能汚染が実際のところどこまで広がっているのか、これからどうなっていくのか、映像を見るたびに、不安がますます深く強くなっていく。
途中、古くからの知り合いのジャーナリスト伊高さんが画面に登場して大興奮!
いつもの歯に衣着せぬコメントで政府の対応を批判していた伊高さん、翌日スペイン人の間でも話題になってた。



セビリア大聖堂を見ながらお酒を飲む
sevillaホテル・アルカサルからセビリア大聖堂を望む
sevilla 外壁の彫刻が未完成の建物
EME catedral hotel EME catedral hotel


一年ぶりのセビリア。去年と同じセビリアの大聖堂を望むホテル・アルカサルに泊まる。散策の途中で見つけた建物はなんか変。なんでも、途中で予算がたりなくなって、外壁の彫刻が半分までしかできなかったそうな。アンダルシア人らしいなあ。
 Hotel EME のテラスで大聖堂の夜景を見ながらお酒を飲むのが今人気、と聞いて出かけてみた。
確かに、手がとどきそうなほどの距離にヒラルダの塔を見ながらのお酒は格別。
つまみがないのがさびしいか。

EME Catedral Hotel ホームページ



Yayoi Kusama in Madrid
kusama yayoikusama yayoi kkusama yayoi

ソフィア王妃芸術センター Museo Centro de Arte Reina Sofia で草間彌生さんの展覧会があったのでのぞいてきた。
小さい頃の絵、おなじみのドットの絵、ペニスをほうふつとさせる彫刻、ビデオ、インスタレーションなどなど、私が今まで知らなかったさまざまなスタイルの作品に触れられた。でも特に好きだったのが、会場の一番奥にあった、鏡の部屋。その小部屋の迷路に入ると、小さな電球で光の雨の中にいるよう。照明が青、緑、黄色、赤と変わっていく鏡の空間の中の自分が無限大の宇宙にいるような不思議な感覚。う〜ん、やっぱい彼女の考えることはぶっとんでるな。

2006年に草間彌生さんが世界文化賞を受賞した時、ホテルオークラで記者会見があり、ご本人を間近で見たことがあるが、子供のような純粋で奔放な精神をもった人だなという印象をもったことを鮮明に覚えている。
草間彌生のホームページ

 
スーサンのよもやま話No.107

2011/11/22

コスタリカ便り    13話まとめて           reportby OK

プエルト・ビエホ Puerto Viejo で海水浴 
Parque Nacional CahuitaHotel Namuwoki Lodge Perezoso
2泊3日で、カリブ海のビーチへ海水浴に行ってきた。
サンホセから東へまずプエルト・リモン(リモン港)まででて、そこからカリブ海をパナマ国境に向かって南下。サンホセからは約250キロ、渋滞がなければ4時間から5時間のドライブだ。
白人がほとんどのサンホセと違い、カリブ海側はジャマイカ出身の黒人が多く(中国人も多いらしいがあまりみかけなかった)、なんとなくけだるいゆったりとした空気が流れている。
泊りは、リモン州タラマンカ地区のプエルト・ビエホPuerto Viejoにある、スペイン人のパコが経営するHotel Namwokio Lodge.
うっそうとした熱帯植物林に囲まれたロッジスタイルのホテルだ。
敷地内になまけものや、ホエザルがいたりする。
2日目、前夜のホエザルの吼え声による寝不足と闘いながらも、早起きしてカウイタ国立公園の熱帯雨林散策&ボートでPuerto Vargas 沖合のサンゴ礁リーフでシュノーケリングをした。
お天気がよかったのも幸いして、色とりどりの魚をたくさんみることができた。
太平洋岸のビーチもいいが、なんとなく1960年代のヒッピーを思い出させるプエルト・ビエホ周辺、私は好きだ。ちなみに観光客の主流は、太平洋側は米国人、カリブ側はヨーロッパ人だと聞いた。

Hotel Namuwoki Lodge ホームページ


三味線コンサート in Costa Rica
コスタリカで日本文化週間が開催中だ。
今日は国立劇場で OYAMA X NITTA con sus amigos のコンサートがあった。
津軽三味線の小山豊さんと新田昌弘さん、尺八の元永拓さん、和だいこのしんたさんによるスペシャルユニットで、ソーラン節あり、「てんてんてんまり、てんてまり・・・飛んでった、飛んでった」(題がわからない・・・)あり、ピアソラのリベルタンゴあり、モーツアルトのトルコ行進曲ありのバラエティに富んだプログラムで観客をぐんぐんひきつけ大いに盛り上がった。
三味線といっても、1本の三味線で、沖縄のサンシン風、京都のお茶屋さん風、バンジョーのようにも聞こえたり、弾き方によってまったく音色や曲の感じがあんなに変わるものかと興味深かった。
日本大使館の山口知也さんによる三味線の歴史の説明もとてもよかった。黒の着流しもかっこよく似合ってた。
この後、トリニダード・トバゴとドミニカ共和国で演奏する予定だそうだ。きっとあちらでも盛り上がることだろう。

shamisen concert  shamisen 撮影禁止にもかかわらずこっそり撮った写真

彼らの演奏を聴いてみたい方は、こちらのyoutube で
Oyama x Nitta


Strangers in the Night 夜のストレンジャー
unidad alemana

1989年11月9日にベルリンの壁が崩壊し、ドイツが統一されたことを記念するコンサートが、サンホセの国立博物館の屋上テラスで開催された。

演奏は ヨハン・セバスティアン・バッハや、カール・タイケ、フェリックス・メンデルスゾーンなどのドイツの作曲家の曲を中心に、サルサやマンボの曲も交えて楽しい日曜日のコンサートになった。
コンサートの最後に、指揮者のフアン・バウティスタ・ロアイサさんが、「この曲はフランク・シナトラが歌って大ヒットした曲ですが、その作曲者がドイツ人だということはほとんど知られていません」と紹介して演奏された曲が Strangers in the Night 夜のストレンジャーだった。ドイツ人のBert Kaempfert という作曲家の作品だということだ。

夜のストレンジャー / フランク・シナトラ


第12回国際バロック音楽フェスティバル
grupo la ritirata Grupo de Musica Antigua La Ritirata

サンタ・アナで第12回国際バロック音楽フェスティバルが開催中で、世界各国からやってきたバロック音楽を演奏するグループや演奏家が2週間にわたってコンサートを開いている。
今日は、スペインの中世音楽のグループ、 ラ・リティラタが、カルタゴのロス・アンヘレス・バシリカ教会で夕方のミサのあと演奏するというので聴きに行った。
カルタゴは、サンホセから約30キロ。16世紀に建設されたコスタリカ最古の都市で、19世紀にサンホセが首都になるまで、約250年間首都が置かれていた街だ。
コンサートの会場になった、ロス・アンヘレス・バシリカ教会は、正面祭壇に飾られたマリア像、木組みの天井が美しい立派な教会だ。
ラ・リティラタは、ビオロンチェロのホセチュ・オブレゴン、笛のタマル・ラロ、チェンバロのイグナシオ・プレゴの3人組。
16〜17世紀の繊細な音楽が教会の雰囲気とぴったり。
もう少し狭い空間ならさらによかったかも。


未来への回路―日本の新世代アーティスト
pasaje al futuro 横溝美由紀 「Please Wash Away」
pasaje al futuro 明和電機 「魚立琴」
pasaje al futuro 束芋 「にっぽんのちっちゃな台所」

サンホセのMADC美術館(Museo de Arte y Deseno Contemporaneo)で開催していた、日本の若手作家11人の作品展が今日最終日ということで滑り込みセーフで見てきた。
入口に置かれていた、色とりどりの石鹸をシャワーカーテン(?)に組み込んだインスタレーションを見た途端、あれ、この展覧会は何年か前に東京でみたことがあるな、と思い出した。
田端家の妹こと「Tabaimo 束芋」さんの作品を初めて見てすっかりファンになってしまった展覧会だ。
一目散に束芋さんの作品をさがしたが、あれ、「にっぽんのちっちゃな台所」ってビデオアートを駆使したもっと大きな作品じゃなかったかな? なんだかその模型のような・・・。
でも久々に日本の現代アーティストたちの作品にふれることができてうれしかった。

未来への回路―日本の新世代アーティスト



オーストリア・ナショナルディ
fiesta nacional austria  fiesta nacional austria

1955年10月26日、オーストリアが永世中立国宣言をした日ということで、今日はオーストリアのナショナルディ。
ホテル・バルセロ・サンホセ・パラシオでのお祝いに出席する。
名誉領事家族が民族衣装で迎えてくれる。
そういえば「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ・ファミリーがこんな服装していたなあ。

でも、永世中立国ってどういう意味?とふと疑問に思った。
ウィキペディアをみると、
永世中立国(えいせいちゅうりつこく Permanently Neutralized State)とは、将来もし他国間で戦争が起こってもその戦争の圏外に立つことを意味するものであり、自国は中立の立場である事を宣言し、他国がその中立を保障・承認している国家。
とある。
オーストリアの他に、スイス、トルクメニスタンが永世中立国ということだ。
コスタリカは自称、永世中立国 となっているが、なんで「自称」? 軍隊がない国だから正真正銘永世中立国じゃないかと思うけど・・・。



お料理の勉強会 今日はスイス料理
reunion culinariazurcher geschnetzeltes Zurcher Geschnetzeltes
rosti rosti & ゆで卵、ベーコンのグリーンサラダ


1カ月に1回、友達4人で集まってお互いの国の料理を教えあいっこしている。
今回はスイス料理。
メニューは、
Zurcher Geschnetzeltes (肉を細くきって、マッシュルームと一緒にクリームソースで煮込んだもの)
Rosti (ハッシュポテトのお好み焼き?)
ゆで卵とベーコンのグリーンサラダ
キャラメル・ソースのプリン

メインのお肉料理は発音が難しすぎるが「チュルヒャー・ゲシェネチェルテス」? チューリッヒの郷土料理らしい。お肉は牛肉とかレバーとか使うらしいが、今回は鶏肉を使う。
電子レンジも冷凍食品も嫌い、というカトリンが、手際良く4皿を仕上げていく。これぞ手作りスローフード!
レシピーをもらったので私も作ってみたいが同じようにできるかどうか・・・



パナマ運河を見た!   ⇒ここだけは コスタリカではなく パナマ です!
panama canal 飛行機の窓から見えたパナマ運河。上が太平洋側、下が大西洋側。

1か月半ぶりにコスタリカに戻るはずが、サンホセのフアン・サンタマリア空港を覆う厚い雲のせいで一旦着陸態勢に入ったものの飛行機の周りは雲で真っ白。「だいじょうぶかなあ」と思っていたら、機長から「視界ゼロに近いので着陸不能につき、パナマに向かいます」とアナウンスがあり、機体が上昇していった。ということで、18日の夜はパナマシティのコンティネンタルホテルで一泊。朝パナマを出発しやっとサンホセに戻ってきた。機内からパナマ運河が見えたのだけが良かったことかな。



幸福度って なんだっけ?
イギリスのシンクタンク新経済財団( New Economics Foundation以下NEF )が全世界143カ国を対象に国別の幸福度指数(HPI)を調査した結果、中米コスタリカが76.1点で1位となった。

幸福度指数は、生活の満足度と環境汚染の指標などを評価するもので、コスタリカは2006年の調査でも高い評価を受けて上位に入っていた。コスタリカ国民の平均寿命は78.5歳で、85 %が自分の人生に満足していると回答、また、軍隊を廃止した世界初の国でもある。

以下10位までのランキング
1位 コスタリカ (76.1)
2位 ドミニカ共和国 (71.8)
3位 ジャマイカ(70.1)
4位 グアテマラ(68.4)
5位 ベトナム(66.5)
6位コロンビア(66.1)
7位キューバ(65.7)
8位エルサルバドル(61.5)
9位ブラジル(61.0)
10位ホンジュラス(61.0)

※米国114位 

また、アジアでは日本が75位、韓国68位、中国が20位だった。幸せ指数を調査したNEFは「今回のランキングの結果は、国内総生産( GDP )など経済的な指標は、必ずしも幸福とは一致しない」と説明している。


我が家で日本料理教室
makizushi   grupo reunion culinaria

料理上手の洋子さんを先生に迎えて、我が家で日本料理講習会。
日本料理は外国でとっても人気があるのだ。
メニューは
お寿司(巻きずし&握りずし)
天ぷら
お豆腐とねぎの味噌汁
抹茶のアイスクリーム

みんなでワイワイとおしゃべりしながらお寿司をまいたり、天ぷらあげたり・・・楽しかった!



子供博物館
curso panadero concurso cocina
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子供博物館 Museo de los Ninos で、料理フェアがあったのでみに行った。
スペインから来ているパン職人の講演会を聞くのが目的だったが、パン作りの講習会ではなくて「パン屋さんの生活の質の向上にはどうすればよいか」という極めてプロフェッショナルな内容だった。それより、会場で開催されていたプロの料理人による料理コンテストが面白かった。
料理の味見はさせてもらえなかったが、目を楽しませてくれた。料理は見た目も重要だ。

 
スーサンのよもやま話No.106

2011/11/1
日本の漆    〜知られざる異国との絆〜

LACA =  Urushi

16世紀にスペインに渡った日本の 漆の器
”発見された桃山の Japan”  知られざる在外秘宝
漆の木

うるしは、ヨーロッパではとれない!!  と知人から聞くにおよび、目から鱗。 

近年スペインの教会や修道院で、日本で作られた華麗な漆の箱が次々と発見されているとのニュースが流れた。
箱は、はるか400年以上前、海を渡ったスペイン人が、天下人の信長や秀吉と出会い、彼らが愛する漆に魅せられたことから生まれたとも考えられ、またフランス革命でギロチンに消えた王妃マリー・アントワネットが最期まで守り抜こうとした黄金の漆器などヨーロッパの人を魅了してきた漆の壮大な歴史の物語といったところか。

少し漆器について整理してみた。
マドリード大学付属歴史図書館に残されている古文書(1580年ごろ)(Arca Bordada de Oro y Perla)に既に記述されているそうだ。 なんとスペイン全土23ヶ所に70点以上漆器が発見されている。
・Pedroso村のサン・サルバドール教会 15C 建築。 ※1年に1回だけ人の目に触れる。
・マドリードの デスカルサス-レアレス修道院
・メディーナ・デル・カンポの  サン・アンドリン教会

元をただせば、イエズス会の宣教師が日本に来て、虜になり、布教の道具として使われたと聞く。
王立修道院にある漆器は、聖遺物、即ち奇跡を起こす力があると信じられていて、中におさめる聖人にふさわしい芸術性・気品・美しさを兼ね備えた入れ物/箱 ということのよう。
その後、17〜18世紀に王侯貴族にも広まり、例えばマリーアントワネットも生涯の宝と重用し、ベルサイユ宮殿の小部屋には、 技と贅を尽くした漆器コレクションとして今も保存されている。


桜、 萩、キキョウ、椿の文様など様々。ひとつ作るのに1年以上の年月を要す。

ペドロソ村 サンサルバドール教会(parroquia de San Salvador    15C)


Descalzas Reales,  Madrid  デスカルサス レアレス修道院







La Granja宮の部屋 →中央下部に漆器



漆器に用いられる技法
蒔絵(まきえ): 蒔絵筆によって漆で模様を描き、その漆が乾かないうちに金粉や銀粉をまき、研ぎ出しや磨きを行うことで模様を作り上げる。平蒔絵、研出蒔絵、高蒔絵などの技法がある。日本独自の技法。
螺鈿(らでん):アワビや夜光貝の貝殻を薄く研磨したものを漆の表面にはめ込む。貝殻の真珠質が見る角度によって青や白など、様々な輝きをみせる。
職人尽絵 =職人作業風景

蒔絵(=漆工芸)は、
 日本に於ける最初の輸出産業品として大航海時代のヨーロッパに紹介、
 為替や貨幣が確立されていない時代の世界貿易の交換品(物々交換)として、
 交換され世界へ流通していく。
 オリジナリティの高い日本の精密細工技術は、
 大航海時代以後のヨーロッパでも変わらず高く評価され
 “日本の産業技術に対する高い信頼と評価は、
 その後の、
 世界の工場としての日本の未来を暗示していた” 
 のかも知れない。
 情報のない当時(桃山〜明治)の国際社会の中で、
 地名や人種としての日本(Japan)に対する認識よりも、
 中国(China=チャイナ)の陶器同様に、
 西欧人にとっての輸入産業品(としての日本の技術)こそが、
 Japan(Japan-Work) であったと推測することも容易。


参考>南蛮屏風

 
スーサンのよもやま話No.105

2011/10/13

コスタリカ便り      report by OK    13話まとめて


スペイン国営テレビRTVEでフクシマ特集
マドリッドのホテルの部屋でテレビをつけたらフクシマ特集をやっていた。
 
小学校で津波にのまれてお子さんを亡くしたお母さんの話に胸がつまった。
原発も、TEPCOの人が現在の冷却作業の状況やこれからの計画などを説明して頭を下げていたが、放射能汚染が実際のところどこまで広がっているのか、これからどうなっていくのか、映像を見るたびに、不安がますます深く強くなっていく。
途中、古くからの知り合いのジャーナリスト伊高さんが画面に登場して大興奮!
いつもの歯に衣着せぬコメントで政府の対応を批判していた伊高さん、翌日スペイン人の間でも話題になってた。

          スペイン国営テレビでフクシマ特集

上記リンクでもう一度ビデオを見直したら、プロデューサーのゴンサロ・ロブレド氏もちらっと登場していた。ゴンサロさん、よい番組をありがとう!



お点前で送別会 Ceremonia de te
ceremonia te 1 cermonia te 4 ceremonia te 2ceremonia te 3
洋子さんがパナマに転勤になるので、お別れお茶会をしてくれた。
畳マットに緋毛氈をしき、お道具を置き、かご入れのお花と扇子で飾って、お琴の音楽をBGMに、お点前スタート。
夏の着物姿の洋子さんのお手前にみんなうっとり〜。
洋子さんの茶道は二条流という煎茶の茶道。
私もにわか勉強の説明をしながらゆったりと流れる時を楽しんだ。
日本の文化っていいなあ。私も何か身につけておけばよかった・・・。
洋子さん、ありがとう!



クジラ海洋国立公園 Parque Nacional Marino Ballena
excursion isla canyo クジラ海洋国立公園
excursion isla canyos クジラに見とれてシャッターチャンスを逃した・・・
excursion isla canyos ドミニカル・ビーチのVillas Rio Mar ホテル

太平洋岸長オサ半島に近い、ドミニカル・ビーチに海水浴に行ってきた。
カリブ海側への道路と違って舗装もよく快適な3時間半のドライブ。
雨期とあって、ドミニカル・ビーチは流木と石ころがゴロゴロ転がっていて、おまけに波も高く海水浴客はほとんどいなかった。
というわけで、カニョ島へのツアーに参加することにする。
海水の透明度が高く20メートルの深さまで見えるのでシュノーケリングで熱帯魚がたくさん見える、というのと、クジラが見えるというのが売りで、わくわくしながら朝6時にホテルを出発。
バスとボートを乗り継いでカニョ島に向かう。
ウミガメやイルカの群れを見ながらゆられること1時間半、キーッという鳴き声が聞こえるほうに目を向けると、いた!クジラだ! あっけにとられているうちに、シッポをたたきつけながら海中に消えて行った。一瞬のことで写真を撮る暇もなかった。
そしてお楽しみのシュノーケリング・・・でも雨が降ってきて、視界20メートルどころか、視界ゼロだった。
なんか魚らしきものが動いてるのはわかるんだけど、ほとんどみえなかった。
でもたくさんいるのはわかった・・・。
また乾期のころに行ってみたい。
泊まったはVillas Rio Mar というホテルは、コテッジタイプの南国情緒たっぷりのホテルで、おまけに母の日ディスカウントをしてくれて1泊50ドルちょっとだった。思いがけずラッキー!



バルタサール・ガルソン Baltasar Garzon
baltasar garzon
米州人権研究所IIDH にスペイン出身の判事バルタサール・ガルソンBaltasar Garzon の講演を聞きに行った。
ガルソン判事は、チリの独裁者だったアウグスト・ピノチェトが病気療養のため滞在していた英国で、独裁下におけるスペイン国民の殺害と拷問、人類に対する犯罪を糾弾し、彼の逮捕命令を求めて世界的に有名になった。
今日の講演では、メキシコやコロンビアを始めコスタリカの周辺国で麻薬撲滅の戦いが激烈化し、犯罪組織がグアテマラ、ホンジュラス、エル・サルバドールなど中米諸国にその拠点を移しつつあるという状況に警鐘を鳴らした。 その上で、各国政府が治安政策を決定する際に市民の声を聞かないことは大きな間違いである、と断言した。
ガルソン判事は、以前、スペイン市民戦争及びフランコ独裁時代の殺害や拉致に関してフランコ総統以下35人を起訴し、内戦犠牲者発掘調査を求めて、スペイン国内で賛否両論の大論争を巻き起こした。
このため、スペインでは彼に対する評価は大きく分かれているようだ。
でも、今日の講演会場では、講演後に多くの「ファン」が壇上に上がり、一緒に写真撮影を求め、まるで映画スターのようなモテモテぶりだった。




天津少年芸術団
teatro chino teatro chino 2
コスタリカ大学で、天津少年芸術団の公演を見てきた。
中国にいる異なった民族の衣装はとてもカラフルで、お隣の国といえど日本の伝統文化や民族衣装とは違うものだ。
色とりどりの衣装を着て歌い踊る子どもたちはとってもかわいかった。
特に、二胡の演奏が素敵だった。
コスタリカは、中米の中で初めて中国と国交を結んだ国。
中国はコスタリカを足がかりにこれから中米の他の国々と国交を結んでいきたいと考えているのだろう。
それもあるのだろう、中国からの無償援助、経済・文化使節団など、続々とコスタリカに来ている。



チチャロン Chicharronera Acseri
chicharron ajo frito

豚肉の塊をラードで上げたチチャロンで有名なレストラン「Chicharronera Acseri」に行ってきた。
豚のから揚げみたいのものかな。レモンをかけ、ユカのフライと一緒にがっつり。
メニューにはないが、豚を揚げる時につかうにんにくもそのまま捨てるというので、それもたらふく食べた。
う〜ん、満足。カロリーはすごそうだけど。

          Chicharronera Acseri



パンク
ロモセル地区の中国大使館で用を足して、車で友達の家に向かう途中、信号待ちをしていたら後方で軽い衝撃を感じたので振り向くと、車の後ろに人が立っている。私と目が合うとすぐ、後ろに止まっていたタクシーの運転席に乗り込んだ。「タクシーの運転手が何をしていたのだろう」と不審に思ったが気にせず発車。気がつくとタクシーがぴったり付いてくる。右折しても左折してもずっとついてくる。ロモセル地区は人通りが少ないのでかなり怖かったがそのうち友達の家についたのでそのまま彼女のマンションの敷地内に入ると、タクシーの運転手と同乗者が私の方をみながら苦笑いしながら通り過ぎて行った。守衛さんが「パンクしてるよ」と教えてくれた。能天気な私は「そうか。タクシーの運転手さんはパンクを私に教えてくれようとしていたのか」と早合点したが違った。後ろのタイヤにはしっかりナイフで刺した跡が3か所・・・。停車して降りたところを強盗するっていうのがやり口なのかな。とにかく車から降りなくてよかった。コスタリカ、意外と物騒だ。



Master Key
毎週火曜日恒例、国立劇場のお昼のコンサート。
今日は、「カリブの音楽遺産」と題して、アカペラグループ「マスターキー」のコンサート。
黒人5人グループで、ゴスペルミュージックを中心に10曲くらい歌ってくれた。聴衆も一緒になって歌い、アンコールを求める拍手がいつまでも続いた。サンホセは白人が多いが、カリブはアフロ文化の影響を受けた別の文化圏だ。

          La Roca, Master Key



コスタリカ国立劇団 Compania Nacional de Teatro
compania nacional teatroteatro de la aduana

旧税関シアターTeatro de la Aduana で、国立劇団によるベルトルト・ブレヒト原作「肝っ玉お母とその子供たち Madre Coraje y sus Hijos」の演劇を見に行った。
国立劇団創立40周年記念公演で、芝居の前に延々と関係者への表彰式があったのはまいった。
演劇に貢献した人が次々と呼ばれて登壇し、会場内の半分くらい舞台に上がったのではないかと思ったほど。
でも、本番のお芝居はよかった。
スペイン語での演劇は言葉の面でハードルが高いけど、事前に内容をちょこっと勉強していったのがかなり助けになった。17世紀ヨーロッパの30年戦争の時代、戦争には反対しながら軍隊にものを売って生計を立てながら3人の子供たちを育てるたくましい母親。結局皮肉にも3人の子供を戦争でなくしてしまうという悲劇。俳優も舞台装飾もかなりのレベルだと感じた。
このURLで一部公開。
          http://www.youtube.com/watch?v=F62HFpN55Gw




洋子さんのフォッカチャ Focaccia de Yoko
focaccia
洋子さんが、手作りフォカッチャを届けてくれた。
洋子さんは本当にお料理上手で尊敬。
今日のフォカッチャは、オリーブ、ローズマリー、チーズの3種類。
なんか切るのがもったいないような完璧な丸さ。でも食べ始めると止まらなくなるのだろうな・・・。
ごちそうさま、洋子さん!いつもありがとう!




国立博物館 Museo Nacional
museo nacional 1 もともとは要塞だった国立博物館
museo nacional 1 博物館入口は、蛍光色の青い大きな蝶が飛び交う蝶園
museo nacional 12 ESFERAS MISTERIOSAS コスタリカ南部にみられる不思議な石の球体
museo nacional 13 御一行様
museo nacional 4 EL METATE トウモロコシをひくための石板
museo nacional 5 COLGANTE DE ORO 金の首飾り
museo nacional 6 GUERRERO DE PIEDRA 戦士の石像
museo nacional 7 MATATE ジャガーをかたどったトウモロコシひき板
museo nacional 8 ジャガーとネズミをかたどった壺3点セット
museo nacional 9  ???  宇宙人?
スペインからのお客様のために、国立博物館の館長さんが特別展示を案内してくれるというので便乗。
蛍光色の青い大きな蝶が飛び交う入口を通って博物館屋上にある展示室へ。
この博物館には前にもきたことがあるが、館長さんが要点を説明してくれたので思いこみや疑問がとけてよかった。
椅子だと思っていた石のピースは、トウモロコシをひくための道具だった!
それから、黄金博物館やヒスイ博物館でもみた、金の首飾りは、鷲かコウモリがモチーフなのだそうだ。私はうっかり天使だと思っていた。先住民が作ったものだから天使のはずはないですね・・・。
それからスペイン大使館の入り口にもある石の球体。これは、コスタリカ南部で300年くらい前からスペイン人がやってくるまで作られていたものらしい。平均的には直径1メートルだが、20センチくらいから大きいものでは1メートル、重さ2トンになるものもあるのことで、完璧な不思議な球体。
そして展示の最後にあった、不思議な彫刻。館長さんも未完成の彫刻なのか、よくわからないと笑いながら説明してくれた。私からどう見ても宇宙人だ。




ポアス火山 Volcan Poas
volcan poas
スペインからのお客様を案内して、ポアス火山に行く。コスタリカの国立公園の中では訪問客が一番多いらしい。私は今度で3回目、いや4回目かな。前回は霧がかかってて視界ゼロだった。雨が多いコスタリカでは、絶景がみられるかどうかはお天気次第だ。
雨期に入って、朝は晴れていても午後2時くらいからは雨になることが多いので、朝早くサンホセを出発。
フアン・サンタマリア空港、アラフエラの街を通りすぎて、コーヒー農園やイチゴ畑を両脇にに見ながらくねくねと続く山道を登っていく。眼下にだんだんとサンホセの街がある中央渓谷が広がってくる。
駐車場に車をとめて、5分間遊歩道を歩くと、ポアス火山の火口展望台。案の定、火口は霧につつまれて何も見えない。おまけに、標高2700メートルとあって空気がひんやりして、ジャケットを持ってくればよかったと後悔。
しばらく待てば霧が晴れるかもしれないと一縷の望みを託し、近くにあるボトス火口湖まで山道を散策しながら霧が晴れるのを待つ。こちらは翡翠色の湖がきれいに見えた。帰る前にもう一度ポアス火山のクレーターに戻ってみると、見えた!世界最大級のカルデラ(幅1.6km、深さ300メートル)の、トルコ石のようなきれいな色の湖ともくもくとあがる煙。風向きのせいか、前回来た時のような硫黄のにおいはしなかった。さっと晴れた霧のなかから浮かび上がった光景にみとれているうち、またすぐに霧に隠れてしまったが、一瞬でも見えてよかった。
晴れている日は右にカリブ海、左に太平洋が見えるというのだが・・・。また今度の楽しみにとっておこう。

 
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